第1楽章 6月上旬。僕は家を飛び出した。21歳実家暮らしの僕は、もうこんな生活はうんざりだって家出した。 もっと言えば抗鬱薬のクエチアピンが親にみつかり、鬱は甘え…
「お帰りなさいませ、ご主人様。本日もお待ちしておりました。」 とても上品とは言えないメイド服を着た女の子が、小太りなおじさんを出迎える。 「ルミちゃん、いる?」 _…
初めてのnote投稿で『犬系彼女』という短いフィクションの物語を投稿させていただきましたが、今回それに関連して、ワンちゃんに関するすべらない話でもしようかなと思いま…
「お待たせワン🐶」 「お。おつかれー。」 「4限ちょっと長引いたワン。じゃあ今日はどこ行くワン?🐶」 「んー。どうしよっかな。」 「決めてなかったワン?🐶」 「うん。…
ティモシー ポップ
2024年6月12日 01:42
第1楽章 6月上旬。僕は家を飛び出した。21歳実家暮らしの僕は、もうこんな生活はうんざりだって家出した。もっと言えば抗鬱薬のクエチアピンが親にみつかり、鬱は甘えだの、言い訳だの言われたのが、引き金だった。東京都から出よう。僕は自転車で走った。走って走って、パンクしたから自転車を捨てて歩いてどこまでも歩いた。もう夕方になってしまった。もう緑しか見てない。いや、これが順調なのかもしれない。
2024年6月10日 01:41
「お帰りなさいませ、ご主人様。本日もお待ちしておりました。」とても上品とは言えないメイド服を着た女の子が、小太りなおじさんを出迎える。「ルミちゃん、いる?」________________________________________「コーヒーか紅茶、何飲まれ…」「ルミちゃん、シーバスハイボール。」「マエシマさん、お酒はダメだって、お医者さんに止められたんじゃないの?」「いいから
2024年6月7日 14:35
初めてのnote投稿で『犬系彼女』という短いフィクションの物語を投稿させていただきましたが、今回それに関連して、ワンちゃんに関するすべらない話でもしようかなと思いました。今回は2回目のnote投稿になります。ところでいきなり別の話にはなりますが、なぜnoteを始めたかというと、僕はよく文章を書くのですが、それは構文を維持するためです。構文っていうのは、総じて似たりよったりではあると思います
2024年6月7日 03:51
「お待たせワン🐶」「お。おつかれー。」「4限ちょっと長引いたワン。じゃあ今日はどこ行くワン?🐶」「んー。どうしよっかな。」「決めてなかったワン?🐶」「うん。まぁ、とりあえずいつもの喫茶店行こう。橋本珈琲。その後どうするかは、そこで考えよう。」「分かったワン!🐶」僕の彼女は犬系彼女だ。犬系彼女といっても、俗に言う犬系彼女ではない。某SNSで少し前にバズった、かの有名な犬系彼女