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犬のすべらない話

初めてのnote投稿で『犬系彼女』という短いフィクションの物語を投稿させていただきましたが、今回それに関連して、ワンちゃんに関するすべらない話でもしようかなと思いました。
今回は2回目のnote投稿になります。

ところでいきなり別の話にはなりますが、なぜnoteを始めたかというと、僕はよく文章を書くのですが、それは構文を維持するためです。
構文っていうのは、総じて似たりよったりではあると思いますが、人それぞれその人自身の構文を有しており、話し言葉・書き言葉ともに、それを使わないと廃れていってしまうのではないかと思います。

先にも述べましたが、僕はよく文章を書きます。
日記だったり、妄想だったり、徒然草的な随筆だったりします。
これからは、すでに書いた文章などを含め、noteというプラットフォームをお借りして投下すると思います。

失礼しました。殴り書きで申し訳ないです。僕はこんな、作家の作者あとがきみたいなことをしたかったわけじゃなくて、「ワンちゃんっていいよね」的なことを書きたかったのです。
ですので、本題に戻ります。

ある、男の人の話をします。

彼は僕の家の近くを、ワンちゃん2匹を引き連れて散歩します。主に夜、お見かけしてるんですが、彼はいつもタンクトップを着ており、筋肉がすごいんですね。まぁ、つまるところのトレーニーってやつなんですよ。歳は20代後半くらい。
上半身がめっちゃデカくて、男の僕でも
「いい男っ…♡」
と思ってしまうくらいセクシーな方です。

そのワンちゃん2匹っていうのは1匹は柴犬で、もう1匹は犬種は分からないですが、可愛らしい、柴犬と同じくらいのサイズのワンちゃんです。

初めて僕が、彼らを気に留めたとき、彼は右手に2匹分のリードを持って、左手で握力鍛えるやつを握ってたんですよ。百均とかでも売ってるやつ。
それを見て、ワンちゃんのお散歩中でもトレーニングするんだ、凄いなぁと思ってました。

でも、その1ヶ月後くらいでしょうか。
今度は彼、右手、左手にそれぞれ1匹分ずつリードを持つようになりました。でも、犬の散歩中のトレーニングを諦めたわけではありません。なんと小さめの鉄アレイを1本ずつ、両手に持って、同時にリードも握りしめてるんですよ。多分、2.3kgくらいの。
僕は更に感心してしまいました。基本的にリードは離しちゃいけませんから、鉄アレイ持ってて疲れたからって、手を離すわけにはいきません。
こんなにも自分を追い込むんだ、でもちゃんとワンちゃんの散歩はして、偉いな〜と思いました。

その2ヶ月後くらいでしょうか。久しぶりにお見かけすることがありました。
今度は彼、両脇にワンちゃんを抱えていました。
中型犬を両脇に。

ワンちゃんたちは、肉厚な彼の腕に包まれながら、顔は困惑しているように見えました。

それじゃあ、散歩の意味がないだろ…。

思わず頭の中で、つっこんでしまいました。


おしまい

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