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子供におすすめ児童書「しょうぶだしょうぶ!―先生VSぼく」

ものすごく久しぶりにおすすめ児童書の紹介。

今回の本は「しょうぶだしょうぶ!―先生VSぼく」。

ひょんなことから、2年生のイサムくんと担任の上山先生が勝負をすることに。勝った方は、負けた方のいうことを聞くルール。クラス全員が見守る中、お昼休みに勝負開始!さてさて勝負の結果は…?というお話です。

小学1年生からはひらがなが読めれば自分で読めそう。難しければ読んであげても。私は次男が年長の頃に読み聞かせしてあげました。とっても面白い本で、子供も気に入り、何度か図書館で借りています。

小学生のときって、先生に対して「なんでだよ!?」って思うこと、ありましたよね?納得いかないこと、ありましたよね?

でも、自分もふくめ、大抵の子供が、それをぐっとこらえて先生の言うことを受け入れていると思います。

しかし!

この本に出てくるイサムくんは勇猛果敢に先生に勝負を挑みます。まずそこがかっこいい。勝負の結果いかんにかかわらず、先生に異議をとなえて戦おうとするイサムくんの姿に、子供は(私も)スカッと爽快な気分になります。

その後の勝負も臨場感あふれる描写で、手に汗にぎる展開!イサムくんを応援しつつ、「先生、もうちょっとがんばれよ!」って思ったり。

笑える本ですが、「子供vs先生」という設定がおもしろいので、読書感想文の本に選ぶと、けっこうユニークなものが書けるんじゃないかなとも思います。




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