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読書暮らし

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2019年9月の記事一覧

短編びいき

最近、短編集がすきです。

前は長ければ長いほどいいじゃんって思って分厚い本ばかりを探していました。

そのほうがより世界感が構築されているし、登場人物に感情移入できるから。

だけど、このところは短いなかでも頭の中に情景が浮かんで、結末まできちんと持っていけるのってすごい……!!と今更ながらに思うようになったのです。

まだまだいろいろなお気に入りを探して読む日々だけど、最近のいちばんよかったの

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そこはあたたかくてほっとする場所/『古道具 中野商店』

そこはあたたかくてほっとする場所/『古道具 中野商店』

岡山県を訪れたときに古道具屋さんを見つけた。

骨董屋さんと古道具屋さんの違いはわからないけど、どことなくくすんだモヤのかかったような店内や、黄ばんだ古い本独特の香りが妙に懐かしくて落ち着く店。

店内では、店員さんたちが売り物でもあるソファーに腰掛けて雑談をしていた。サボってる、という感じではなく、どこまでもラフな感じでなんだかそのゆるい空気感も相まって、心置きなく品物を手にとっては見ては歩いた

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河のほとりで

河のほとりで

一度「だいすき」って思うと、結構一途になっちゃうタイプだ。

こまめに情報はチェックするし、舞台になった場所や登場アイテムも検索するし、自分であれこれ考えるだけじゃなくて、他の人も感想も気になるし、ハマりたての少しずつ自分のなかに愛したコンテンツの知見が貯まってゆくのが何より嬉しくて、好きになったらとことんの気質でよかったなあと思う。

もう完結してしまったものをあとから知って、ぜんぶ溢れていると

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わたしと柚木麻子さん

料理が出てきてとびきり元気が出る本で何かおすすめあるかな?と聞かれたときに絶対に名前をあげる本があります。

柚木麻子さんの『ランチのアッコちゃん』。

ビタミン小説とも呼ばれるくらい読後には元気になれるこの小説は、わたしが初めて柚木麻子さんの作品に触れた出合いの物語でもありました。

【あらすじ】
屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれ

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大人になんかなりたくない/ピーター・パン

大人になんかなりたくない/ピーター・パン

ちゃんと見たのはいつが最後だったかもう覚えていないけど、なんて夢のある話なんだろうとわくわくしたことは覚えている。

夜中に突然大人にならない少年とキラキラ光るきれいな妖精が訪れて、そのまま夢の島に空を飛んで連れて行ってくれる。

インディアンと一緒に踊ったり、ご飯を食べたり、みんなで毎日おしゃべりして、海賊はちょっとこわいけど、ひたすらに楽しそう。

最後は危ない目にも逢うけど、必ずピーターパン

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