半年でマネージャーへ昇格。執行役員の肩書きを捨て“計画された偶発性”で辿り着いたTimersでのキャリア。
こんにちは!Timers広報担当です。
Timersは子供がいる女性向けのキャリア・金融教育サービスや、家族アルバムアプリを展開するライフデザインブランド「Famm」を展開しております。
よりTimersを知っていただくため、メンバーのインタビューを掲載していきます。今回は入社半年でマネージャーへ昇格された大井川を紹介します!
流行り廃りのあるものではなく、人の人生やキャリアに拘っていきたい
ーー入社半年で社内の“リーダー”ポジションを超えて“マネージャー”へ昇格する活躍をされていますが、これまでどのようなお仕事をされてきたのでしょうか?
これまでキャリアコンサルや、事業開発、商品開発、マーケティングなど幅広く経験してきました。
ファーストキャリアでは、流行り廃りのあるものではなく、人の人生やキャリアに拘っていきたいという思いがあったので、人材紹介事業のキャリアコンサルを選択しました。
大学の友人は大手メーカーや外資企業などに就職するケースが多く、自分は稀なタイプだったと思います。入社2年目でMVPを2回獲得するなど数値にコミットして働いていました。
その後リーマンショックで、各社中途採用がストップしてしまい、人材紹介事業の売り上げが半減しました。ニーズがない状況下での仕事は非常にやりづらく、それであればこのタイミングで別の環境に行くことを考え始めました。人材紹介事業では主に第二新卒を扱っており、ファーストキャリアで会社を選ぶ際にもっと色んな選択肢を持つことができたらミスマッチが防げるのではないか、社会に出る前のフェーズでもっと拘っていきたいという思いで、以前から興味のあった教育業界にチャレンジすることにしました。
ーーその後のキャリアで、最終的にはベンチャーで執行役員を経験されていますが、そこまでにどのような経験をされていたのでしょうか。
教育業界に身を置いた後、ITベンチャーで社員数5名以上の会社にいくか、新規事業をまかせてもらえるような会社で数年実績を積んで独立したいと考え、より裁量を持って多くの経験を積むことが出来るITベンチャーに転職しました。そこでは新規事業である土地活用の一括比較サービスの立ち上げを一人でゼロから行いました。入社当初決まっていたのは、「土地活用の分野であること」と、「基礎となるHPが作成されていること」のみでした。
そこから、どのような料金設定にするか、どのような情報を掲載するか、営業活動のリストを作成し商談をしたり、SEO対策の記事の作成などできることはなんでも一人で行い、0→1のフェーズから事業をグロースさせていきました。
その後、別の会社を買収したことで、会社の方針などがガラッと変わりました。自分も成果を出したタイミングだったので、別のスタートアップベンチャーで執行役員として、介護美容領域の教育と人材紹介の責任者としてチャレンジすることに決めました。
その会社は介護業界に美容を提供していくビジネスをしており、介護の人材紹介、介護士がメイクや美容スキルを身につけることができるスクール事業、スクールを卒業した方が美容を提供する訪問美容の3つの事業を行っています。人材紹介しかなかった時期に、自社のポータルサイトやLPの制作のコンサルをしていましたが、最終的には人材紹介事業全体と営業部マネジメント、全事業のマーケティングを担うようになりました。
人材紹介事業、教育事業、マーケティングなど、これまでの経験が、この事業を行うためにやってきたんじゃないかと思うくらい綺麗にハマりました。「計画された偶発性」という言葉がありますが、現在のキャリアを意図して作ってきた方は20%以下で、それ以外はその時、その時出来ることをこなしていくことで、その後道が開けてくるということ。それはまさにTimersへの転職においても一緒だなと思っています。
自分をもう一段成長させるために
ーー執行役員で裁量を持ってご活躍されていたかと思いますが、なぜTimersに転職しようと思ったのでしょうか?
介護美容という分野領域については、考え方や狙いのポイントには共感していましたが、よりこれからの時代を作っていく世代に向けた事業に携わっていきたいと考えていました。
そんな中、転職活動は積極的にしていなかったのですが、大変信頼しているヘッドハンターの方からLinkedInでお声がけいただき、Timersを紹介されました。
Timersが展開している子供がいる女性向けのサービスはまさに自身が携わっていきたいと考えていた領域なので、一度話を聞いてみることにしました。
カジュアル面談で代表の田和とCOOの栗城から事業内容や今後の展開などを伺う中で、よりいっそう興味を持つことができましたし、これまでの自分の経験が活かせそうと思うポイントが多いと思いました。
面談や選考を通じて、Timersで働きたいと思った理由は三つあります。
一つ目は、代表の田和、COOの栗城と話す中で、非常にロジカルだし、根拠は数字に基づいているし、質問の回答するにしてもなぜそれを聞きたいのか背景から汲み取ってお話しいただけました。こういうスタンスの人と一緒に働ける環境なら、自分ももう一段成長できそうだと思いました。
二つ目は、当時のビジョン「古き良きを新しく、時代を超えた価値を創造する」に共感したからです。新卒就職活動の時もそうですが、ものとか流行りに興味がなく、人の心理に興味を持っていたからです。尚、2022年よりビジョンが「社会の二項対立を溶かす」と刷新され、言葉や表現は変わりましたが、新しいビジョンも会社の目指すべき方向性としてとても適切な表現だと思っています。
三つ目は、事業の戦略がしっかり考えられていたことです。
オンラインスクールを卒業した方にオンラインアシスタントとして働く機会を提供するなど、競争優位性を得るためにオペレーションの部分を工夫している点は新事業の競合優位性をきちんと考えて展開されているんだなと感じました。
自分自身「これがやりたい」というものはなくて、「成長出来る環境」で「優秀な人たち」と「ものとか流行りではない本質的な考え方」を持って働くという方が大事だと思っていたので、この会社で事業企画・推進を担っていきたい、と思えたのだと思います。
入社してから半年でリーダーを飛び越えてマネージャーへ
ーー入社して半年経とうとしていますが、入社前と入社後でなにか印象変わりましたか?
想像以上のスピード感と、データドリブンな進め方だと思いました。
スピード感でいうと、入社1週間で、新規のマーケティング施策の導入に関してのシミュレーションをしながら、商談の同席をし、自身でも商談出来るように練習をするというのを同時に進めていました。実際の商談は入社1週間程度で行いました。
データドリブンに関しては、新しいマーケティング施策の導入を検討する際にシミュレーションを立てたのですが、費用や単価で考えるのではなく、実績と未来予測を踏まえたROIで何をどこまで踏み込むか、と流動的に考えていくのが印象的でした。継続期間や他の施策と比べた場合など今データがない中でも可能な範囲で情報を得て、仮説を立て、その仮説の元でうまくいかなかった場合の想定数値を出して、COOの栗城に提案したのですが、「こんな視点もあるのか」という所まで、新しい視点・仮説なども含めフィードバックを貰って、最終的に導入の意思決定に至れたというケースがありました。もちろん、その中で往復は一定数ありますが、これだけスピーディーに、かつ適切にフィードバックを貰える環境なのだ、と驚きました。
ーー現在見られている事業「Fammオンラインアシスタント」について教えてください。
WEBデザインや動画編集、広告運用、事務作業まで、幅広い業務を依頼可能な「Fammオンラインアシスタント」※という法人向けのサービスでプロダクトマネージャーをしています。
入社当時は、立ち上がってまだ数ヶ月というフェーズ、まだまだ分析できるデータや実績も少なく、数字も十分整理されておらず、お客様からの反応は良いけれども、なぜそこが本当にうまくいっているのかなどが見えてこなかったので、3ヶ月くらいで数字面を整理しました。その数字を元に、例えば平均継続期間を増やしていくためにどうしていくか、単価をあげる、申し込み率をあげるなどをKPIに落とした時にそれぞれのKPIを達成するための方法を具体的に考え決めて、チームメンバーと一つ一つ進めています。
※「Fammオンラインアシスタント」
お客様の日々の業務の悩みに対して、優秀なオンラインワーカーの中からご希望の「業務」「コスト」「稼働時間」のヒアリングを行い、ニーズに合ったオンラインワーカー、プランをご紹介します。月額4万円(税別)〜(※次月以降月額7万円(税別)〜)でご利用開始いただくことが可能です。
ーー半年でリーダーを飛び越えてマネージャーへ昇格されましたが、どんなお気持ちでしたか?
正直、とても驚きました笑。プロダクトマネジャーからステップアップすると「リーダー」ポジションがあることは知っていたのですが、更にもう一段先の「マネージャー」と言われるとは思ってもみなかったです。求められる水準がそれだけ高いので不安な要素もありますが「やるしかない!」という気持ちで頑張っていきたいと思っています。
他社だとマネージャーはメンバーマネジメントや管理が多いと思いますが、Timersではその二つに加えて事業責任を背負う・事業開発を誰よりも推進していくというところが入ってきます。ただその点は、プロダクトマネージャーだけの肩書きでも求められていますし、しっかりやろうと思っていた部分なので、より一層大局観を持ちつつ、より精度高く、早くを意識していきたいと思っています。
ーー基本的にはリモートワークでお仕事をされていらっしゃいますが、メンバーとの仕事の進め方など気をつけているポイントなどありますか?
遠隔だとしてもサボっていたとしてもきちんと目標や期待値に対してアウトプット(結果)が出ていれば問題ないと考えています。
管理は基本的にはせず、レスポンスは早くしようねとか、報告や入力はしっかりやろうねとかは定期的にメンバーには伝えています。
今後マイクロマネジメントをしなくても良い仕組みやルールを出来るだけ作っていきたいと思っています。
また、毎日ではないのですが定期的に1on1をオンラインで実施したり、メッセージのやりとりでなんとなく感情が見えたりする時もあるので、困ってそうだとか思っていることがありそうであれば、直接聞いたりもしています。
オンラインアシスタント領域で「二項対立を溶かす」を一歩も二歩も進めたい
ーーこれからTimersで成し遂げたいことはありますか?
オンラインアシスタント領域で「二項対立を溶かす」を一歩も二歩も進めたいと思っています。
地方の方が都心の仕事を見つけることってなかなかできないことかなと思います。自分の周りを見ても、地方だと車で出勤してITやデジタルをあまり使わないようなパートのお仕事をするという選択肢が多いようなイメージがまだあります。
在宅で隙間時間でPCに向かってできる、地方で相対的に報酬条件の良い都心の仕事ができる、子供がいる女性もダブルワークやトリプルワークできるなどそういう選択肢をもっと増やしていきたいと思っています。
ーープライベートでも変化があったとお聞きしました。今年の8月育休を取得予定とのことですが、育休取得に際して不安などありましたか?
Timersでは男性育休を1ヶ月義務化と給与補填※が福利厚生として導入されているし、代表自らが積極的に取得しているので、育休を取得する事自体に関しては、不安はありませんでした。妻もその話を聞いて大変喜んでくれました。
ただ、育休取得中どうしたらチームメンバーが不安に感じず、円滑に業務を遂行出来るか今から考えています。
※男性の1ヶ月間の育児休業取得を義務化、育休期間の1ヶ月分の特別補助を支給
終わりに
ーー どんな方とこれから一緒に働きたいですか?
三つあります。
一つ目は、主体性の高い人。自分から積極的に動く人でないと一緒に働くメンバーが大変だし、仕事をしていても楽しくないと思います。人から刺激を受けて自身も成長できると思っているので主体性のある方と一緒に働きたいですね。
二つ目は、短期的に稼げば良いや数字出せば良いやで考える方ではなく、長期的に本質的な価値やお客様の気持ちや仲間の気持ちを考えてやっていける倫理観のある方と一緒に働きたいです。
三つ目は、真剣にふざけられる人が良いですね。ただ真面目にやっているのではなくて、時に笑いがあったりするとエネルギーが自然と湧いてきます。そういった発想や行動が出来る遊び心のある方と働きたいです。
ーー ありがとうございました。マネージャーとしての活躍を期待しています!
TimersではPMを募集しています。この記事を読んで興味を持っていただけた方は是非カジュアルにお話ししましょう!
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