解雇規制緩和で、専業主婦は絶滅か?

今までは、日本の大企業は、アメリカほど解雇規制は緩くなく、リストラも退職希望者を募るやり方が多かった。指名解雇は、中小企業は法令を無視してやるが、大企業はマスコミからの批判を恐れてなかなか踏み込めなかった(追い出し部屋などグレーな手段はあったが)。そのため、男性が働き、女性が家庭を守るという仕組みも一応は機能した。

しかし、解雇規制緩和で、もはや男性は、正社員の女性としか結婚したくないと考えるだろう。自分が解雇されたら、一家が破綻することになる。しかし、配偶者が正社員(もしくは資格専門職)ならば、なんとか危機を乗り越えられる。

解雇規制緩和で、専業主婦は絶滅すると思う。

もはや、男性が経済的に女性を守るなど、夢物語だ。どんどん雇用は厳しくなり、自分を守ることで精一杯だ。今、もし、私が婚活をやっていたら、専業主婦希望は真っ先に候補から切り落とすだろう。女性にも、安定した雇用と年収を求めるしかない。もちろん、男性も家事育児をやるのは義務となる。

イブリースさんも書いていたが、解雇規制緩和を支持する人たちは、仕事が苦手だけど大企業勤務で年収がそこそこ高い人を、どうも憎んでいるようだ。なぜ、ここまで日本人は精神的に余裕が無くなり、誰かを攻撃したくなっているのか?私にはわからない。

小泉進次郎と河野太郎の二人だけは、絶対に総理大臣にしてはいけない。奴らが総理大臣になれば、失業者は増えるだろう。

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