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山口県宇部市在住の24歳 認知症の祖母の介護をしていた老孫介護の元当事者です。 20…

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山口県宇部市在住の24歳 認知症の祖母の介護をしていた老孫介護の元当事者です。 2023年10月初旬に1年＋αに及んだ祖母の介護が終わり、現在は以前働いていた遺品整理のアルバイトの経験を活かし、整理を頑張っています。

オワリ始まり39 「要介護5」

2024年2月21日水曜日 僕は祖母が退院して以来、久しぶりに祖母と父と晩御飯を共にすることにした。 ちなみに今日のタイトルである「要介護5」というワードだが、退院後に祖母が受けた介護認定の結果である。 介護保険の勉強で得た知識から、そろそろ認定結果がわかる頃だとわかっていたし、確実に要介護度があがることはわかっていたが、まさか要介護3から一気に5になるとは… 祖母は要介護5とはいえ、父の肩や手を借りれば短距離であれば自分の足で歩くことができる。しかし車の乗り降りは父

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    • オワリはじまり38 「久しぶりの祖母と孫の関係」

      1月13日の午後3時半に僕は洗濯済みのタオル数枚を病院に持って行った。 最近の記事でよく書いているが、今回もあまり面会に行く気にならなかった。 「どうせ、今回も元気ないんだろうな」 「そんな姿みてると、こっちまで元気がなくなるんだよな。」 病院まで運転する間、僕はこんなことを考えていた。 面会時間は14時から17時までの間。 僕は午前中に整骨院に行き、家についたのは13時過ぎだったが15時まで昼寝することにした。 きっと面会が楽しみなら昼寝などせず、14時に病院に到

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      • オワリはじまり37 「3連休2回目の面会」

        1月8日、前回に引き続き今日も1人で面会に行った。 2日前に父から「〇〇、3連休は土曜と月曜ぐらいは、面会に行ってくれんか？」と言われていたので、父の希望通り行くことにした。 昼過ぎに家を出発した。 病院に行く前に、ホームセンターで年末壊れた仕事用の腰掛け、隣接するスーパーで昨日の買い出しで買い忘れていた食材を買うことにしたのだが、スーパーにいる時にふと「ばあちゃんになんか買おうかな？」と考えたが、これまで色々な食べ物を病院に持って行ったのにも関わらず、祖母はジェスチャー

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        • オワリはじまり36 「決断」

          数日前、僕は今後の祖母の人生を大きく変えるかもしれないある決断をした。 脚の手術が無事終わり、これからは骨折前の状態とはいえないものの、自分意思で歩けるようになるためのリハビリなのだが、そのリハビリを今後も引き続き病院で行うのか？それとも施設に戻って、施設でリハビリを続けるのか？というものだ。 ちなみに設備面で言うと、施設よりも病院の方が優れたものを提供している。 遡ること、先週の金曜日。 僕は仕事終わりにケアマネから前述の内容を説明された。 僕は即答で施設に戻って、でき

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        オワリ始まり39 「要介護5」

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          オワリはじまり35 「ないものねだり」

          年末年始休暇も明日で終わり、明後日からは仕事が始まる。 今回の年末年始は29日から31日にかけては、女王様に会って在宅介護時代のお礼がしたいと理由をつけてカフェ巡りをしたり、スリランカ人の親友Nくんが埼玉県から大学時代を過ごした山口県に遊びにきたので我が家に2泊し、たくさんの人や場所に行ったりしてなかなか充実していた。 しかし、Nくんとバイバイしてから今日にかけて、僕はなんとも浮かない気持ちでいっぱいである。今日はMさんの家でおせちをたべて、少し早いが誕生日プレゼントとし

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          オワリはじまり35 「ないものねだり」

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          オワリはじまり34 「もしかして、あれは認知症の前兆だった？」

          前回の日曜日にMさんの家に行った際、僕は話の流れでMさんにこんなことを言った。 「Mさんさ、あのね。俺が大学4年の時によくばあちゃんの家に言ってたんだけど、実はあの時からばあちゃん謎の行動をしていたんよ。」 という、言葉の後にその当時の僕が感じていた「あれ？」という違和感を持った2つの行動をMさんに伝えることにした。 その話をMさんにすると… 「多分その時〇〇さんは認知症予備軍だったんだよ。早く気づいてあげてたら、予防できたかもね。〇〇ちゃん、ブログ書いているんだった

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          オワリはじまり34 「もしかして、あれは認知症の前兆だった？」

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          オワリはじまり33 「面会 on the Christmas Eve」

          12月24日日曜日の夕方、僕と父は祖母が入院している病院に向かった。 インスタなどを見てみると、恋人がいる友達は恋人からクリスマスプレゼントをもらったり、美味しそうなご飯を食べている投稿が多い。僕も本当はそのような過ごし方をしてみたいが、僕のNoteにたまに登場する女王様は2学期が終わったばかりというのに、部活が入っていて会えないとのことだった。九州なんて行こうと思えばすぐ行けるのに、関門海峡とお互いの予定が邪魔をする。 そんな僕のクリスマスイブはアメリカやフィリピンのよ

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          オワリはじまり33 「面会 on the Christmas Eve」

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          オワリはじまり32 「祖母の数珠を持って…」

          祖母が足の手術を行った12月20日の早朝、祖母の妹が亡くなった。 祖母の家系的に心臓や血管の病に苦労する人が多いのだが、祖母の妹はここ1〜2年ぐらい悩んでいた。そして2ヶ月前ぐらいからは、妹の娘（父の従姉妹）から「いつその時が来るかわからない状態」であることを聞いていた。 今年は1度ぐらいしか会っていないが、「身体は衰えているが、頭はばあちゃんよりもはっきりしている。」という感じだった。その時点ではまさか祖母よりも早くその時を迎えるとは想像できなかった。 そんな祖母の妹

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          オワリはじまり32 「祖母の数珠を持って…」

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          オワリはじまり31 「父経由で祖母にある物をプレゼント」

          遡ること3日前の12月20日水曜日、僕は父経由で祖母にある物をプレゼントした。 そのプレゼントとは「想い出ファイル」である。 この想い出ファイルを渡すというアイデアは、数ヶ月前にMさんから提案されていた物である。このことについて、僕はすでにNoteで書いた気でいたのだが、過去の投稿のタイトルを確認したところ、どうやら書いていなかったようだ。 そこで今日の投稿では ・想い出ファイルとは？ ・想い出ファイルの存在意義 ・想い出ファイル製作に必要なモノ ・想い出ファイルの中身

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          オワリはじまり31 「父経由で祖母にある物をプレゼント」

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          オワリはじまり30 「内科医からの電話は突然に」

          12月18日月曜日の昼休み中、僕の携帯に不在着信が入っていた。 電話番号から見て携帯電話からの発信だということはすぐにわかった。 普段メッセージやSNSアプリでの電話でやり取りする僕は、基本的に知らない番号からの不在着信は無視をすることが多い。 しかし、今回に関しては祖母の入院手続きの際に僕の携帯番号を何度か書類に書いたことや、またその電話番号から短いスパンで3回も発信されているという点からすぐに出ざるを得なかった。 「どうせばあちゃんが暴れたんかな？でもなんで携帯から？

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          オワリはじまり30 「内科医からの電話は突然に」

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          オワリはじまり29 「入院は突然に」

          12月16日正午、僕の携帯にケアマネからの不在着信が来ていた。 介護保険の勉強のため、集中力を保つために携帯をあえて別室に置いていたため、電話がかかってきたことを知らなかった。 祖母を施設に入れてから、初めてのケアマネからの電話。 在宅介護中もそうだったが、ケアマネから電話が僕に直接連絡がくるという状況は基本的に良いことではない。 「こりゃ、ばあちゃんに何かがあったな。」 「わざわざラインではなく電話をしてきたということは、俺がこれから病院とかに連れていくパターンかな？」

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          オワリはじまり29 「入院は突然に」

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          オワリはじまり28 「父の誕生日経由で思ったこと」

          12月14日木曜日、今日は父の55歳の誕生日である。 家族あるあるなのかもしれないが、今日の午後まで何歳なのかわからなかった。 50代だということはわかっていたが、父のSNS経由で父の正確な年齢がわかった。ちなみに母の場合も、生年月日はわかっているが計算がだるく曖昧になっている。 以前投稿した下記の投稿で僕は、母に対してこれまで僕は誕生日プレゼントをあげたことがないことを書いたが、母同様、父に対してもこれまで誕生日らしいことをしてあげたことがない。 現在僕は父と2人暮らし

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          オワリはじまり28 「父の誕生日経由で思ったこと」

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          オワリはじまり27 「おふくろの味を昼休憩に食す」

          12月8日の昼休憩、僕は我が家から持参したおにぎりを2つ食べた。 現在働いている会社では、なぜかお昼ご飯に自宅から持参した手作りおにぎりを食べている人が多い。 その理由は至ってシンプル、「時間がない時に片手で食べることができる」というものだ。 確かに教育係のKさんも社長も休憩時間中と思える時間帯もドタバタしているし、僕も稀に12時ジャストに休憩！と行かず、5分とか10分に休憩に入ることもある。 でも、我が社は基本的に「休憩時間中はきちんと休むべし」という風潮なので、僕はそ

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          オワリはじまり27 「おふくろの味を昼休憩に食す」

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          オワリはじまり26 「これがシュガークラッシュというもの？」

          12月4日、僕は初めて1日フルで有給を取ることになった。 病院の診察が朝一だったので本当は午前中のみの時間給を取る予定だったのだが、この日の僕は体調がすこぶる悪かった。原因は自分なりにある程度特定できていたので、病院に向かう前に念のために検温と会社から支給されていた検査キットで検査をしたが、どちらも異常はなかった。 診察が終わった後僕は家に帰り、出勤時間までの数時間寝て様子を見ることにした。そして、体調が少しよくなったことを確認した後、車に乗り込み会社に向かった。 少し

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          オワリはじまり26 「これがシュガークラッシュというもの？」

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          オワリはじまり25 「僕がここまでNoteを投稿し続けている理由」

          12月4日、僕は今日がNoteを開設して1年が経ったことを通知で知った。 Noteを開設した当初はミニマリズムや遺品整理について書いていこうと思ったが、結果的には僕の記事の多くは祖母の認知症や介護に関するものとなっている。 ちなみに僕が記事を書くときに意識しているのは1つ。 「真実を嘘偽りなく書くこと」である。 本当は祖母の介護や認知症について面白おかしく書いたり、 映画みたいに物事をハッピーエンドで終わらしたり、 Noteでお金を稼ぐためにいいねやコメント、PV数を上げ

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          オワリはじまり25 「僕がここまでNoteを投稿し続けている理由」

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          オワリはじまり25 「我が家に残る、祖母vs認知症の形跡」（1700文字越）

          祖母が我が家から施設に引っ越して明日で2ヶ月が経つことを思い出した。 今思い返すと、まだ完全には終わってないが父と協力して生前整理を行った結果、我が家からたくさんの家具やモノが無くなり、我が家、特にリビングは本当にすっきりした印象である。 しかし、逆にいうと、現在の我が家は祖母が住んでいたとき、そして祖母が認知症になり僕と父が認知症介護で大変だった頃に存在していた「祖母らしさ」が少しずつ消えていっていることを意味する。 モノが少ない環境を好む僕とモノが捨てられない祖母が共

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          オワリはじまり25 「我が家に残る、祖母vs認知症の形跡」（1700文字越）

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