オワリはじまり26 「これがシュガークラッシュというもの?」

12月4日、僕は初めて1日フルで有給を取ることになった。

病院の診察が朝一だったので本当は午前中のみの時間給を取る予定だったのだが、この日の僕は体調がすこぶる悪かった。原因は自分なりにある程度特定できていたので、病院に向かう前に念のために検温と会社から支給されていた検査キットで検査をしたが、どちらも異常はなかった。

診察が終わった後僕は家に帰り、出勤時間までの数時間寝て様子を見ることにした。そして、体調が少しよくなったことを確認した後、車に乗り込み会社に向かった。

少し寝て体調が良くなったとはいえ、体調は万全ではなかった。
会社に隣接するコンビニで教育係のKさんがタバコを吸っていたので、Kさんに事情を話し、その後会社に到着した後すぐ、社長にも同じ内容を話したのち、僕は2人の指示のもと仕事を休み、病院に行くことにした。

病院には元々別の用事で数日中に行く予定だったのだが、今回の件で行く日が前倒しになった感じだ。医師には先ほどKさんと社長に伝えたことに加え、僕なりに感じたこの体調不良の原因を伝えることにした。ちなみにその日はポカリを枕元に置き、ずっと寝ていた。

その日はお酒を一滴も飲まなかった。
僕にとってお酒は1日の楽しみの1つであるが、同様に「健康のバロメーター」でもある。体調が悪いとあれほど大好きなお酒が飲みたくなくなるので、その時の自分は相当体調が悪かったのだろう。

前述にて、僕は医師に僕なりの原因を伝えたことを書いたが、僕が思うに今回の体調不良の原因は「シュガークラッシュ(Sugar Crash)」だと思う。大学時代にアメリカ人の留学生の友人であるPくんが教えてくれた言葉で、確か砂糖を大量摂取した後に吐き気などの体調不良が起きると言っていたことを覚えている。

実はこの日の前日である3日に、僕は家事などのその日家でしないと行けないことを終わらせた後、隣町のショッピングセンター内にあるスターバックスで下記の記事を書いた。

スターバックスではVentiサイズのフラペチーノを飲んだのだが、スタバを出た後に僕は同じショッピングセンター内にある輸入食材が売っているお店で僕が大好きなアメリカ製のジュースを3本買い、そのうち1本を家に帰る道中に飲んでしまった。

正直、この時点で結構な糖分を摂取してしまっている。
家に帰った後はお風呂、食事、そして就寝するだけ、というストレスレスな生活を送るつもりだったのだが、入浴中に僕の身体にある異常が起きたのだ。

その異常とは3つある。
まず入浴し初めてすぐ、謎の悪寒が僕を襲った。
あったかいお湯に浸かっているはずなのに、なぜか寒いのだ。

「身体を温めないと」と長めに湯船に浸かっていたのだが、
そんな僕に今度は強烈な倦怠感が襲った。そしてその後すぐに両手(薬指と小指)に痺れを感じるようになった。

ちなみにその症状が出始めたタイミングで父が帰宅。
このままだとやばいと思った僕は、どうにか自力で浴槽と脱衣所を脱出し、父にその日作ったカレーと冷凍保存していたご飯を温めて食べるよう説明した後、僕は身体と心が求めるまま、自室で横になってただただ安静にすることにした。

この出来事を境に、僕は砂糖に対して恐怖心が少しだけ芽生えた。
別に現時点でも時々甘いものを摂取するのだが、その量は以前と比べると明らかに減少した。別に大量の砂糖を短時間で摂取しない限り、シュガークラッシュは起きないらしいのだが…

親友にこの出来事について話すと、「数年前の〇〇はもっと砂糖を摂取していたと思うけどね。」と言われた。

確かに学生時代は今でもたまに愛飲しているエナジードリンクを毎日、しかも1日に数本飲んでいた。しかし、祖母を介護している頃から水を意識的に飲むようになり、エナジードリンクはあまり飲まなくなった。

まあ今回の体調不良はシュガークラッシュに加え、仕事などからくるストレスや疲労感も影響しているのかな?とも思う。勉強の習慣は未だ続いているが、勉強に費やす時間を考える必要があるのかもしれない。

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