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良い印象であれば報告が増える 簡単な印象操作で話されやすい人になろう

こんばんは、アドバイザーのこうたです。

私は人真似が得意で、部下に対する接し方、クライアントとの話し方などは、尊敬するかつての先輩たちを意識して行なっています。



以前に似たような記事を投稿しましたが、今回はビジネス視点というより、人間性の部分に焦点を置いています。





1.尊敬する人の口癖・印象

「いいよいいよ」

「いいよ!」

「おお、大丈夫」

「こっちでやっとく」

「気にせんでええよ」


何人かの先輩を思い浮かべると、このようなセリフが自然と脳内再生されます。

お世話になっている人というのもありますが、イメージとして刷り込まれているからです。



皆さんも、周囲にいる尊敬できる人を思い浮かべてみてください。


優しい表情
厳しい指導
頼りになる背中
安心できる言葉


などなど、パッと思い浮かびませんか?

これってかなりすごいことなんです。



では、分かりやすい例を出してみましょう。

嫌いな人を思い浮かべてみてください。


ウザイ
口うるさい
不潔
無能
性格悪い


何かしら一瞬で思い浮かぶと思います。

負の印象は強く残りやすいものですが、それと同じくらいにプラスの印象が残るということは、それほど心動かされている証拠です。





2.人は報告をする前に相手の反応を予想する

部下が上司に報告をする時、上司がどんな反応をするだろうと事前にシミュレーションをします。

これはできる人ほどする傾向にあり、相手の返しに対して適切な回答をするためだったり、お説教に対する事前の心の準備だったりのため。



重要なのは、悪いイメージが先行してしまう場合、報告を避けてしまう心理が働いてしまうこと。

または虚偽の報告、省略した報告をしてしまいます。


しかし良いイメージができると、頼りたくなる心理が生じます。

頼るとまではいかなくとも、何か打開するためのきっかけになればと話したくなるものです。



イメージだけで行動心理にまで働きかけられるのですから、意識しない理由はありません。

これらは部下と上司でなくとも、会話のきっかけという意味で共通します。

つまり、男女であっても先輩であっても、なんであってもプラスに働くのです。




3.どうでもいいことに優しくなる

プライベートであれば、どうでもいいことは適当でも、重要な部分で優しくあれば「いざという時には頼りになるやつ」と評価されます。

しかし部下と上司であるなら、重要な時に優しくなるのは好ましいと言えません。


重要なのは印象を刷り込ませることです。

基本的に仕事上で使われる感情は、優しさと怒り。


怒りの印象が根付かないように頻度と大きさを減らします。

小言が多かったり、怒鳴り散らすような怒りはそもそも意味のない行為ですしね。


一方で優しさに大きさはないので、小さなことで数を増やします。

どうでもいい小さなことでいいんです。

仕事に直接関係していなくてもいい。


このようなバランス調整をするだけで、印象は簡単に変えられます。





4.行動ではどうにもならないのも印象

今回は一つの手法として紹介しましたが、そもそも印象って簡単に変えられません。

元も子もないことを言いますが、人間性が無意識に表に出るものが印象として相手に伝わります。


しかし、状況を改善してなんとかしようという気持ちが大事で、そういうところから印象は変わっていきます。

何かのきっかけを探している人は、ぜひ試してみてください。


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