パンプアップ

パンプアップは筋トレを行なっていない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか。ボディコンテストでボディビルダーはステージに立つ前にステージ裏で筋肉を大きく見せる為に一時的に筋肉を張らせます。この状態をパンプアップと言います。

〈パンプアップのメカニズム〉
エネルギーを消費後、筋肉中に乳酸や二酸化炭素などのATP再合成による代謝物質が貯まり、これらの濃度が高まります。これら薄める為に血液中の血しょうが筋内に流れ込みます。これによって筋肉が水膨れ状態になります。これがパンプアップまでの流れです。

パンプアップ状態の持続時間は10分〜15分と言われています。トレーニング後に一時的にだけ筋肉が張っているのはこの為です。

パンプアップさせるトレーニングとしては筋肉を疲労させないといけない為、中重量高回数で行うことがオススメです。ATP再合成による代謝物が溜まることによってパンプアップする為、糖質や脂質などのエネルギーはしっかり摂りましょう。また、水分も重要です。

勘違いをしてほしくない事はパンプアップ=筋肥大ではないという事です。しかし、パンプアップが筋肥大に必ずしも無関係ではないと私は考えていて、パンプアップするという事はその対象部位にうまく効かせられているということなので、効かせられているかの目安などには使えると思います。

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