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コーヒーと音楽 Vol.50

Karen Dalton - When a Man Loves a Woman

追記:貼り付けていた歌詞は削除しました(2022/08/20)

記念すべき「コーヒーと音楽 Vol.50」はちょうど節目にふさわしい名曲で。

この声。ハスキーで力強くもあり弱くもあり。複雑でどこまでも深い声。

歌い手はKaren Dalton。原曲はPercy Sledgeが1966年にデビューシングルとして発表した作品。その5年後の1971年にKarenは彼女のセカンドアルバムIn My Own Timeにこの曲のカヴァーを収録しました。

原曲が素晴らしいのはもちろんですが、素直に言ってしまうと僕個人はKaren Daltonのこのカヴァーの方が間違いなく好きです。これは本当に稀な例。普通は原曲に勝るものはないのですから。

Karenの唯一無二の声と泣きのギターリフ。これはAmos Garrettでしょうか。非の打ち所のないカヴァーです。

↓Karen DaltonはBob Dylanとも親交のあったミュージシャン。Devendra BanhartやJoanna Newsomと言った現代のアーティストにも影響を与えています。

なんと僕が1年弱住んでいたことのあるアメリカはカンザス州のLawrenceという街にKarenもかつて住んでいたとあります。大通りのMass StreetをKarenも歩いていたのかと思うと感慨深いです。

今日は3月11日。もう10年も経ったのですね。まだ10年とも捉えることもできます。この先10年もどうなるのだろう。

何が起こるかなんて誰にも予測はできません。だからこそ今を精一杯に生きる。

コーヒーを飲んで素敵な音楽を聴きながら。

木曜日。大きな空に手を伸ばして、深呼吸して1日をはじめよう。

皆さん、良い1日を!




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