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コーヒーとお酒 Vol.42 - ダルマビール VS. MUCHO ALOHA

クラフトビール飲み比べ Vol.05

ダルマビール VS. MUCHO ALOHA - PACIFIC STYLE PILS

さて、今までは週末に白ワインをずっと飲んできたのですが、ここのところクラフトビールと呼ばれるものを飲んでいます。

ただ、自分の中でずっと疑問だったのが「一体どれがクラフトビールなんだろう」ということです。

商品によっては説明に「クラフトビール」と書いてあります。そうなるとこちらも「お〜これはクラフトビールなんだな」と了解して購入し、飲むことができます。

しかしながらモノによってはクラフトビールとは書いてはいないけれど、明らかに大手のビールではないいわゆる地ビールのようなものがあります。

こうなってくるとぼくのようなミーハーは困るわけです。特にこのnoteのようなところで記事にする際にうっかり「クラフトビール」と書いてしまったものの、実は「それはクラフトビールじゃないよ」と思われているのではないかと不安になってしまいます。

ちょっと検索しました。でもやっぱり何が日本においてのクラフトビールなのかはっきりしません。

↓例えば、

日本における「クラフトビール」の定義は、日本の事情に合わせ今後考えていくべきであり、確立していくに違いない。

と以下のサイトでは書かれています。これは困ってしまいました。

↓一方でアメリカ。例えばこのサイトではアメリカにおけるクラフトビールの醸造所の定義が書いてあります。

このサイトでは、1. 小さいこと(Small)、2. 独立していること(Independent)、3. 醸造所はTTB Brewer's Noticeがあり、実際にビールを作っていること、とありました。

TTBとは政府機関であるThe Alcohol and Tabacco Tax&Trade Bureau (アルコール・タバコ税貿易局)のこと。この局の通知を所有している必要があるようです。

こんな感じで書いてあると助かるのです。

↓日本の国税庁のサイト。「クラフトビール」についてははっきりと書いていなくて、「地ビール」についてはこう書いてあります。

一つの製造場でのビールの年間の製造見込数量が2,000以下の小口醸造ビールを地ビールといいます。平成6年4月の酒税法改正により、ビールの製造免許を取得する際の要件である最低製造数量基準が、2,000klから60klに引き下げられたことから、小規模なビールの製造が可能となりました。

どうもいくつか記事を読む限り、国税庁では「地ビール」と「クラフトビール」は同じ扱いのようなイメージです。

う〜む。クラフトビールの定義がはっきりしていないのはもどかしいですね。

おそらく既に大手の酒造メイカーが「クラフトビール」というカテゴリーを使ってかなり大規模に商品開発や商品展開をしてしまっているので、今更アメリカのように「小さくて独立している醸造所」のビールをクラフトビールと言えない事情があるのでしょうか。

そうなってくると日本のクラフトビールは現状「うちのはクラフトビールだ」と言ってしまえばクラフトビールになってしまう。本当にそんな状況なのか詳しい方に教えていただきたいです。

ということで、ぼくの中でクラフトビールの定義が現時点ではっきりしないので、とりあえず完全なる主観で「クラフトビール」というカテゴリーを使っています。間違っていたらごめんなさい。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は田園プラザ 川場さんのダルマビール と MUCHO ALOHAPACIFIC STYLE PILS の飲み比べです。

まずはダルマビール

↓なんだか懐かしい味。何の味かな〜と思っていて思い出したのが、ライブ会場等で昔飲んでいたハイネケン。なぜかハイネケンを思い出してしまいました。

ほんのり後味に酸味を感じます。

次にMUCHO ALOHAPACIFIC STYLE PILS

こちらはかなりすっきり。すっきり過ぎて正直なところあまり印象に残りませんでした。

今回の軍配はダルマビール。ラベルもかわいい。

日本中のクラフトビール、地ビールの味も知ることができたら楽しそう。

ビールは一本でぼくは十分満足できるので、週末にゆっくりクラフトビールを嗜んでいければと思っています。

日曜日が終わります。長く感じる一日でした。


<今日の誕生日> 10月16日 ボブ・モールド(1960 - )この日生まれたアメリカ合衆国のミュージシャン。ハスカー・ドゥのメンバー。



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