見出し画像

コーヒーと音楽 Vol.101

Dusty Springfield - Son of a Preacher Man

追記:貼り付けていた動画+歌詞は削除しました(2022/08/20)

今回の「コーヒーと音楽」は、Dusty SpringfieldSon of a Preacher Man です

この曲をはじめて知ったのは高校生の時に観たタランティーノ監督作品 Pulp Fiction だったのを覚えています。すごくクールでムーディーな音楽。

今回、この曲を選ぶにあたっては、Nancy Wilson のレコードが関係しています。レコードを整理していたら、ずっと聴いていなかったNancyの作品が出てきました。

そのレコードの一曲目が、Son of a Preacher Man だったのです。最初はこのNancy Wilsonのヴァージョンを紹介しようと思ったのですが、改めて原曲のDusty Springfieldの作品を聴いてみたら、やっぱりこっちの方が断然に良いですね。

Nancyのヴァージョンもソウルフルで悪くないのですが、Dusty Springfieldは押さえているツボが完璧です。非の打ち所がありません。

↓こちらのレコードが Son of a Preacher Man を思い出させてくれたという点で感謝しなければいけません。

画像2

元々はアレサ・フランクリン用に書かれた曲です。アレサのお父さんが牧師だったこともあってPreacher Manとなったそうです。

結局この曲はアレサ・フランクリンには縁がなかったようで、イギリスからアメリカにやってきたDusty Springfieldによって吹き込まれることになった経緯があります。

今日は淡く白い空。ゆっくりゆっくり進む雲。

土曜日。コーヒーを飲もう。

皆さん、良い土曜の午後を!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9月11日 ロンサール(1524 - 1585)この日に生まれたフランス・ルネサンスの代表的詩人。ギリシア、ラテンの文学を取り入れ、フランス抒情詩の父となった。

ロンサールここに眠る。若きより果敢にして、アポローンの矢と竪琴のしらべもて、ミューズらをヘリコン山よりフランスに誘う。されどおのがミューズは死の槍に敵せず、いたましや、このおくつきに葬らる。魂魄は神に、肉体は土にかえれよ。(自選墓碑銘)

フランスびとはあおやなぎ、きらるるほどにおいたちて、ますますえだにめをふきて、いたでによりてつよくなる。(イギリス女王エリザベスに説く)

桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?