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コーヒーとお酒 Vol.26 - ウクライナの白ワイン その1
CHATEAU CHIZAY CHERSEGI (2019) ウクライナ
今回はちょっといつもとは違う「コーヒーとお酒」コーナー。
この「コーヒーとお酒」コーナーではメインで白ワインの飲み比べを今までずっとしてきました。しかし今回はいつもと違って飲み比べではありません。
取り上げるのはウクライナの白ワイン単品です。このワインは意図的に購入しました。
ずっとウクライナ情勢のことが気になってしまっています。ニュースを見ていても悲しくなるばかりなので、ウクライナのことをもっと知ろうと思って片っ端から音楽や本を中心に掘り下げ中です。
そんな中でふと「ウクライナにも白ワインあるのかな」と思いました。
調べてみると数は少ないのですが、商品が出てきました。その中で、おそらく日本で唯一のウクライナワイン専門店 Vino Pionerさんを発見。
こういうときは躊躇いはありません。購入できる白ワインを全部買ってみました。僕なりの寄付だと思っています。
いや、そりゃウクライナの白ワインを買ったところで寄付じゃないと思われても仕方ないのですが、ウクライナのワインを専門に扱うぐらいウクライナに惚れ込んだスタッフの方々がそこにはいるはずです。
そのスタッフの方々は間違いなくウクライナのワイン生産者並びに流通業者の方々をサポートしたいと考えるはず。僕には知り得ないお付き合いをたくさんしているはずですから。
だから消費者として購入を通して寄付する気持ち。都合が良いですが。そんな考えがあっても良いと思います。
いざ購入して飲んでみれば、生産者の方々の顔を想像するし、このワインがつくられた土地に想い馳せることができます。
そんな土地が破壊されてしまうとすれば、それはやっぱり他人事とは思えなくなるのです。
さて、今回飲んだワインに戻ります。
6本ほど頼んで最初に開けたのは、はじめて飲むチェルセギという品種の白ワインです。ハンガリーで主に使用されている品種のようです。
↓CHATEAU CHIZAYの公式ウェブサイト。
↓ウクライナ近隣諸国にはどんな国があるのか実はよくわかっていませんでした。
CHATEAU CHIZAYはハンガリー、スロバキア、ルーマニアのすぐ近く。
この白ワイン、すごく爽やかなりんごの香りを感じました。強い主張はありませんが、やさしくて柔らかな味。最後の方にほんのり辛さが残る感じです。
晴れた日にピクニックで飲みたくなるようなおいしい白ワイン。
ウクライナのニュースに戻ります。
ウクライナ難民の数は5万人→15万人→36万人→50万人→67万人→100万人→120万人→150万人と増えてきました。予想(こんな予想誰もたてなくもないし、知りたくはないけれど)では700万人を超えるとも言われています。ウクライナの人口は約4400万人。
一方、世界の難民数は8000万人を超えると言われています。信じられないですよね。行き場を失った方々の数の多さたるや。
一刻も早く平穏な生活に戻れることを祈るしかできません。
月曜日。花粉で目が。霞む目に映るものはなんでしょう。
皆さん、おやすみなさい。
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3月7日 中江藤樹(1608 - 1648)この日近江小川村に生まれた。江戸初期の儒者で、わが国陽明学派の祖。よく郷党を感化して近江聖人とよばれる。主著「孝経啓蒙」「翁問答」など。
さようのたから[真理]は、まことにもとめまほしき事にて御座候えども、あまり広大なる道なれば、われわれが分にては、およびがたくおぼえ候。師の曰く、それはあしき心得なり。広大なるゆえに我人のおよぶことにて候。たとえば日月のひかりは広大なるによって、目あるほどのものあまねくもちい得るがごとし。このたからも広大なるゆえに、貴賤男女をえらばず、おさなきも老いたるも、本心のあるほどの人は、あまねくまもりおこなうみちなり。このたからは天にありては、てんの道となり、地にありては、地のみちとなり、人にありては、人のみちとなるものなり。(翁問答)
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3月7日 マシュー・フィッシャー(1946 - )この日生まれたイギリスのキーボード・プレイヤー。プロコル・ハルムのキーボード・プレイヤーとして在籍。「青い影」のハモンドオルガン演奏を担当した事で知られている。
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3月7日 バフチーン
笑いは深い世界観的な意味を持つ。笑いは統一体としての世界、歴史、人間に関する真理の本質的形式である。それは世界に対する特殊な普遍的観点である。この観点は世界を別な面から見るが、厳粛な観点よりも本質をつく度が少ないわけではない(多くはないとしても)。 「フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネッサンスの民衆文化」川端香男里訳、せりか書房、一九七三年
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