コーヒーにまつわる道具 Vol.19
エアロプレス用ステンレスフィルター
久しぶりの「コーヒーにまつわる道具」シリーズ。今回はエアロプレス 用のステンレスフィルターの紹介です。
↓エアロプレス については以下の記事でその昔取り上げました。
口コミでは結構良さそうだったので購入したものの、使う機会がなくずっと保管したままでした。やっと使用する機会ができたのでご報告です。
僕が購入したものは、アメリカはポートランドのAble Brewingという会社のものです。Amazonで目の荒さが異なるフィルターが2枚セットで売っていたので購入しました(僕が買った2枚セットは現在は売られていないようです。単品ではもちろんあります)。
↓ちゃんと日本語で手順が書かれた用紙が入っています。
↓ケースの中身はこんな感じ。ステンレスフィルターは、FINEとSTANDARDの2種類です。
パッケージデザインのクオリティー高し。パッケージングにこだわっているブランドは信頼度が高くなります。細部までこだわっている証拠ですから。
↓便箋のような商品ケース。通常であれば糊どめされるケースの蓋の部分には、粘着性のストッパーがついています。これもなかなか良いアイディア。
↓今回は試しにFINE(目が細かい方)をエアロプレス に装着してみます。
↓この間焙煎したニカラグア産の豆を使います。この豆はいつもよりも深めに焙煎し、アイスコーヒーにしようと思っていたものです。今回、コーヒー豆は18g 使用します。
↓僕はエアロプレス はインヴァート抽出(容器逆さま)で使用しています。
↓お湯は取り扱い説明書に書かれているとおり、220g用意しました。
↓逆さにしたエアロプレス にお湯をゆっくりそそぎます。そしてマドラーとして使っている箸でこれまたゆっくりかき混ぜます。
↓ここが今回1番の難点でした。それはステンレスフィルターのキャップへの取り付けです。
インヴァートで抽出しようとするとどうしてもキャップも逆さまにせざるを得なくなります。
紙のフィルターであれば、キャップに置いてお湯で少し湿らせれば、くっついて離れません。それがステンレスフィルターだとうまくいかないのです。
指でステンレスフィルターを押さえながら、なんとかチャンバー(本体)にセッティング完了。
↓ゆっくりとプランジャーを押してコーヒーを抽出します。
久しぶりのエアロプレス なので、力加減を誤り、カップを割ってしまいそうになりました(笑)。
↓はい、できあがり。
↓さて、ここからが今回2番目に大変だったところ。それは、コーヒーのカス処理。
僕がエアロプレス で一番好きなのは、一番最後にキャップを外して紙のフィルターごと「ポンッ」とゴミ箱にコーヒーのカスも捨てられるところです。
エアロプレス を初めて使った時、この感じがすごく楽しくて好きになりました(笑)。
↓ところがステンレスフィルターにはその楽しみがない! 紙フィルターと違って、洗って再利用できる利点はあるのですが、僕には、正直これ面倒くさいです。
そしてやっぱり「ポンッ」がない。これが一番残念です。
味の方は、FINEだとちょっと濃く抽出されすぎてしまいました。説明書にもあるようにFINEの時はお湯で少し割ると良いかもしれません。
2回目はSTANDARDで淹れましたが、こちらは程よい濃さで甘さがFINEよりも際立ちます。通常はSTANDARDで良さそう。
味的には、紙のフィルターよりも良い、とは言い切れないですね。僕はそれよりも「ポンッ」が恋しくなってしまいます(笑)。
もう少し、いろんな豆でこの製品を使ってみて、また紙フィルターとの飲み比べをしてみたいと思います。
コーヒーのいろいろな抽出法を試している方は、ぜひトライしてみてください。
アボカドの葉っぱはとっても大きくて優しい。そさて、香りが良いです。スーパーで買ったアボカド。その種から芽が出て、ぐんぐん成長しています。陽にかざして見ると美しい。
木曜日。深呼吸しよう。雲も雨も尊いです。
皆さん、良い1日を!
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7月8日 シェリー(1792 - 1822)この日イタリアのスペチア湾で溺死。イギリス・ロマン主義の代表的詩人。その詩には抒情と同時に社会革命への情熱が見出される。「雲雀に寄す」、劇詩「解放されたプロメテウス」
君たちが種をまく。刈りとるのは別の人だ。君たちが富をみつける。ためこむのは別の人だ。君たちが着物を織る。着るのは別の人だ。君たちが武器を作る。使うのは別の人だ。 種をまけ ー だが暴君に刈りとらせてはならぬ。 富をみつけろ ー さぎ師にもうけさせてはならぬ。 着物を織れ ー なまけものに着させてはならぬ。 武器を作れ ー ひっさげて君たち自らをまもるために。(英国の人々へ)
桑原武夫 「一日一言」(岩波新書)より
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