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コーヒーと音楽 Vol.28

Lou Reed - I Love You, Suzanne

追記:貼り付けていた動画+歌詞は削除しました(2022/08/21)

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コロナ禍で変わったことのひとつに音楽の聴き方があります。棚にずっとしまいっぱなしだったレコードを引っ張り出して、ここ数ヶ月はレコードで音楽をずっと聴いています。

もう何年も、もしかすると20年近く手にさえとっていなかったレコードとまた再会。

今回ピックアップするのもそんなレコードからの曲。紹介するのはLou ReedI Love You, Suzanne です。Lou Reedと言えば、the Velvet Undergroundのギタリスト兼ボーカリストでした。僕の大好きなバンド。そんな彼の13枚目のソロスタジオアルバム(なんと多作なことでしょう)New Sensationsからの曲です。

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The Velvet Undergroundから脈々と続いているLou Reedサウンド。80年代特有の機械的なカタい音の中に流れる軽快さ。その一翼を担っているのは、印象的なギターリフ。やっぱり。Robert Quine。そしてこのベースサウンドも大好きです。ベースはFernando Saunders。

↓Robert Quineがつくった曲といっても過言ではないのですが、Lou Reedはあろうことか、彼を共同作曲者としてアルバムにクレジットしなかったことから、印税面でトラブルになってしまったようです。

↓Robert Quineに関しては、以前Tom WaitsのRain Dogsを取り上げたときにも言及しました。僕が好きになる音楽でギターが気になるとき、そこには大抵同じギタリストが関わっています。そのひとりは間違いなくRobert Quine。

↓I Love You, Suzanne が入っているアルバム New Sensationsに同じく収録されているHigh in the Cityもすごく良い曲。スティールパンの音色が入っていてすごく心地良いのです。先日Taj Mahalの音楽を紹介した際に、スティールパンが好きなことを書きました。スティールパンつながり。

このアルバムからシングルカットされたのはHigh in the City。B面にはI love you, Suzanne。僕もこのアルバム New Sensationsからシングルを出すとすればこの2曲を間違いなく選曲します。

I Love You, Suzanne。思わず足取りが軽くなるような曲です。

火曜日。I Love You, Suzanneのリズムとギターリフを頭の中で刻みながら、自転車で仕事に向かうとしよう。

皆さん、良い1日を!




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