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コーヒーと映画 Vol.07 - DOWN BY LAW

DOWN BY LAW by Jim Jarmusch

今日は久々に夕方から一人白ワインを開けて映画。

ずっと気になっていたDOWN BY LAWを観ました。

前回の「コーヒーと映画」ではジム・ジャームッシュ監督のSTRANGER THAN PARADISEを紹介しました。

そのあと自分の中でジョン・ルーリー熱が高まり、色々と漁っておりました。

そして、Fishing With Johnが決め手となって、ジム・ジャームッシュ監督の1986年発表のDOWN BY LAWを観ることに。

自分の大好きな人たち。この映画は観る前から間違いないと思っていましたが、やっぱり間違いない。

ジョン・ルーリーはいるだけで様になる。

トム・ウェイツもしかり。これが映画初出演とは誰も思えない。Tom Waitsは生き様からして俳優。自分の人生を演じている。それにしても若い。

そして、この映画ではマシンガントークは控えめなロベルト・ベニーニ。

こんな3人が集まれば十分です。

Down By Lawのインタビューがまた最高です。
ロベルト・ベニーニが喋れば通訳まで笑ってどうにもならないという。

彼の堂々としたブロークン・イングリッシュに学ぶべきところがありますね。大きな声ではっきりと喋る。大事。

インタビューの場でタバコ吸って、コーヒー飲んで。
ぼくはこういうの素敵だと思う。タバコは吸わないけれど。

大きなドラマティックな展開はない映画。だからこそ安心する。

こんな映画が観たい。

当分ジム・ジャームッシュ作品を観ることになりそうです。

金曜日。虫の音。酔い冷ましにコーヒーでも飲もう。

皆さん、良い夕べをお過ごしください。


<今日の誕生日> 9月9日 オーティス・レディング(1941 - 1967)この日生まれたアメリカ合衆国のソウルミュージシャン。



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