コーヒーとお酒 Vol.05
白ワイン飲み比べ その2
今年に入って、お酒を飲むとしたら白ワイン、というぐらい白ワインを飲むことが増えました。といっても、もともとそんなにお酒を飲む方ではないので、コーヒーを飲むような感覚で味わっています。
以前であれば冬場は日本酒を熱燗にして飲んだり、焼酎のお湯わりを飲んだり。白ワインを飲むことはまずありませんでした。
なんで白ワインにハマったのか自分でもわかりません。でも飲み始めると日本酒よりも後味がスッキリしているし、焼酎の独特の強さもありません。
でも一番の理由はコーヒーかもしれないなぁと思っています。コーヒーを毎日欠かさず飲んでいるので、豆によって違う味に敏感になってきました。特にほのかな酸味や甘み、香りを楽しんでいます。そしてそれはワインにも共通する部分のような気がしています。
ウォールストリートジャーナルにもコーヒーとワインのテイスティングに関する記事がありました。一般的なイメージではワインの方がより複雑で幅広いテイストがあるように思われがちですが、コーヒーにも同じような深い世界があります。
ただ、何年も寝かせて味を楽しむビンテージの楽しみは赤ワインのそれとは同じようにコーヒーで再現することは難しいようです。
ワインといっても今の僕には白ワインがいい。赤ワインだとちょっと飲むのに気持ちが重い。気軽に飲めて、気持ちもふんわり包まれるような白ワイン探しをしています。
今回は白ワイン選手権の予選会その2です。毎回お手頃価格(1000円前後が多い)の5本を飲み比べて、一位、二位を選びます。ワイン初心者の僕の独断で品評していきます。
それでは、今回の記録です。
<一位通過>
リープフラウミルヒ マドンナ(2019) ドイツ
いや、これは今の所一番好みのワインです。甘すぎず、辛すぎず。中口とありますが、少し甘めよりです。でも甘ったるくはない。おいしい。常に家に置いておきたいと思わせる白ワイン。
<二位通過>
エスト! エスト!! エスト!!! (2019) イタリア
微炭酸な感じが一口目の印象としては強いです。香りはあまり感じません。すごく好みな味かと言われるとそうではありませんが、今回の5本の中では二位。
残念ながら予選を通過しなかった3本はこちら。
イリルム・ベルデホ(2019) スペイン
かなり酸味が強かったです。僕には強すぎました。香りはほのかなマスカット系。
カッシェロ・デル・ディアブロ(2019) チリ
ドラッグストアのお酒コーナーで買ったことは覚えていますが、正直に言うと、味を覚えていません(笑)。ということです。
タティアラ(2019) オーストラリア
なんとなく水っぽいな〜と思ってしまいました。その印象が拭えず。
味覚は人それぞれ違うので、こればっかりは個人の好みで判断するしかありません。もしかしたら、体調によって、食事によって印象が変わる白ワインもあるかも。ただ、現時点ではこのような感想となっています。
おいしいものを食べて、飲んで、おしゃべりして。ワインでも飲みながら映画を観て。そして朝にはコーヒーを淹れて。そんな週末が日常的に送れるようになりますように。
家の中で越冬中のコーヒーノキの実はいつの間にか赤みを増してきました。気づかないうちに熟しはじめたんだ。
日曜日。じっくり、ゆっくり。ワインもそう、コーヒーもそう、人生もそう。
皆さん、良い1日を!
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