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コーヒーのおみやげ Vol.12 - 湯あがり珈琲

湯あがり珈琲 - ボリビア ビオ アラビカ

久しぶりに同僚からコーヒー豆のおみやげをいただきました。

いただいたのは神奈川県は相模原市の湯あがり珈琲さんのボリビア ビオ アラビカの豆。

名前がユニークです。Webサイトで調べてみると、生豆を50℃のお湯で下洗いしているとあります。それが故の「湯あがり珈琲」なんですね。

コーヒー豆の生豆を水洗いしてチャフ対策するということはよく聞く話です。実際にぼくもやったことがあるのですが、やっぱり手間がかかります。

そしてその手間をかけた割に味の違いというものは正直なところよくわかりませんでした。

コーヒー豆についての書籍やネットで水洗いについての記事も読んできましたが、水洗いにこだわる人もいれば、批判的な方々もいて。

海外のhomeroastingの掲示板をのぞいてみても、生豆の水洗いに関しては「する意味がわからない」「やって何の効果が得られるの?」のような意見が多かったです。

ぼくには正解がわかりませんが、おいしいコーヒーができるならそれでいい。

さて、今回の50℃のぬるま湯でのお湯あらいはやったことがないので、興味が湧きました。

実際にいただいた豆を挽いて、エアロプレス で淹れてみます。

焙煎度的にはぼくの感覚だとフルシティ 〜フレンチです。

飲んでみます。

もっと深くて苦味が強いのかなぁと思っていましたが、かなりスッキリ。

とっても飲みやすいコーヒーです。

コーヒーの苦味や深いコクよりもすっきり飲みやすいコーヒーを目指すのであれば、生豆のお湯あらいや水洗いはありなのかもしれません。

意外とこっちの方が万人受けするかも。

いろんな方法でいろんな方々がおいしいコーヒーをああでもないこーでもない言いながら追求している。

それってなかなか良いものです。それだけ余白があるということだから。

ホッとする瞬間も余白。余白にはメモもできれば、落書きもできる。そして何にもないところを見つめるだけだって多分大切なこと。

そこから生まれるものがあるのです。


<今日の誕生日> 10月13日 レイ・ブラウン(1926 - 2002)この日生まれたアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのベース奏者。



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