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コーヒーにまつわる道具 Vol.07

自家焙煎用 片手鍋 (温度計付き)

外に出てみると、世の中にはいろんな人がいるなぁと思います。運転する人、公園で遊ぶ人、おしゃべりをする人。みんな今、この時を生きている。でも、ほとんどの人とはすれ違う。そもそもすれ違いもしない人の方が大多数。そんな中で出会えた人には感謝しよう。なぁんて、ふと思ったのでした。

さて、今回の道具は特別です。焙煎用新兵器登場! 

今までの片手鍋焙煎で使用していた鍋は、

↓これです。直径16cmのガラス蓋付き片手鍋。ホームセンターで売っていた一番安いもの(笑)。1000円しなかったかな。

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そして、今回の新兵器は、

↓これです。

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なんとデジタル温度計付きの片手鍋(写真にはありませんが、ガラス蓋も付いています)! 直径は少し大きくなって、18cm。

すごくないですか? 僕はこれを見つけたとき感動しました。まさに、こんな製品を求めていたからです。今までの片手鍋焙煎だけでも十分においしいコーヒー豆を焙煎できました(自分にとっては)。しかし、それでも、まだ改良の余地が多分にある。そのひとつが、温度調整でした。

オーブン用の温度計を片手鍋の中に入れて測ったりもしましたが、知りたいときに温度が確認できなかったり、鍋を傷つける可能性大でした。そんなとき、ネットでこれを見つけたのです。僕と同じく片手鍋焙煎をされている方が自作されているもの。これが、5000円ジャスト。すっごく安いです。

だって、片手鍋だけで1000円、デジタル温度計で2000円、鍋に取り付けるキットや工賃、さらには送料込みです。そして何よりも、これを考えて自作するまでの時間的コスト。考えられない値段です。

これを作られていた方は、「利益なんてほとんどありません」と言われていましたが、まさに。好きが高じて、これを作ってしまったんだろうなぁ。しかも、送られてきた片手鍋には、製作者の方の自家焙煎記録用プリントまでも同封されていました。本当に感謝です。

片手鍋焙煎というとってもニッチすぎる分野で、同志(本当に同志だと思います)が試行錯誤して製品を作っている姿を想像しただけで胸が熱くなります。そして、また本気で片手鍋焙煎を極めるぞーと気持ちが引き締まりました。

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