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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.58

MYANMAR - SHAN LI

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昨日、仕事帰りに宅配ボックスの中を覗くと、薄っぺらいダンボールに梱包されたものが入っていました。なんとなく何だか想像がついたのですが、開けてみると、やっぱり!

↓コーヒーインストラクター3級認定証が届きました。そんなものとってどうするの?とつっこまれそうですが、自分のモチベーション維持には効果アリです。だって社会人になってからはじめての賞状みたいだから。いや、その昔 16mm映写機操作技術認定証はもらったことがあったか。とにかく嬉しい。

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コーヒーインストラクター3級はZOOMで受講しただけなのですが、講座終了後の参加者と講師の方との質疑応答がすごく楽しかったです。そのときのQ&Aまとめも、この認定証と同封されていました。逆にこっちの方が認定証より貴重かも。来年は2級を受けてみようと思います。

さて、今回の焙煎の記録を見ていきましょう。

日:2020年10月18日(日曜日)15.9℃ 湿度:71% 雨 予熱:60℃→投入後38℃
豆:ミャンマー SHAN LI (生豆本舗)
生豆の重さ:200g
焙煎後の重さ:168g
1ハゼ:7:50(188℃)、2ハゼ:11:50(227℃)
消火:11:50
煎り上げ:14:30
色:ハイ
<感想>

もう過去に何度か焙煎している、このミャンマーのシャンリー。この豆はとっても立派です。大ぶりで、丸みがあります。味はあまり印象に残っていないので、そこまで特徴はないと言えるかもしれませんが、すっきりと気軽に飲めるコーヒーです。

毎度のことながら原産地の情報が気になったので調べてみます。ミャンマーはシャン州のYwangan (ユアンガン)という地域で栽培されているのが今回の生豆です。

↓位置的には、ミャンマーのど真ん中あたりですね。

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↓ミャンマーの旧首都ヤンゴン(現在の首都はネピドー)からは車で10時間以上の場所に位置しているのがユアンガンです。

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↓こうに見ると、コーヒーベルト(コーヒーが栽培される地域帯)を実感できます。僕が今までに焙煎した生豆は中国の雲南省のもの、ベトナム、ラオス、ミャンマー。タイはまだないのです。

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↓以下のサイトにはミャンマーのスペシャルティコーヒー事情が事細かに書かれていました。ミャンマーのコーヒー豆が一躍注目を浴びたのが2016年のアトランタで開かれたSCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)のExpoだったこと。急速にミャンマーのコーヒーの質が上がったのが、Winrock(経済的機会を増やし、天然資源を維持し、環境を保護することを使命とする非営利団体)、CQI(Coffee Quality Institute=コーヒー品質協会)とUSAID(United States Agency for International Development=アメリカ合衆国国際開発庁)のサポートと、やはり現地の人の活力や情熱ということ。

かなりアメリカの資本が入って、コーヒー産業の活性化に繋がっていそうなイメージです。今後のミャンマーのコーヒー、気になります。

↓いつも西の空を眺めながらの焙煎。眺める空に感謝しながら焙煎しています。

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金曜日です。もうあっという間に、11月も半ば。年末に向けて慌ただしく一日一日が過ぎ去っていきます。

忙しいときほど、コーヒーを淹れよう。生活にはリズムが必要ですから。

みなさん、良い1日を!


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