ドキュメンタリーに心打たれるようになった。
自分のルーツって何だろう?
この間『ヨーヨー・マと旅するシルクロード』というドキュメンタリー映画を視聴した。世界各国を巡る旅を収録したものかな?と思ったのだが全く違った。
芸術(音楽)は哲学的。
「シルクロード・アンサンブル」(音楽団)の音楽家の1人ひとりが常に自分に問い続けている姿が私には印象的だった。
メンバーそれぞれが住んでいた国もキャリアも奏でる楽器も違う。多様性を認めるってお互いに学び合う姿勢にあると思った。彼らはそれぞれのバックグラウンドは違うけど、音楽という芸術でつながっていた。楽しそうに奏でる姿に惹き込まれる。
自分が育った文化や伝統を重じる
自分のルーツを大事にし、伝えていく姿勢が見られた。彼らはお互い違う事情で(音楽を追求したい、内戦の影響で離れざるおえない…)母国を離れ、帰国した時は国がついていけないほど変化している。文化を重んじる=母国や地域に詳しい、そういうわけではないのかも知れない。
ここで自分のルーツとは何だろう?と思った。私は生まれた時から日本にいて、日本で育っている。親戚は日本にはいない。おまけに私はベトナム語が話せない。ベトナムを知れば、家系を辿っていけば何か感じるものがあるのだろうか?
この映画を見て浮かんだ問いについてゆっくり深めていきたい。
最後に「シルクロード・アンサンブル」のメンバー1人がヨーヨー・マに対して思ったことを書き残しておきます。
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