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音楽家が見られているコンタクト・ポイント5点

審査員時・・・内緒

受験の審査員をする時も、オーディションの審査員をする時も私達はその音楽家のコンタクト・ポイントを見ています。コンタクト・ポイントとはその音楽家の外界との接点を意味します。これは音楽を聴かなくても分かるんです。そのケアをちゃんとしているかどうかで音楽以前の段階で合否が決まるんです。人付き合いももちろんそうですし、神さま仏様も同じように扱ってるんです。つまり、運も味方するか敵視するかはそのコンタクト・ポイントのケア具合で決まると思ってください。

①手

まず手が一番簡単でしょう。ほとんどの人が手は季節を問わず隠さずに出しています。手はペンや楽器などの外界のインターフェースとの直接的な接点です。手のケアがどの程度行き届いているかで、楽器奏者なら楽器のレベルが判断できます。ツメを見れば栄養具合が一発で分かりますし、ささくれなんかあったら最悪です。ネイルアートでカバーできないのが楽器奏者です。手のひらがガサガサなんてのも絶対だめです。

②顔

ブスやブサイクは問題ないです。皮膚の健康状態です。べつに美肌じゃなくても大丈夫ですが、演奏時に顔は隠さず見せているものですので、視覚的な外界との接点は顔です。顔を見ればどのくらい自意識があるかが確認できます。イボイボだらけの顔をメイクで隠してたりすると表面的な音楽家ということです。もちろん、持病であったり例外はあります。

③内蔵

内蔵は人からは見られない・・・って、思いますか? 丸見えです。

お腹がパンパンのオッサンを見て「この人の肝臓はキレイだろうなぁ」と思いますか?

ニキビだらけの顔の女の子を見て「腸内環境が整ってそうだなぁ」と思いますか?

唇や口周りの艶がない人をみて「胃の状態が完璧そうだ」と思いますか?

全部出てるんです。内臓は唯一外界の物を体内に取り入れて、直接触れるインターフェースです。

④筋肉

別にマッチョにならなくても大丈夫です。でも、細かい筋肉は服をどれだけ着ていてもバレます。

ゆっくり階段を登りながら「よいしょ」と言ってる人を見て「大腿筋が発達してそうだな」とは思いませんよね。

動きで全部見えるんです。

外界とどのように関わるかの覚悟が筋肉に出ているのです。

⑤言葉

唯一主体的に自分から外界とコンタクトを取るコトができるのが、口から出る言葉です。これが上記4つの矛盾してたら、信用できない音楽家です。

たとえば、「は〜い、こんに〜ちわぁ〜!どーもね〜!よろしく〜」とか言ってるのに、手がガサガサだったりしたら私達審査員は「あっ」とすぐ分かります。

逆にキレイな手、顔、内臓、筋肉が見て取れるのに「あ、ど、どうも・・・よ、よろしくおねがい致します」とか言ってたら、日本の学校教育で職業訓練を受けてしまった人だとすぐ分かります。

まとめ

見てるんですよ。見る人って。

津本幸司(オフィシャルHP)

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