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#508 人を成長させるのは”環境ではない”

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「人を成長させるのは環境ではない」です。

最近、若手の成長が目を見張るものがあります。

それぞれの特性はもちろんあると思いますが、勢いというか、やる気というか、なんだか頼もしく感じる瞬間が多くあります。

この変化はなんで起こっているか、振り返ってみます。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。
ホームページが公開されましたのでよかったら。
学会は2025年2月23日(日)です。みなさんぜひご参加ください!

◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は10月19日 19:00〜勉強会「作業療法実践 のための報告」です。


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、9月28日 21:00〜 Xスペースで雑談会
を行いますので、ぜひお聞きください!


それでは続きをどうぞ。


環境変化なのか


人が成長するきっかけに「環境の変化」はよく言われるものです。

環境というのは確かに重要です。

人間というのは、基本的に環境との相互作用の中で生きています。

日本に生まれたら日本語を話すようになるように
兄弟がいれば喧嘩する日が多くなるように
チームメンバーのスキルが高ければ成長するように

その環境に所属するかによって、その人の特性は大きく変化するものだと思います。

問題となるのは、この環境の選択をどのように行うかですが、

ただ、僕たちはこの環境を意図的に選択することがとても難しいです。

自分の意思を持ってどの環境に進むかを選択する機会はありますが、

そうではなく、「気がついたらその環境にいた」というパターンも存在します。

選ばされた環境で成長する機会があるかもしれませんし、その環境に導かれたあなた自身の意思もそこに存在するかもしれません。

選ばされた環境であっても、選んだ環境であっても、

その環境を選択するに至った背景に「個人の意思」があるのであれば、
個人を成長させているのはその人の意思になります。

つまり、その環境を選ぶに至ったあなた自身の意思が何に向かっているかが重要なんだと思います。

成長や興味に突き動かされて前進するのであれば、その後の環境は、どのように転んでも成長に向かっていくんだと思うんです。

逆に「環境に任せた」という意志を伴わないような選択では、どんな環境に行っても成長の幅は大きくないと思います。


結局は自分がどのような意志を示すか?


これが人の成長には大きく影響しているんじゃないかと思いました。

さて、あなたの選択の背景にあるものは?

それはあなた自身を表せているのかもしれません。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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