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#434 他人の言うことは参考程度に
さて、今日のテーマは「他人の言うことは参考程度に」です。
組織で働いていると、いろんなコミュニケーションが発生します。
先輩のアドバイス
後輩からの相談
上司からの指示
同僚との会話
他部署とのやりとり
常に周囲と話をする中で、さまざまな会話が展開されていきます。
その中には自分と違う意見を聞くこともあります。
周囲のさまざまな意見に対して、私たちはどのように反応すれば良いのでしょうか。
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。日々、対象者の生き方と向き合いながら、組織の課題やチーム運営にも取り組んでいます。
このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、医療者・中堅管理職の目線で、社会での働き方、人間関係の考え方、ストレスマネジメント、医療の問題などのテーマに触れながら、日々感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
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来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!ホームページが公開されましたのでよかったら!
演題募集は6月1日〜7月31日まで!
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「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら。!
ぜひご参加ください!
それでは本題に入っていきましょう。
意見は人それぞれ
先ほどのように、組織と言っても、その中身はたくさんのバリエーションがあります。
そうなると、一概に皆が同じ考えでいることも難しくなります。
それぞれの立場や状況によって、物事の見方は大きく変わりますし、
その見方によって、各々の正義も変わってくるんです。
各々の正義が違うと言うことは、そこで発せられる言葉にも違いが出てくるわけで、
誰かに相談したとしても、その返ってくる意見が同じとは限りません。
自分が何かに悩んでいる時に、人の意見を求めることはとても良いことです。
ただ、このようにたくさんの見方があることも理解しておくことが必要だと思います。
アドバイスを求めるということはある程度答えに近いものを最短で探そうとしているからだと思います。
そうであれば、様々な意見から答えを導き出すのが妥当です。
もちろん、アドバイスの中に参考になるものがあれば、それを採用すれば良いのですが、
「あれ?なんのこと言ってるんだろ」
「どう答えればいいかわからないな」
などの感情が芽生えた時は要注意です。
そんな感情がある中で、無理に答えを出したところで、
必ずしも良い結論が導き出せるとは限らないからです。
最後は自分で決める
では、私たちにとっての答えはどうやったら見つかるんでしょうか。
それは「他人の意見は参考程度」という感覚を忘れないようにして、
「自分の意見」を大切にするように努めるということです。
誰からどんなアドバイスを受けたとしても、最終的にその意見をどのように消化してアウトプットするかは結局自分次第です。
なぜなら、どんな意見もそれをアウトプットするときは自分の言葉で自分の口から発せられます。
他人の意見をそのまま話したとしても、それは紛れも無い自分の意見として周囲はとらえます。
それならば、最初から自分なりの意見を話した方が、自分としても納得がしやすいと思います。
他人の意見を話して、内容を理解していなかったとすれば、そこで生まれるディスカッションにはどんな意味があるんでしょうか?
私たちは常に自うんというフィルターを通して物事を見ています。
それは良いも悪いも含めてです。
そのフィルターを通る以上は、自分自身の意見はどこかに入ってくるということです。
他人の意見というのは、そこに行き着くまでの道筋を整理したり、不足している情報を補うためにあります。
つまり、他人の意見はあくまで情報提供であって、正解を提示しているわけでは無いということです。
で、あれば、他者の視点を持ちながらも、自分の意見をしっかりまとめ上げていくことが必要だと思います。
やっぱり最後に決めるのはあなた自身です。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。
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