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瞑想の時間 自分軸を意識する

自分軸シリーズ完結編。「自分軸と他人軸、そして、宇宙とひとつになること」から始まっって3回に渡り自分軸について考えてきましたが、今回第四回目で最終章。
最後は瞑想。自分を見つめること。

日々生きていて、何を判断基準に行動しているだろう。
会社の上司の目線とか、パートナーの機嫌とか、友達の誘い。テレビやネットの情報。社会で生きていく上である程度の付き合いは大切だし、家族、夫婦、恋人との関係性は非常に大切だ。
しかし、それら周りのことばかりに氣を取られていると自分が自分ではなくなってしまう。やがて、自分が自分ではなくなり精神的に病んでいき身体にも不調を及ぼす。
様々な外側の世界との付き合いとのバランスをとるにはどうしたらよいだろうか。
また、自分軸を見つけるにはどうしたらよいだろうか。

自分軸はどこにあるのか。
勿論、外を見回しても見つからない。
それは、自分の内側にあるものだから。
一昔前、自分探しという言葉が流行ったが、自分は外を探してもどこにもいない。だって、自分は今ここにしかいないのだから。


瞑想。

楽な姿勢で座って、呼吸や自分のからだの内側を見つめていく(例えば、丹田や胸の辺り、眉間など)
この時、様々な考えが浮かんでくる。心があちこちあちこち動き回る。
このようなマインドの動きにとらわれず、意識を元の集中の対象に戻していく。

繰り返し繰り返し、浮かんでくる思考、マインドをそのまま受け止め、気付き、元に意識を戻す。

瞑想は地味な作業だ。


瞑想は始めたとたん人生が激変したり、とても輝かしいものになったり、なんでもかんでも上手く行くというものではない。地道な地道な作業だ。
馴れないうちはすぐに目を開けてしまうかもしれない。じっとして意識を一点に集中させるのが難しいかもしれない。
しかし、毎日10分でも坐り、上に書いた技法を続けていく。
人間やっていけば不思議なことに馴れていく。集中力が上がっていく。

マインド、思考、考えと呼ばれるような事から離れて一点に意識を集中する。
それを繰り返していくと、浮かんできた思考がクリアになっていく。
続ければ続けるほどにクリアになっていくのだ。

その時、残っているのが本当の自分の姿。瞑想で自分らしさを取り戻すことが出来る。自然と自分軸で生きることが出来るようになっていく。

自分軸に正解はない。
ひとそれぞれだ。
Aさんは自分軸で取捨選択をする。
Bさんも自分軸で取捨選択をしていく。
勿論、同じ行動にはならない。


皆が皆、自分軸で生きた時、そこにその時、調和が生まれる。

誰かが誰かの足を引っ張ることなく、誰かが誰かによりかかり過ぎることなく、気を遣い過ぎることもなく、情報の波に囚われすぎることもなく、皆が自然体で生きていく。
なんと氣持ちの良い世界だろう。
なんと素晴らしい夜明けだろう。

風が氣持ちよく吹き抜けて
時代が新しい扉を開ける

水は滞りなく流れ
雲は時々雨を降らせ
あらゆる命に
太陽の光がふりそそぐ

人々は個々が自分の足で立ち
その上で手を繋いで
困難を乗り越えていく

新しい時代がもうすぐ来るよ


今回もご一読、ありがとうございました!



追記。

瞑想を始めたとたん、人生が激変することはないと上に書きましたが、瞑想を続けて続けて続けていけば、ある日そのようなことが起きてくるときが来ます。
瞑想によってクリアになった思考を積み重ねていく。しっかりとした自分軸で生きていく。日々ちょっとずつちょっとずつ変化していくことが、ある日ある時、突然感じられるようになるでしょう。
鉄棒の逆上がりの練習をして、全然出来ないけど、毎日練習していたら、あれっ⁉️っとクルリとある日突然出来るようになったり、楽器の練習をしていて、全然出来ない手指の動きを、諦めずにやっていると目の前の高い高い壁がある日突然なくなってすらすら弾けるようになるように。瞑想も一緒です。日々の繰り返し。慣れと練習。

いずれ自分の深い深いところへ。
やがて自分を包む大きな大きなものに。


それでは、皆様、良い週末を♪♪

ナマステ✨

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