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FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

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前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介
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#日銀

日銀のマイナス金利解除への警戒感後退、ドル円145円手前まで上昇。

日銀のマイナス金利解除への警戒感後退、ドル円145円手前まで上昇。


【12/19相場概況】東京時間、日銀が金融政策の現状維持を発表するとドル円は買いが先行。フォワードガイダンスなどの文言変更もなかったことで早期マイナス金利解除への思惑後退から一時143.78円まで上昇。

欧州時間、植田日銀総裁の記者会見では、「基調的な物価上昇率、2%に向け上昇する確度が高まっている」と発言すると、142.46円まで急落。その後、「チャレンジング発言は、仕事の取組み姿勢一般に対

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9月米小売売上高予想上振れを受け、ドル円は3日振りに反発。

9月米小売売上高予想上振れを受け、ドル円は3日振りに反発。


【10/17相場概況】東京時間、ドル円は時間外の米10年債利回りが上昇となったが、政府・日銀による円買い介入警戒感などで相殺され、149円台半ばで小動き。欧州時間、「日銀は2024年度の物価見通しを従来の1.9%から2%以上へ上方修正する公算が大きい」との一部報道を受けて、日銀の金融政策修正観測が広がり、ドル円は一時148.73円まで下落。しかし、直ぐに149円台半ばまで買い戻された。NY時間、

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中東情勢警戒の中、ドル円は米株高・米長期金利上昇受け堅調。

中東情勢警戒の中、ドル円は米株高・米長期金利上昇受け堅調。


【10/16相場概況】東京時間、ドル円は中東情勢による地政学リスク警戒の中、早朝149.30円まで下落となるが、本邦勢が参加すると149.63円まで反発。しかし、日経平均が一時700円超安となったことや時間外の米10年債利回りが上昇幅を縮小させると、ドル円は149.37円まで押し戻された。欧州時間、ドル円は149.50円を挟む小動きながら堅調推移。NY時間、NY連銀製造業景気指数が予想を上振れ、

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日銀ショックが一旦落ち着き、ドル円は132円台まで買戻しが先行。

日銀ショックが一旦落ち着き、ドル円は132円台まで買戻しが先行。

【12/21相場概況】
ドル円は東京時間、前日の日銀ショックが一旦落ち着き、時間外の米10年債利回りの上昇もあり買戻しが先行し、132円台まで上昇。欧州時間、一時131.50円前後まで下押しとなるが、その後は下げ渋り。NY時間、132.52円まで上昇となるが、戻り売り意欲も強く131.80円前後まで下落。その後、米10年債利回りの上昇などもあり132円台まで買い戻された。

【12/22相場観】

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日銀、金融緩和政策継続。米PPIの低下からインフレピークの可能性。

日銀、金融緩和政策継続。米PPIの低下からインフレピークの可能性。

【1/18相場概況】
東京時間、日銀が金融政策の現状維持を決定。共通担保資金供給オペの拡充などを決めたことなどで、ドル円は、一時131.57円まで上昇。一巡後は黒田日銀総裁の定例記者会見を見極めたいとし130.60円付近まで下押し。黒田日銀総裁が定例記者会見で「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要はない」と発言し、ドル円は131円台を回復したが、追随する買いは出なかった。欧州時間、日銀の政策修正観

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日銀、5年物の「共通担保資金供給オペ」を実施、ドル円は130円台後半へ。

日銀、5年物の「共通担保資金供給オペ」を実施、ドル円は130円台後半へ。

【1/23相場概況】
東京時間、FRBの見通しが、ややハト派となったことで、対欧州通貨を中心にドル売りとなり、ドル円は一時129.04円まで下落。その後、日銀は初めて5年物の「共通担保資金供給オペ(公開市場操作)」を実施すると、ドル円は129.95円まで上昇。欧州時間、130円前半で強含み。NY時間、日銀の「共通担保資金供給オペ(公開市場操作)」の実施で、円債金利が低下し、円を売る動きが優勢。米長

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1月米PMI好調でドル円131.11まで上昇後、米長期金利低下で失速

1月米PMI好調でドル円131.11まで上昇後、米長期金利低下で失速

【1/24相場概況】
東京時間、ドル円は9時過ぎに130.73円まで上昇したが、その後は月末に絡んだ本邦輸出企業の売り観測などで130.07円まで下落。欧州時間、時間外の米10年債利回りが低下すると、ドル円は129.72円まで下落。しかし、米10年債利回りが上昇し始めると買いが先行。NY時間、1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ると、ドル円は131円を上抜け131.11円まで上昇。し

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米長期金利の低下を受け、ドル円129.26まで下落。

米長期金利の低下を受け、ドル円129.26まで下落。

【1/25相場概況】
東京時間、ドル円は5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買い観測や豪ドル円などクロス円の上昇を受け130.58円まで上昇。欧州時間、ドル円は130円台前半から半ばで軟調推移。NY時間、米10年債利回りの低下を受け、ドル円は130円を割り込むと前日の安値129.72円を突破し129.26円まで下落。

【1/26相場観】
昨日は、目新しい材料がなかった。それにしてもドル円の上値が

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