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日銀ショックが一旦落ち着き、ドル円は132円台まで買戻しが先行。

【12/21相場概況】


ドル円は東京時間、前日の日銀ショックが一旦落ち着き、時間外の米10年債利回りの上昇もあり買戻しが先行し、132円台まで上昇。欧州時間、一時131.50円前後まで下押しとなるが、その後は下げ渋り。NY時間、132.52円まで上昇となるが、戻り売り意欲も強く131.80円前後まで下落。その後、米10年債利回りの上昇などもあり132円台まで買い戻された。


【12/22相場観】


日銀ショックの下落も、一旦落ち着きを見せた。売り込まれ過ぎからか買い戻されたが上値は重かった。

2021年に入り上昇小基調となったドル円だが、21年1月の安値102.59円から22年10月の151.94円まで上昇。この波形からフィボナッチエクスパンションで下押しを計測すると、38.2%押しの133.03円を割り込み50.0%の127.26円に向かう勢いとなっている。この上昇期間200日移動平均線を割り込んだのは、今回が初めてで、130.56円が押し目となるためには200日移動平均線の135.84円を上抜けする必要がある。しかし、年内は大きく注目される経済イベントもなく、131円台から132円台の動きとなりそうだ。

※上下の目標値はTwitterで随時配信

2022/12/22 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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