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宮崎で日々の振り返りタイム、鵜戸神宮へ

早くも年末。2022年最後の記事は11月、宮崎2泊旅の記録。後日、複数で霧島へ行くことになっていたので前乗りしての一人旅。

ひとりタイムによって日常のあれこれが浸透、屋久島での日々を客観視したりバランスがとりやすくなる。今回はThe Little Gardenという宿に泊まり、前々から気になっていた鵜戸神宮と青島へ訪ねてきた。

今迄は船をずっと使っていたので、初めて屋久島から飛行機で移動。小さなプロペラ機はそれなりに揺れちょっとハラハラしつつ、30分程で鹿児島空港にあっさり着いた。(高速船だと約2時間)

空港からレンタカーして、日当山無垢食堂で腹ごしらえしてから約2時間半の運転で宮崎へ、滞在先の宿・The Little Gardenへ辿り着いた。

朝食のサンドイッチ。近隣は昼営業のみの美味しい海鮮系のごはん屋さんが多く、夜は青島まで出て食べることになるらしい。

ふと気づくと、出会う人みんな当たり前だけど鹿児島弁か宮崎弁。屋久島では移住者仲間と話していることが多いので、そこまで九州の言葉を感じていないのだなとちょっと驚く。

11月の朝の空気は寒いけれど、晴れていて気持ちいい。住んでいる屋久島南部では11月でもクーラーを使う暑い日があるくらいだったので、そうですよね、これが11月の寒さってやつですよね…と急に冬の現実、ついに終わらない夏感(?)に終止符が打たれる。(流石に終わろうよっていう。とはいえ12月になっても屋久島では晴れた昼間は半袖の人がいたりする)

朝食の後、宿から運転すること約20分でお目当ての鵜戸神宮に到着。朝9時には着いたもののすでに来ている参拝客がちらほら。鵜戸神宮はネットで見つけたのか数年前から気になっていて、海沿いにある朱色が鮮やかな境内についに来ることができ嬉しかった。

丁度この日は母の命日だったので、快晴の日にタイミングよく来られてどことなく縁起がいい気がした。母の他界から13年、今でもふとした時に母のあの時のあれって、こういうことだったんだな。と、視座や気持ちが更新されていくことがある。

肉体を持って2度と会うことがない存在、それが実生活においてどういうことかを教えてくれた母。何はともあれ2022年の私は昔に比べれば遥かに穏やかな心情で生きているし、それが何よりだろうと思いながら参拝と祈りの刻を味わうことができた。

亀石。日本書紀にある豊玉姫命が出産のため海宮から亀に乗って来た際の亀が石になったという言い伝えがあるらしい。

参拝殿の近くにある亀石は、締め縄の内側に運玉という石を投げて入ったら縁起よしとのこと。元々は賽銭を投げていたが、それを拾う小学生が学校に遅刻するので当時の宮司さん達が運玉システム(?)を開発。

小学校で学生や親達が運玉を心を込めて作り鵜戸神宮に奉納。神宮側はその代わりに学費や、修学旅行の費用等に充てるための補助をするという巡りを作り、今も続いているらしい。みんな何か、石投げてるなーと見ながら投げていなかったが(投げんのかい)公式HPに書かれているストーリーには驚き。

さてはて、来たる2023年は卯年。鵜戸神宮の鵜とは神使であるウサギのことで、どことなく2023年の空気感がすでに漂っているように感じられた神宮内。とにかく晴れ渡った快晴だったので心地よい参拝時間だった。

と書いているうちに、もう大晦日かーい・・。今年はここ数年で、もしかしたら今迄の人生で一番といっていい程充実した盛り沢山の一年だった。

の割に、いやそのせいか?noteを思ったほど更新できず。今年中に8割方書けているブータン王国編アップするはずが。いやはや、ほんとSNS等を頻繁に更新できる人達はすごい。来年こそは海外編をアップ、そして2年目に突入した屋久島生活のことなどなど。ほぼ月1更新の現在ですが、読んで下さった方ありがとうございます!2023年もお互いにとって佳き年でありますように🐇

鵜戸神宮から北上、青島神社
先日の帰省フライト、鹿児島→羽田での夕陽

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