「イカゲーム2」が「1」よりつまらない10の理由
そこそこ面白いけど…つまらない!
だからこそ悔しい!
エンターテインメントを心から愛してるから言わせてほしい。
この記事は投稿初日にして「イカゲーム2 レビュー」でGoogle検索1位を取りました☺️
エンターテインメントを心から愛してるから言わせてほしい。
「イカゲーム2」、確かに楽しめました。
でもね、これは「そこそこ」で終わらせていい作品じゃないんだよ!
シーズン1で私たちの心を鷲掴みにしたあの衝撃、絶望、興奮…。その延長線上にあるはずの「2」が、なぜこうなってしまったのか。
いや、誤解しないでほしい。「2」も観る価値は十分にある。
キャラクターたちが命を懸ける心理戦、舞台となる島の不気味な雰囲気…。
でも、期待値が高かった分、その壁を超えられなかった悔しさが残るのも事実です。
だから、もっともっと高いものを求めていたオタクの嘆きとNETFLIX配信が発表された「3」への期待と愛ゆえの苦言として「2」が「1」に及ばなかった理由を10個挙げさせてください。
そして、これらを乗り越えてシーズン3での大復活を信じています!
ネタバレはしてません!
作品を愛するからこそ、これだけは言わせてほしい!
イカゲーム2が1よりつまらない10の理由
1. 「未完」という達成感の欠如
シーズン3を意識しているのは明らかで、ストーリー全体が「つなぎ」の印象を拭えませんでした。
シーズン1では、どれほど残酷で苦しい展開があったとしても、最後には「ここまで見て良かった!」というカタルシスがありました。
しかし今回は、多くの伏線が張られたまま回収されず、クライマックスも「次回をお楽しみに」という感覚が強すぎて、今作だけでは満足感が得られません。
たとえるなら、豪華なフルコースのメインディッシュが出てこないまま終わったような気分です。
2. キャラクターの深みに欠ける描写
「イカゲーム」の魅力は、極限状態に置かれたキャラクターたちが見せる人間味あふれる行動でした。
しかしシーズン2では、新キャラクターたちが登場するものの、その背景や動機が浅く描かれるため、感情移入が難しくなっています。
たとえば、BIGBANGのT.O.Pが出演していますが、あのカリスマ性が活きている場面もあるものの、演技が妙に大げさで他のキャラから浮いています。
もし、シーズン1のチョ・サンウのように「善と悪の狭間で揺れる人物」がいればもっとドラマが深まったはず。
さらに、旧キャラクターの再登場も期待していた新鮮さを感じられませんでした。
3. テンポの悪さと引き延ばし感
シーズン2の全7話構成は一見凝縮されているように思えますが、実際にはテンポが遅く、展開が間延びしていると感じました。
特に中盤以降の進行は、「これ必要だった?」と思うシーンも多く、冗長に感じられる部分が目立ちます。
シーズン1のように次から次へと進むジェットコースター的な展開ではなく、視聴者の興奮が冷めてしまう場面が多かったです。
この「シーズン3を意識した作り」がテンポ感をさらに悪化させているように思います。
4 ゲームそのものの新鮮さ不足
シーズン1で私たちを驚かせたのは、幼少期の遊びを生死を懸けたゲームに仕立てたアイデアでした。
しかしシーズン2では「こういう感じかな」と予測の範囲内の驚きをもたらさないゲームが多く、斬新さが失われていました。
また、心理戦や駆け引きが単調で、サスペンス性が弱い。ゲームが進むごとに新しい衝撃を期待していましたが、それが叶わなかったのは残念でした。
5. 主人公ソン・ギフンの動機と表現の弱さ
シーズン1でのギフンは、ギャンブル依存症のダメ男から、生きる意味を見出し変わっていく姿が観る者を魅了しました。
しかしシーズン2では、復讐に燃える彼の動機が薄く、深い共感も感情移入もあまりできません。
さらに、ギフンの感情表現が怒りだけの終始一本調子で、苦悩や葛藤を感じるシーンが少なかったのも残念です。
6. 「カイジ」や「ライアーゲーム」で観たような既視感の展開
「イカゲーム」はその独創性で世界を魅了しましたが、シーズン2では、日本の「カイジ」や「ライアーゲーム」を想起させる「どこかで見た二番煎じ
」的な展開が目立ちました。
特に心理戦や裏切りの描写は、既視感を拭えませんでした。シーズン1で確立されたオリジナリティが薄まり、「どこかで見たような話」と感じてしまったのは残念です。
7. 感情移入できる瞬間の減少
シーズン1では、登場人物のバックストーリーやゲーム中の行動から、彼らの苦しみや希望に強く感情移入できました。
しかしシーズン2では、そのような「視聴者の心を揺さぶる瞬間」が少なく、キャラクターたちが単なる駒に見えてしまう場面がありました。
特に新キャラクターにもっと焦点を当てるべきだったと思います。
8. 過度なグロ描写
シーズン1のバランスの取れた残虐描写に比べ、シーズン2ではグロテスクなシーンが増え、観ていて目を背けたくなる場面がありました。その内臓見せる必要ある!?みたいな。
もちろんこのシリーズにおいて暴力は重要な要素ですが、シーズン2では過度に強調されすぎており、物語の本質が損なわれていると感じました。
9. 伏線と説明の多さが生むストーリーの薄さ
シーズン3への伏線を張ることに注力しすぎて、肝心のシーズン2のストーリー自体が浅くなっています。
また、キャラクター同士の会話がけっこう説明的で、視聴者に考えさせる余地が減少しています。このような作りが「観ていて退屈」と感じさせる要因の一つではないでしょうか。
10. クライマックスの弱さと心に残らない余韻
シーズン1では、最終話で視聴者を震え上がらせるような衝撃と感動がありましたが、シーズン2ではそのようなクライマックスが不足しています。
終盤の展開は、物語全体を通して積み上げてきた感情を解放するには物足りず、見終わった後に心に残るものが少なかったです。
それでもシーズン3に期待しています!
ここまで書いてきましたが、シーズン2を楽しめなかったわけではありません。結局のところシーズン3にはめちゃくちゃ期待しています!
きっと伏線を回収しつつ、私たちを再び震わせてくれると信じています。
あと、元IZ*ONEのチョ・ユリが可愛すぎて、一度、登場場面をリピートしました(笑)。
K-POPファンの方はぜひ、彼女の健気な活躍もお楽しみに!
今年の「3」配信までに心を整え、もう一度「1」を見返しながら、「2」も改めて突っ込みながら見返して、シーズン3の大爆発に備えましょう!
「イカゲーム」の本領発揮は、きっと次回作の「3」で見られるはず!
そう信じてる……
【天豆 てんまめの記事と講座のご紹介】
私は多くの映画やドラマレビューやKPOPのライブレポで検索上位とメディアでの紹介を頂いています。
ADHD当事者でもnoteのノウハウとライティングスキルがあれば毎日が楽しく収益も毎日途切れることがありません。
その秘訣を「noteの書き方」完全版の記事やオンライン講座にしていますのでご興味がある方は是非ご覧ください☆彡
【完全版記事】
【UDEMYオンライン講座】