映画「レ・ミゼラブル」史上最高の劇場体験を味わった世紀の傑作ミュージカルは永遠に‼️
音楽、映像、美術、キャスト全てが
奇跡のように完璧な調和をして
洪水のような感動の渦に巻き込んでいく。
涙がずっと止まらない。
終わっても立ち上がれない。
私にとってこれ以上にない最高の劇場体感をもたらしてくれた。
ミュージカル映画に革命をもたらした大傑作だと思う。
「レ・ミゼラブル」映画レビュー
史上最高の劇場体験を味わった世紀の傑作ミュージカルよ永遠に‼️
作品の序盤、ジャンバルジャン扮するヒュージャックマンのまさに生き地獄の人生で失われた魂の善性を取り戻すあの司教と銀の食器の場面から心揺さぶられた。
怒り、憎しみから悔恨し、生き直しを決意する表情と目のクローズアップに心を鷲掴みにされ、音楽の盛り上がりと共に天高く舞い上がるカメラ。そして一気に次の幕に展開されるシークエンスの圧巻の素晴らしさ。
ファンテーヌ扮するアンハサウェイが「夢やぶれて」をやつれ果てた極限下の絶望、怒り、哀しみ、そして全てを諦めたかのような表情まで感情のうねりを一気に歌いあげる感涙の場面も忘れ難い。
コゼットとマリウスに扮したアマンダセイフライドとエディレッドメインのロミジュリ的なストレートな美しさやエポニーヌの切なさやテナルディエ夫妻のコミカルさにも隙がなく、バリトンボイスのジャベールことラッセルクロウが最後に見せる表情も忘れ難い。
そして最後の修道院でジャンバルジャンがコゼットに伝える場面はもう最後まで震える程の感動をもたらしてくれた。
On my ownやWho am I ?などの名曲の末に、クライマックスには怒涛のスペクタクル感を増大させた末の民衆の歌とOne day moreに至る物語と音楽が完全に融合した時の感動の凄さは驚愕の初体験だった‼️
生でキャストに歌わせて撮影する手法でその場の演者の感情が最大限に迸るトムフーパー監督の素晴らしい狙いもまた感動を押し上げてくれた要因の一つだろう。
以前、ロンドンの劇場街ウエストエンドのクイーンズ劇場で舞台を観た時に感じた包まれるような臨場感。
映画でもまさにその体感させてくれていたのだと改めてこの映画の完成度の高さに気づかされた。
この作品は人間誰もが深いところで共有している魂がもつ真の強さと美しさを、まさに命がけで取り戻す全ての登場人物と共に観ている私達も魂の底から歓喜と感動が溢れるような唯一無二の傑作だと思う。
私にとって映画とは人生を変える力、いや人間性にさえ深く影響を及ぼす力があると改めて確信させてくれた映画となった。
こんな奇跡のような作品との出逢いがこれからもあることを信じて、今年はフォロワーの皆様との交流を楽しみながら、映画ライフを存分に楽しんでいきたいと思います✨☺️✨
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