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2022年1月の記事一覧
父と母とときどき悪魔と
コペルニクス的転回が起きた。
今の私、もしかしたらあのときの父と同じじゃないかと。
年末年始になると必ず一度は聞かれる「帰省しないの?」トーク。
帰省が「安心安全な場所でゆっくりできるもの」であるならばきっとしていただろうけれど
「しんどい、理由がなければできないもの」と思っていたため、年末年始はひとり東京で過ごした。
おかげで、お正月を楽しもう企画を計画し、一人二役になってお雑煮を食べたり、
ライターコンサルの初回セッションで行っていること
昨日、ライターの眞山ゆきさんにコンサルの初回セッション(90分のお電話)を行った。
最初に彼女からDMをいただいたのは、12月のことだった。
「『ライター コンサル』で検索したら中村さんがトップに出てきたのでnoteのブログなどを読ませていただきました。ライタースキルアップのためにコンサルを受講したい気持ちになっており、先生を探しております。中村さんの文章はとても読みやすく心も動かされる文章だ
人生における「緊急脱出」という選択。
「あれはさ、きっと緊急脱出だったんだんだよね。」
新宿の小洒落たカフェで、正面に座る彼女から言葉が溢れでた。4年前に別れた時と変わらない凛とした雰囲気を纏いつつも、どこか当時にはなかった緩みをまとった雰囲気はまるで「別人」に近い印象を与えた。
そして突然に降って湧いたそのフレーズは、私の脳裏に直接語りかけるようなインパクトがあった。不意をつかれたものだから、私はおそらく腑抜けた顔をしていたよう
伝えることは、隠れていた選択肢を表に出すきっかけになる
最近、誰かと話す時に”伝えること”を意識している。
以前は、相手から何か提案をされた時、その提案に対して「こうした方がいいんじゃないか」「こういう考え方もあるよな」と思っていても「もういいや」と言わずに終わることが多かった。よほど自分に負担がかかる内容でない限りは、言いたいことを「もういいや」と飲み込んできた。
「反論して、もめるのが嫌だ」「私が意見していいものか」「伝えるなら、どう伝えたら分
それ以上でも、それ以下でもないではないか。
「スワンさんって、なんか落ち着いてますよね」
テーブル越しの相手からひょんな言葉が出た。私はふうんと、側からはそんなもんに見えるんですねと。あまり腑に落ちない顔をしてから、苦笑いして冷めかけのコーヒーに手をつけた。
幼少期、どちらかといえば私は「落ち着きのない子」として認識されていたはずであった。興味の赴くままひとりで遊ぶことを好み、気がつくと時間を忘れ、出かければいつの間にか知らない場所にい