スワン

事業デザイナー / Designship Do 代表 / 著書「あなたの24時間はどこへ消えるのか」発売中 / 自身の体験談をベースに、生活や仕事を通して気づいた考察をエッセイでお届けします。 現在妊娠中、2022年10月に出産予定。

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  • 思考の獣 | エッセイ

    仕事をしながら、暮らしをしながら、ふと獣のように湧き出る思考を書き留める実験のようなエッセイです。すこぶる元気な時より、すこしもの暗く静かな時のお供にどうぞ(*月1〜2本目安で更新中)

  • 文化的ミニマリストの年間ワードローブ

    1年を20着で過ごすという縛りの中で「ファッションを楽しむ」試みをしている、自称「文化的ミニマリスト」の年間ワードローブ記録用マガジンです。たまに購入品も紹介など。

  • 「あなたの24時間はどこへ消えるのか」まとめ

    初めての著書「あなたの24時間はどこへ消えるのか(SBクリエイティブ)」が出版されました。執筆に関する話や、リリース、レビューなど書籍に関する情報をまとめていくマガジンです。

  • 令和DINKs、迷いながら親になる。

    都内在住、IT業界でハードに働き続けた筆者(30歳)が20代後半から苦悩した「子供が欲しいのか分からない、というか考えたくない。」というひとつの本音をスタートラインに、仕事と家族と、人生の在り方に向き合い、妊娠出産をするまでの思考変化や出来事をまとめたエッセイ集です。 ▼ マガジン内で扱う内容(予定) ・妊娠前後で考えていたこと ・実際に受けた検査やその結果 ・自分の体に起きたことや感情変化

  • 折れないクリエイターの歩き方

    あらゆるモノづくりをしているクリエイターへ。 厳しい情報社会の中で、心を折らずにずっと創り続けていくための「しなやか」で「生きやすい」ちょっとしたコツや考え方を発信していきます。

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Notion×Googleカレンダーで叶える、人生を進めるタスク管理術

どうも、スワンです( 'ω') 株式会社メルペイにてデザイナーをしつつ、勉強会でグラレコを描いたり、社外でもデザインや組織づくりのお手伝いをしています。 最近はTwitter中心に生息していて、日々の考えや告知はここでまとめているのでよかったらこちらもどうぞ👇 毎日、タスクに追われる私たちへ。ポストイットに、ノートに、パソコンの管理ツール。「印刷所へ連絡」「新機能のUIをFIXさせる」「牛乳を買って帰る」と、私たちは想い想いのハードにせっせと目の前のタスクを書き込んでい

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    • 天国と地獄、明暗を分ける旅行の境界線と3つの条件。

      今年の夏、母と祖母を連れて上高地を訪れた。 空気はどこまでも澄んでいて、同時に心地の良い湿度であった。さすが避暑地と言わんばかりの気候にうっとりしながら、喉を通るそれも、体をすり抜けていくそれも、全てが柔らかく溶け合うような心地よさを纏っていた。 大都会東京から逃避行してきた私としては「これが本来、人間が吸うべき空気の練度だ」なんて冗談を頭に浮かべながら、その土地に体が馴染む感覚に浸っていた。 「良いところだねえ」 80を超えた祖母が笑顔をこぼしながら、言葉を発した。

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      • 文化的ミニマリストの年間ワードローブ20着まとめ(2022年)

        既に手垢にまみれきった「ミニマリスト」という言葉を使うのが適切なのかは分からないが、私が狭い狭いワンルームで一人暮らしをしていた頃に思いつきで始めた断捨離がもう5年は続いている。 それは世間的なブームというものもあったが、常に頭の中が言葉で埋め尽くされてしまう性質を抱えていた私にとっては「身の回りにある物の総量が少ないこと」がとても心身に合っていたからのようにも思う。 最初は大物である家具やインテリアに始まり、続いて家電や日用品へと続いた。物を減らしながらできる範囲で美し

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        • 妊娠7ヶ月でコロナを罹い、想定外の「咳」に苦しめられた話。

          かれこれこの2年ほど世間のあらゆる話題を掻っ攫っていたコロナウィルスの毒牙に、ついに私もやられてしまった。それは戻り梅雨も明け、肌を突き刺すような日差しが戻ってきた真夏の入り口にあたる2022年の7月末のことであった。 日曜の朝に目が覚めると、妙な悪寒がしたので「これは」と瞬間的に覚悟を決めた。熱を測るとまだ微熱程度ではあったが、この体の軋み方は間違いなく風邪の諸症状であった。そして今の時期、これがただの風邪である期待は非常に薄かった。 「残念ながら、陽性ですね」 かか

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          年間20着の服で過ごしていたミニマリストが、本気でファッション業界を追いかけてみたら。

          基本的にここ数年、私は無印良品のTシャツにダンスキンの黒スラックスだけで生きていた。 春秋はその上に、同じく無印良品のオックスフォードのノーカーラーシャツを羽織り、冬はさらにその上にニットを被れば良かった。それに真冬用のアウターがあれば、私の1年の洋服は十分に収まっていた。 服を減らすきっかけとなった「Notionでの服管理」を始めてから早3年とちょっと。当初は数を減らす目的で始めたわけではなかったのだが、いざ一点一点リストで服の管理を始めると「ここが好きだな」とか「毎回

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          一人目が「男の子で良かった」と感じた自分に、酷くガッカリした話。

          「股の間からチョンって飛び出てるでしょ、男の子ですね。」 担当医に言われながら目線をやった先のモニター越しに、確かに朧げながら小さな息子の息子を視認した。本当にこれが?と思うぐらいのサイズではあったのだが、よくよく聞いてみるとほぼ間違いないらしい。 青天の霹靂とまではいかなかったものの、これで我が子孫の身体上の性別が「男の子」だということが発覚した決定的瞬間であった。それは妊娠6ヶ月をすぎた、梅雨入り前の季節であった。 (男の子、か。) どうにも全然実感が湧かなかった

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          負の感情はどこへ逝くのか

          (わたし、怒ってたんだな) とある夕刻、わたしはひとりコーヒーを片手にふと自覚した。つい先ほどまで、チリチリと音を立てて脳を周回していた怒りとも呼べる感情が、線香花火が落ちるようにジュッと消え失せたのだ。 それと同時に周りの雑音も消え失せ、自分の頭にある思考モードのスイッチがガコンと切り替わったことが理解できた。わたしはカップに残るコーヒーを胃に流し込んでからシンクに放り込むと、そのままソファーにどかりと座り込んだ。 つい先ほどまで燻っていた私の怒りのような何かは、まる

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          自分が「空気になる感覚」を、大人になっても忘れないために。

          どさり。 洗い立てのシーツの上に、体を無造作に投げ出す。アメリカの「幸せな家庭の匂い」ことダウニーは我が家では採用されていないので、鼻の先に佇むシーツからは特にフローラル香りは漂ってはこないものの、昼過ぎの日差しが窓から差し込み、なんとも言えない微睡の時間が訪れていた。 時計は正午の手前を指していた。 今日は水曜日なのだけれど、自営業になってから3年目を迎えようとしていた私はたまたま仕事が入っていない日だった。その実態は、ある意味ふって湧いた休日とも言える日だった。

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          地味な母性でもいいじゃないか、と思った話。

          こいつ、いつ死ぬのかわからんのだよな。 不意に、不穏な言葉が脳裏をよぎる。自分の下腹部に目線を落としてそろりと自身のお腹を撫でてみるが、まだ膨らみもなければ大した動きもない。しかしそこに自分ではない「何か」が芽生えたということは科学が数値という記号を用いて、確かな現実を示していた。 当時のわたしはまだ妊娠5週目であった。 検査の結果、心拍を確認した担当医から「おめでとうございます」と告げられたのは良いものの、内心わたしは素直に喜べないでいた。それは事前にネット情報で知っ

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          何も信用できなくなった消費者と、神聖化される発信者の魔女裁判。

          「再生数のためって、いっそ言ってほしい。」 YouTubeのコメント欄に、体温の抜けた塩辛い文字がいくつも書き連なる。ディスプレイ上に表示されたそのメッセージはどこまでも機械的な表現だというのに、それは確かにこの地球上のどこかで生活している誰かが打ち込んだ、紛れもない「生きた言葉」であることが嫌でも脳裏をよぎる。 しんどい、な。 少し胸がギュッとして、わたしは思わずスマホの画面に目を細めてしまった。決して自分の動画につけられたコメントではない。あくまでネットを通して知っ

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          突然5児の母親に!デグーの出産珍事件から想う子育ての始まりと終わり。

          私は絶句した、子供が生まれたのだ。 人はあまりにも驚くと、声が出なくなるということを学んだと同時に、今のわたしを正確に描写するなら漫画のように目玉がぼろりとこぼれ落ちる表現がピッタリのように思えた。日中は妊娠初期の地味な食べつわりでなかなかにグロッキーになっていたはずなのに、一瞬でドーパミンが噴水のように湧き上がったようで胃の気持ち悪さは一瞬で吹っ飛んでいった。 まず安心して欲しいのだが、今回生まれたのはわたしの子供ではない。 まだ妊娠7週目目前の初期段階で産まれてしま

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          つわりがこんなに「孤独」で「過酷」だなんて、聞いてないんだが。

          朝だ。 重い瞼が静かに膜を上げると、いつもの白い天井が視界に飛び込んでくる。頭上にある小窓から差し込む光の具合で、今日の天気が冴えない曇り模様だということがじんわりと脳内で理解されていった。時刻はまだ早朝の5時をすぎたところだった。 ああ、今日も、地獄という1日が始まる。 意識が戻った瞬間に、体の中心にもの暗い気持ちが押し寄せてくる。ただただ目が覚めたことに、これほど絶望したことが今までの人生であっただろうか。既にビンビンと感じる胃の壮絶な不快感と、いまにも脳が割れそう

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          不妊症と診断されて、どこかホッとした自分がいた話。

          まだ日の登り切らない早朝。 珍しく目が早く覚めてしまったわたしは、まだ横で寝息を立てている相方に目線を落とす。彼を起こさないように一人、そっとベットから起き上がって洗面所に向かい、バシャバシャと顔を洗った。初冬に足を踏み入れ始めた空気が肌にシンと伝わり、水の温度はあっという間に手の温度を奪っていく。 パジャマのままサンダルを履き、玄関の鍵を開けて階段を降りていく。軒先の郵便受けまでたどり着き、パカりと中身を確認するとチラシに紛れて見慣れない茶封筒がポストに投函されていた。

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          仕事と結婚と、子供について悩み始めた人に知ってほしい「ブライダルチェック」のススメ。

          「子供、いつか産むのかなぁ」 当時20代半ば。定時をとっくに過ぎた薄暗い静かなオフィスで、わたしは不意に天井を見上げた。張り付いていたキーボードから手を離すと、仕事の締切に追われながら酷使し続けていた体がついにギシりと鈍い音を立て、いよいよ溜まった眼精疲労と肩こりがあまりに酷いことに気がついた。 手元のタンブラーに残っていたミネラルウォーターを手に取ると、それを一気に飲み干してそそくさと帰り支度を始めた。会社を出ると飲み会帰りのサラリーマンで街は賑やかだった。仕事脳のまま

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          最適なタイミングも、納得も、覚悟すらないまま、ただ親になるということ。

          「大丈夫よぉ、産めば分かるから!」 悪びれもなく、カラカラと明るい表情で誰かがわたしに言葉を投げる。一見するとフワッとした柔らかいボールのように見えるのだけれど、それはわたしの掌に落ちた瞬間、地獄の拷問器具の如く鋭利な針を突き出した。針は瞬間的にわたしの手に突き刺さり、血が溢れ出すようにわたしの心は酷い悲鳴をあげた。 ふざけん、な。 そんな科学的根拠もロジカルもクソもない理論を、このわたしに信じろというのか。痛みを通り越して、頭の中は煮えたぎるマグマのようにグラグラと怒

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          この度、新しく書き始めることとした当マガジン令和DINKs、迷いながら親になる。は典型的な仕事大好き人間であった筆者(女)が「子供を産んで親になる」という不安から逃げ続け、葛藤し、その末に選択した妊娠出産までの過程を赤裸々に書き綴ったエッセイ集です。 当エッセイを読んでいただくにあたり、テーマとしてもセンシティブな内容が含まれることが多分にあるため、あえてこの場をお借りして読み手のみなさまへの「前置き」としてお読みいただければ幸いです。 また普段は下記の別マガジンにて、日

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