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【高校生Teeの映画館】No.27 バック・トゥ・ザ・フューチャー3 [あらすじ,見どころ,感想]

皆さんこんにちは、愛知県で高校生をやってるTeeです。

昨日の投稿にスキしてくれた方、ありがとうございました!!!


今日は5月22ですが、毎月22は何の日か知っていますか?

毎月22日はショートケーキの日なんだそうです。どーゆーこと?ってなりますよね。なんか、カレンダー上で見ると、22の上に15(イチゴ)があるから、そこからショートケーキが連想されて「ショートケーキの日」ってなったそうです。

なんて平和な発想なんでしょう(笑)

毎月15日はいちごの日じゃないくせに、ショートケーキは時期関係なく毎月シフト組まれてるんですね。皮肉な話です。毎月毎月そんな日が設定されてるから、世の中からカロリーのお化けが居なくならないんでしょうね(笑)

ってことで、ショートケーキ食べてきます🍰


それでは、いきましょう!



今日紹介するのは、1990年公開のSFコメディ映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』です。過去に同シリーズの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』について紹介した記事を投稿した際に、「『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』は明日出します!」って言ったんですが、結局言ったきりになっていました。すみません。

というか、そもそも「そんな記事あったんだ」って感じですよね😂
下に貼っておくので、ぜひ読んでみてください!!!(ただ、今より記事のクオリティは低いものになってます…。)


【第一弾の記事はこちら】

【第二弾の記事はこちら】


最後まで読んでいただけると嬉しいです。

【監督】ロバート・ゼメキス【時間】116分


《あらすじ》

(※前作を知っている体で進めていきます。)

前作では、過去を変えることに成功したマーティーとドクが未来に帰るために飛行中だったデロリアンに落雷が直撃したことで、乗車していたドクがデロリアンと共に過去へと飛ばされてしまった、というシーンで終わります。今作は、その続きから始まります。

未来へ帰れず途方に暮れるマーティーのもとに、黒スーツを身にまとった一人の男が現れます。すると男は、「うちの会社で70年にわたって大切にしてきたものだ」と、マーティーに一通の手紙を手渡します。差出人はさっき雷に打たれたドクでした。

手紙の消印は1885年9月1日。手紙は過去のドクから届いたものでした。内容は、自分は無事で、未来のためにデロリアンをある鉱山に隠して保管してある、というもの。早速マーティーは1955年の世界で、マーティーを未来に送り返したばかりののドクに会いに行きます。未来に帰ったはずのマーティーが目の前に現れた事に驚いたドクでしたが、ここまでの経緯と手紙の内容を伝えると納得し、隠し場所の鉱山からデロリアンを掘り起こす作業を手伝ってくれます。


《注意》これより先は、ネタバレになります。





しかし、偶然にも鉱山付近の墓地で「エメット・ブラウン」と刻まれた墓石を発見し、ドクが手紙を書いたわずか一週間後にビフの祖先に殺害されてしまったことを知るのです。マーティーは1885年のドクを救うべく、1955年のドクと共同でデロリアンを修理して1885年の過去へとタイムスリップします。

タイムスリップに成功し、1885年の世界に着いたマーティーでしたが、到着してすぐにインディアンと大熊に襲われ気絶してしまいます。そんなマーティーを救ったのは、彼の曽祖父にあたるシェイマス・マクフライとその妻マギーでした。

彼らの手助けもありなんとかヒルバレーにたどりついたマーティーは、ビフの祖先ビュホード・タネンと出くわし、因縁をつけられてしまいますが、そのピンチをタイムスリップしていたドクが救ってくれるのです。

ドクの助けで危機を脱したマーティーでしたが、ここで肝心のデロリアンが故障しているという事実が発覚します。すぐにデロリアンでタイムスリップしようとしていた一行は、それが叶わないと知り落胆します。

しかし、何とか未来に帰る方法はないかと考えたドクは、さまざまな手段でデロリアンを走らせることを画策し、最終的に蒸気機関車でデロリアンを押すことで自走状態と同様の速度を得るという結論を出します。

こうして未来へと帰る算段をつけた二人でしたが、ドクが本来であれば亡くなってしまうはずの女性クララ・クレイトンを助けたことで、事態は思わぬ方向へと向かってしまうのです。

果たしてマーティーはドクが死んでしまうという過去を変え、無事に未来に帰れるのでしょうか。



《見どころとポイント》

⚫︎単作としても完結作としても見どころ満載

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今作は、単体の作品としてもシリーズ完結作としても抜群の出来で、3作目でも観ている人を飽きさせない工夫がありました。

例えば、今作の「あえて遠い過去へとタイムスリップする」という舞台設定。

シリーズヒットの要因は、これまで同様「魅力的なSF設定」。そのため、今回の西部劇という舞台ではその魅力を維持することが難しく思えます。しかし、今作ではあえてそうした魅力は抑えめにして、現代人がタイムスリップした際の戸惑いやギャップといった面を強調していて、これが物語のマンネリ化を防ぐという効果を発揮していました。

ただし、シリーズに共通する徹底的な「エンタメ路線の追求」というもう一つのコンセプトについてはブレがないので、魅惑のSF設定は控えめでも『バック・トゥ・ザ・フューチャーらしさ』を維持することが出来ています。

また、完結作らしくこれまでのシリーズで積み重ねられてきた物語を背景に、しっかりと物語が完結しています。単体作品としては『過去に飛ばされたことによるギャップや祖先との出会い』、シリーズの完結作としては『マンネリ化せずにキチンと物語が締められている点が』が見どころです。


⚫︎もう一人の主人公

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さて、今作における注目ポイントは、これまでマーティーのタイムスリップを補助する「サポート役」に徹していたドクが、本来の主人公であるマーティーよりも中心的に描かれているということです。

これまでの作品ではドクの内面的な部分(怒る・失望する・恋に落ちるといった感情)についてフォーカスが当てられていませんでしたが、今回の作品ではその部分を補完するかのように、マーティー以上にドクの心理描写がハッキリと描かれています。実際に、ドクがクララに恋をしたことが中盤以降の物語を大きく左右する事となります。

前作や前々作であれば、このように感情を見せた結果トラブルを引き起こすのはマーティーの役割でしたが、その役割をドクが担っているということは、実質主役として描かれているようなものです。

そのため、個人的に今作のドクは裏の主役であり、まるでヒロインのように愛すべきキャラクターとして描かれているかのようにさえ感じられました。


⚫︎破壊と完結

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今作は大人気『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結作ということもあり、マーティーが、ドクが、デロリアンが、どのような結末を迎えるのかが、大きな注目となります。

ここは完全ネタバレになるので言えませんが、いちヒントとして写真から読み取ってみて下さい。列車に引かれている銀色の塊、なんか見覚えのあるような・・・。


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ラストはこちら!イカつい汽車の周りには、何かの破片が散乱し、手前には腰を抜かし汽車を見上げる二人の人物が。。。これは?

超気持ち良い終わり方してくれます!



《高校生なりのまとめ》

さて、前作、前々作から少し遅れて『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

シリーズを締めくくる作品として、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の軸もブレることなく、それでいてPart1、Part2、Part3それぞれの魅力も見せてくれたり、今までマーティのサポート役だったドクが一番輝いている作品でもありました。

たった3本しか映画を観ていないのに、今まだ連れ添ってきた家族と別れるような感覚。「悲しみ」「喜び」そして「勇気」、あらゆる感動をこの作品から受けました。何度も言っていますが、30年前の映画とは思えないレベルのクオリティです!

シリーズを締めくくるのはドクの名台詞。

「It means your future hasn't been written yet. No one's has. Your future is whatever you make it.」
『そう、未来は白紙!自分の未来は自分で作るものなのだ』

未来は自分で作るって当たり前の事なのに、その言葉の奥にドクからの言葉ではない熱いメッセージが込められているような気がして、最後の最後でめちゃくちゃ泣かされました。さすが映画史に残る伝説の作品です。

シリーズが終わっても、どこかまだ続いているような。そんな気持ちになる映画です。

まだ観ていない人はこの映画を観るといい意味で狂わされます。僕が本気で勧める作品の一つです!!!

さぁ、あなたの映画人生に新たな伝説を築きましょう!



【予告はこちら】


親切に最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

次回も楽しみに!



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