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私が、シンエヴァまで見終わって感じたこと⑨

己の考え方と、行動を変えていけば、世界を変える第一歩になる、ということです。そこで上手くいかないことも沢山ありますが、それは成長の為の必要なステップで、試練であり、痛みも伴うことも時にはあるでしょう、ですが、自分を信じて、他人を信じて、自分を変え続けた人は、自分を変える事が出来、その結果、自分と同じ様なエネルギーを放つ人を引き寄せ、自分の見える世界も自分が、前より成長してるので変わります。

そうすると世界も変わって見えます。

現状を打破し、変化を望み、それを叶えるためには、
人間が、願いを叶える、夢を叶えるためには、他人や世界を壊さずに、己が成長する事を選ばなければ、破壊が起きます。


旧劇のシンジとアスカの愛憎劇は他人に、自分の求める行動や、思考をぶつけ合ったので、自分が変わることでなく、他人に変わることを強要した形となり、コミュニケーションがうまくいかず、すれ違っていたのもありますが、心や体が破壊され、シンジ君は、アスカの嫌、という言葉で、心が耐えきれなくなり、心が破壊され、破壊的行動に出てしまい、アスカの首を絞めてしまう。

ですがアスカが嫌と否定したのにも、ずっと行動を起こさず煮え切らない態度のシンジにイライラして怒ってしまうのも、シンジがアスカの心を傷つけてると言っても過言ではありません。

アスカはシンジと恋人として前に進みたいのです。でも、シンジは自分の事を都合よく助けてくれる人を求めているだけの様な発言をします。
アスカはそれに傷ついているのです。誰でも良い様な発言をするので、自分の寂しさを埋める為にシンジはアスカを求めているのです。


アスカは、シンジの事を認めていて、言葉や態度で上手く表現ができませんが、一緒に前に進みたい!という気持ちがあるのだと思います。

アスカは、シンジに心も体も破壊され、最後には倒れてしまっています。

シンジがアスカに会いたいと願ったから、ラストシーンではアスカがいるのですが、アスカとの心の繋がりを大事に出来なかったので、あの世界が精神イメージの世界であれ、現実世界であれ、心にダメージを負ったアスカは横たわっているしか出来ないくらい傷ついているということです。

シンジがアスカにもう一度会いたいと願ったのは良いのですが、アスカもダメージを受けているのですから、そこからしか始められなかった、ということです。

シンジ君が、あのアスカに否定されて首を絞めてしまったところから、どうやったらやり直せるのか、イメージが出来なかったから、旧劇ではあそこで終劇、となります。


恐らく、監督は、自分の気持ちだけで生きてると、コミュニケーションがすれ違っていて、相手に攻撃をしてしまうと(言葉でも行動でもです)こういう結末を、現実の私達も迎えてしまいますよ。という事を、作品にして、

だから、こうならないためには、どうしたら良いのか、考えて欲しかったのではないのかな?と私は思いました。

だから、旧劇は、ハッピーエンドで終わらなかったのだと私は思いました。ハッピーエンドの終わりとしては、TVシリーズできちんと完結しているからです。

その答えを私はずっと人生で考え尽くしてきました。そして、私の行き着いた答え、失敗しながら行動に移してやり続けた内容が、体験してきた事が、シンエヴァで起きている話とぴったり重なっていました。だから、人間の成長の過程を描いている作品だと思います。

これは、現実を生きる私たちにも大いに関係のある話なのです。

私は、エヴァンゲリオンは、そういう現実を生きる人間の私達に気がついて欲しい、そんな願いが込められている作品かな、と思いました。


人間的成長を遂げるには、自分で成長する!と決意し、今までの自分を脱ぎ捨て、新しい自分に生まれ変わる必要があります。そこには自分を変化させるのですから、痛みも伴います。現在の自分の枠を越えていく、自分を越えていく、という作業をしなければ成長している、とは言えないのです。

⑩に続きます。


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