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情熱と解釈。

今クールで唯一、毎週追いかけてたドラマ『だが、情熱はある』の話です。 Twitterの文字数には到底収まりきらないのでここに書きますね。 おれは山里亮太という人間が大好きです。 2021年5月末、リアルタイムで『明日のたりないふたり』を観終えて気持ちが昂ったおれは、終演後のグッズのオンライン販売に目もくれず、山里さんについての熱量高めのnoteを書き連ねていました。noteを書き終える頃にはグッズが全部売り切れていました。それぐらい好きです。 だからこそ、『午前0時の森』

    • Creepy Nutsのせいだった。

      『パッと咲いて散って灰に 消えてく然と』 Creepy Nutsのオールナイトニッポンが終わると知って、頭に浮かんだのはこのフレーズでした。 2021年5月、山里さんと若林さんから『たりないふたり』を託された彼らは、まだ暫くは深夜ラジオに居てくれると勝手に思っていました。エゴなのは重々承知で、そんなエゴを持ってたってバチは当たらないだろうと高を括っていました。 だからこそ、飲み込むのには少し時間がかかりました。 以前にもnoteで書いたんですが、おれがCreepy Nu

      • ハガキ職人はずるい

        「ハガキ職人はずるい」という文言を目にすることがあるんです。 それを書いた方、気が合いますね。おれも常々思ってたんです。ハガキ職人って『ずるい』んですよ。今日はそんなことを書いてみようと思います。 ・パーソナリティに認知されていてずるい ・優先的に読まれていてずるい ・Twitterにフォロワーが沢山いてずるい ハガキ職人がずるいとされる理由として挙げられているのはざっとこんな感じでした。もっとあったら教えて下さい。 ただ、個人的には、このへんの理由って全然『ずるい』の

        • Creepy Nutsのせいだ。その3

          熱量が先行して書きたいことまとまってへんのよな… とにかく、一部昇格おめでとうございます。ずっと大好きなラジオ。ずっとずっと続いてくれ。

        情熱と解釈。

          山里亮太のせいだ。

          山里さんが好きだ。 頭の回転が早いところが好きだ。 山里さんの脳内に用意された引き出しはとてつもなく多く、また、引き出しの中身も丁寧に整理されていて、状況に応じたワードがスッと出てくるように組み立てられている。 「くどい」「準備しすぎ」と周りから揶揄されようと、そのスタイルを錆びつかせずに続けているところに憧れる。 山里さんが好きだ。 ストイックなところが好きだ。 山里さんは努力をしていることを隠さない。それに、胸の内に抱えた嫉妬も、怨恨も、反骨心も、すべて衆人の眼

          山里亮太のせいだ。

          Creepy Nutsのせいだ。その2

          流れる季節の真ん中。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 時期が時期ですから、新しく始まる番組、終わる番組、色々とありますね。おれとしてはCreepy NutsのANN0がしっかり三年目に突入したのが嬉しいです。 まあぶっちゃけ全然心配してなかったんすけどね、継続するって思ってたし…(事後諸葛亮) 去年のこの時期に初年度の改編を乗り越えて、そこから一年でRさんがダンジョンのラスボス、松永さんは世界一のDJになり、Creepy Nutsはいい感じに売れて、番組イベントも大成功

          Creepy Nutsのせいだ。その2

          ご自由にお使いください。

          『楽しめたもん勝ち』っていう言葉がありますよね。 ある時には日常をより充実させるための金言として。ある時には苦境や困難を乗り越えるための励ましとして。色んな使われ方があると思うんです。 ぶっちゃけ、おれはこの言葉があまり好きじゃないです。 より正確に言うなら、この言葉を用いて自分の価値観を押し付けてくる人が嫌いです。そもそも『勝ち』が何を意味するのも分からない。明確な敵に打ち勝つ事を指すのか。それとも何か見えない敵と戦ってるのか。はたまた敵など存在しなくて不戦勝なのか。謎

          ご自由にお使いください。

          個室と大部屋。

          FMラジオの音楽番組をよく聴くんですよ。 よく聴くといっても、専らFM802という大阪のFMラジオ局です。ロックだったり流行りの曲だったり好きな音楽が昼夜問わず流れているので、通学の時や家で作業してる時に聴いてます。そんなFM802は今年で30周年なんですって。おめでたい。 さて、 "FMラジオ"って聴いたら何を想像しますかね。 音楽番組が多い シュっとしてる人がやってる J-WAVEの名物ナビゲーターことクリス・ペプラー TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK

          個室と大部屋。

          鮮度。

          テーマメールがめちゃくちゃ好きなんですよ。 深夜ラジオに送られてくるメールを細かく分類するとしたら『リアクションメール』『テーマメール』『コーナーメール』『ふつおた』に大別されると思うんですけど、その中でもダントツで『テーマメール』が好きです。 なんでかと言いますと、『テーマメール』ってふがいないエピソードを昇華できる絶好のチャンスじゃないですか。こっちが腹を割って話せば、パーソナリティの人が共感してくれたり、笑い飛ばしてくれたり、同じ目線に立って話してくれたり、時にはゲ

          鮮度。

          拝啓、フクロウ様。

          昔からリスナーの方々のTwitterを眺めるのが好きでして。 なんというか、本来ならラジオの中でしか生存確認できないリスナーさんについて「あ、生きてるんだ」「学生なんだ」「まだこんな若いんだ」「世論に物申すタイプの人なんだ」って教えてくれるのがTwitterじゃないすか。割とチートやとは思ってます。でもまあ好きです。 遡ること2017年の2月。おれは『TELTEL坊主』としてラジオ用のアカウントを作りました。まだ投稿にもそんなに積極的じゃなかった頃で、bio欄に聴いてる番

          拝啓、フクロウ様。

          言葉が嫌い。

          『スランプ』っていう言葉がなにより嫌いでして。 世間で言われてる『スランプ』を経験した事がない、っていう話ではないんです。もちろん自分にも『スランプ』はありました。 弓道やってた高校生の頃は県総体の前日から急に弓を引けなくなった事があったし、ダンスやってた大学生の頃にはダンスバトルで何をやっても相手に勝てない時期があったし。 ってか、ここ数ヶ月は沈金でフリースタイルラップ全然読んでもらえてないし。毎回欠かさず送ってんのになあ…あの人のあの顔文字をバカにしたからかなあ…わりと

          言葉が嫌い。

          Creepy Nutsのせいだ。

          2015年12月、おれが大学三年生だった時のこと。 その年の秋からフリースタイルダンジョンの放送が始まって世間でのラップ熱も徐々に高まってきていた頃に、とある曲のMVが公開されました。 当時、おれの所属してたストリートダンスサークルでもこの曲が話題になっていました。なんてったってダンスサークルは流行りを先取りしたがる群衆です。スピーカーから『合法的トビ方ノススメ』を流して、大声でRさんの歌い方を真似る奴もいたし、曲に合わせてサイファー(ダンサーver.:何人かで輪になって

          Creepy Nutsのせいだ。

          意思表示。

          「一週間、ラジオ聴くの我慢できたら100万やるわ」 …って仲の良い友達に言われたらどうしますか? 本気で友達が100万円をくれると信じて挑戦する人、(嘘に決まってる…)と思いつつ挑戦する人、そもそも挑戦しない人、水曜日のダウンタウンの企画を疑う人、まあ色んな人がいるんじゃないかと思います。 仮に、友達の言葉を本気で信じてラジオを我慢したとして、一週間後に「あの話嘘だよー!100万円あげませーん!」ってネタバラシされたらちょっと腹立ちますよね。おれならキレます。その友達を

          意思表示。

          立体と平面。

          あれは確か小学四年生のとき。通ってた塾の国語の先生がこんな事を教えてくれました。 「物語文を読み解く時には、誰がどのような思いで言葉を発したかを読み取る事が大事なんです。」 続けて、その先生は例を持ち出して、おれたち生徒にこんな質問をしました。 「一方は、皆さんが心から憎んでいる相手に向けて発する『アナタなんて大嫌い』 かたや、長期の海外転勤が決まった彼氏が、夜の神戸港で、彼女の幸せを願いながら別れを切り出した時に、号泣する彼女が男の胸に顔をうずめて口にした『アナタな

          立体と平面。