やりたいことの見つけ方
こんにちは。
GOOD&SHAREの牧野彰邦です。
パーソナルコーチをしたり、コンテンツクリエイターをしたり、間借り本屋を運営したりしています。
今日は「やりたいことの見つけ方」というテーマでお話ししたいと思います。
人は、未経験のことに不安を感じる
僕が好きなミュージシャンに、Rivers Cuomo(リヴァース・クオモ)っていう人がいます。
彼はWeezerというアメリカのロックバンドのヴォーカリストで、90年代にデビューして、CDが日本でもすごく売れました。 僕はWeezerももちろん好きなんですけども、リヴァースがソロで行っているプロジェクトが特に好きなんですよね。
彼の歌は、メロディーラインがとてもよくて、ソロでやっている曲の方がよりシンプルなのでメロディーラインが際立って聞こえて僕にとってそっちの方がいい曲だなと思うことが多いんです。
リヴァースはアメリカだとソロでもよくライブをしていて、それが特にいいんですよね。
↑これは、レコードショップでやったときのライブ映像なんですけども、すごい雰囲気良くないですか。
バックバンドを、ファンがやってるんですよ。
観客の中には自分のギターを持ってきて一緒に演奏してる人もいるし、コーラス部分を歌う人とか、エレキギターの決めのフレーズを歌ってる人がいたりとか、とにかく楽しそうなんですよね。
こういう人かなみたいな部分を含めて僕はリバースのことがとっても好きなんです。いつかアメリカで彼のライブ見に行きたいなーって、ずっと思ってました。
さて、そんなリバースが、最近ZOOMを使ってライブ配信を始めたっていうのを、たまたまネットの記事見つけました。
配信の様子が動画で上がっていたのでちょっと見てみたんですけども、まあアットホームで、彼のソロライブの雰囲気そのままなんですよ。
ちょうど3日後に、次回の配信があることがわかり、その場で200円ぐらいの視聴料金をPayPalで払って、申込みしました。
楽しみではあるんですけど、不安もあって。
動画でもあるように、周りは外国人ばっかりで、英語だけでしゃべってますよね。内容はかんのかな、とか。
あと、ZOOMにそもそも僕慣れてなかったので、ちゃんと使えるのかな、とか。
今思うとめちゃくちゃどうでもいい些細なことなんですけど、でもこの不安のせいでやっぱりやめようかなっても思いかけたぐらいです。
とは言え、やっぱり見てみたかったので参加したんですけど。
30分の短めの配信でしたが、終えてみたら、そんな不安、全く必要なかったですね。
英語がわかるのか問題は、逆に外国にいる気分になって、 なんなら「アメリカのライブハウスでライブを見る」ことの疑似体験ができたなって思うぐらいでした。
いいシュミレーションになったと思ってます。
実際に行ったときに、リヴァースにも英語で話しかけられるくらいになっとこう!って英語の学習意欲が出てきたくらいです。今週5月30日にも、日本時間AM10時半ぐらいから、配信があるそうなので、また参加します。
それにしても、ほんのささいな不安で、参加をためらっていたのは、何だったのか…。
でも、日常的にこういうことやっていないですか?
せっかく、新しいことにチャレンジしようとしても、「これが心配だからやめとこう」とか「もしこうなったら面倒だからやめとこう」とか、ちょっとした不安に負けて、自分でブレーキかけちゃったこと、ありませんか?
人って、未経験のことに、不安やリスクを感じるので、これは当たり前のことです。
でも、そこで勇気を出して実際に体験してみると、その心配や不安って、ほんとーーーーに、どうでもいいことだったりしませんか?
つまり、経験の数が多ければ多いほど、不安やリスクを感じることが少なくなっていくって、ことなんです。
自分の中の選択肢を増やす
不安やリスクが、経験の数に比例して少なくなるのであれば、
安心や豊かさは、経験の多さに比例します。
もっと言うと、選択肢の多さに比例してくるんです。
何か新しいことにチャレンジした後って、「世界が広がった」とか言いますよね。
これは、経験の数が増えたことで、
自分にできると思えることが増える
↓
これができるなら、あれもできるのでは?
↓
「自分の中の選択肢」が増える
と発展していくからなんです。
重要なのは、「自分の中の選択肢」ということです。
一般的な、世の中で言われる選択肢とは、ちょっと違います。
どういうことか、例をあげてみます。
たとえば、あなたが好きな人に告白して振られたとするじゃないですか。
落ち込んでるあなたに対して、友達が
「大丈夫だよ。男の数(女の数)なんて、星の数ほどいるんだから」
と言ってきました。
でも、そこで、
「そうだよね!」
って、ならないですよね。
男の人(女の人)が世界中にたくさんいるのは事実だけど、
「おれは、この人が好きなんだから、この人にと付き合えないと意味がないんだ!」
って、なりませんか?
つまり、そのときのあなたにとっての「付き合いたい人」という選択肢は、1つしかないんです。
これが、世の中で言われる選択肢と、あなたが持ってる「自分の中の選択肢」の違いです。
いくら事実であろうが、あなたにとって選択肢となりうるためには、それなりの条件があるはずです。
人は、未経験のことには、不安やリスクを感じやすいので、未経験のことがあなたにとっての選択肢になる可能性は低いでしょう。
だから、「自分の中の選択肢」=「経験したことがあること」になりやすいのです。
少ない選択肢の中から、やりたいことを決めようとしていないか?
やりたいことが見つからない、という人は、そもそも「自分の中の選択肢」の数が少ない可能性があります。
自分の中の選択肢が少ない状態で、好きなことを選ぶって、なかなか大変です。
やりたいことを3個の中から選ぶのと、100個の中から選ぶのでは、話がまったく変わってきますよね。
3個の中だと、妥協が必要になるかもしれませんが、100個もあれば、これならやってみてもいいかもと思えるものが1つくらいありそうです。
じゃあ、選択肢を増やすにはどうしたらいいか?
それが、「新しいことにチャレンジする」ってことなんです。
先程の話を思い出してください。
新しいことにチャレンジする
↓
経験の数が増えたことで、自分にできると思えることが増える
↓
これができるなら、あれもできるのでは?
↓
「自分の中の選択肢」が増える
これですね。
個人的な体感値としては、1つ経験するごとに、選択肢が10〜50個くらいは増えていくイメージです。
やりたいことがわからないという人は、まず「自分の中の選択肢」を増やすことから始めましょう。
それには、やったことがないことに、どんどんチャレンジしてみるのが大事。
選択肢を十分にもった上で、その中からやりたいことを探していけばいいと思います。
というわけで、今日は「やりたいことの見つけ方」というテーマでお話ししました。
また明日!
P.S.
もし、少しでもいい文章だったと思っていただけたら、
スキをお願いします!
GOOD&SHARE代表 / パーソナル・コーチ
牧野彰邦
おすすめの記事
サポート頂いたお金は、商品開発の費用として、ありがたく使わせていただきます。