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第7回【運営チーム紹介】私達がFCNonoに参加した理由

こんにちは!インドの社会課題解決に取り組むサッカーチーム『FC Nono』です。

第7回目となる本日は、国際色豊かで多様性に富んだ、FC Nonoの運営メンバーを紹介したいと思います。

FCNonoは、運営メンバーのほぼ全員がプロボノ※として活動に参加しています。
※プロボノ:ラテン語で「公共善のために」を意味する pro bono publico の略で、各分野の専門家が職業上持っている知識やスキルを無償提供して社会貢献すること。

現在、日本とインドを拠点に計16名のメンバーがいますが、今日はその中から5名をピックアップし、各自の自己紹介・キャリア・FC Nonoでの役割・FC Nonoに参加した理由、現在実施中のクラウドファンディングにかける想いを語ってもらいました。

それぞれがユニークなバックグラウンド・経験・キャリアを持っており、FC Nonoに参加するにあたっての志・理由も様々です。
本業でも副業でもないプロボノとして、それでもFC Nonoに参加したいと思ったそれぞれの人生ストーリーを、是非楽しんで読んでいただければと思います。

運営メンバーの自己紹介と皆様へのメッセージ

Abhilasha Devaraj(拠点:日本)

ニックネーム:Abhi(アビ)
FC Nonoでの役割:英語全般サポート(将来的には子供達に対して気候変動・サステナビリティに関する教育を行いたい)
彼女はFC Nono代表・萩原のTOYOTA時代の元同僚であり、現在はAmazon Japanで働く、環境エンジニアであり、1児の母です。インド国籍、日本生まれ、日本とアメリカで育ち、現在は日本に住んでいます。

For the second crowdfunding, Nono and our team worked really hard on creating a diverse program for the kids. Our initial program started off through football. However, since they were many kids who are not 100% interested in football (I understand because I am not either!), we are providing different activities so they can be interested in working on something that fits them. We have reached out to various professionals for each project and I am excited to see these kids learn from these professionals.

Abhilashaから皆様へのメッセージ

生本 めい(拠点:日本)

ニックネーム:めい
FC Nonoでの役割:広報PR、ファンドレイジング支援
彼女はFC Nono代表・萩原の同郷(岡山県倉敷市)の友人であり、新卒で宇宙航空研究開発機構(JAXA)を経て、現在は都内にある宇宙スタートアップで広報PRをしています。同じく1児の母です。

第1回目は寄付金の使い道がサッカー活動に焦点が絞られていたのに比べ、今回はアート活動、栄養指導、農業を通じた雇用創出に向けた取組みと、大きく活動内容(寄付金の使い道)が発展しています。
FC Nonoは、より多くの子供達に笑顔と従来の社会通念に囚われない勇気を届けるため、サッカーの指導活動に留まらず、彼ら彼女らのより良い生活・社会の循環を作り出すための活動を考え、準備を進めているからです。
私達一人ひとりができることは微力でも、各々ができる範囲で協力の手を差し伸べれば、それは大きな力となります。
どうか私達の「努力が報われる社会の実現」に向けた活動を、一緒に見守ってください!

めいから皆様へのメッセージ

大原 拓也(拠点:日本)

ニックネーム:たくや
FC Nonoでの役割:アドミニストレーション(将来的には組織・人事マネジメントに取り組みたい)
彼はFC Nono代表・萩原の友人であり、現在は大手メーカーで人事を担当しています。家族の仕事の都合で、英語もわからない中で渡米した経験したから、スポーツが持つ可能性を強く信じるに至りました。

現在、FC Nonoは資金がない中で活動をしております。そのため、出来ることも限られています。資金を得ることができれば、より多角的なアプローチからの支援を行うことが出来るようになります。
子ども達の「自分って出来るんだ」「もっと挑戦してみよう」という気持ちを後押し出来るよう、支援を拡大できればと思っております。
なので、みなさま、是非ご協力をよろしくお願いいたします!!

たくやから皆様へメッセージ

槙野 涼子(拠点:インド)

ニックネーム:りょうこさん
FC Nonoでの役割:オペレーション・マーケティング全般のマネジメント
彼女は家族の仕事帯同で二度目のインド生活を送っており、自身のジュエリーブランド運営、帰国生向けオンライン英語教師、フリーランスで日本人アーティストの海外展開サポート・通訳翻訳なども行っている、パワフルな、二児の母です。JFAのコーチ資格・審判資格保持者でもあります!

FC Nonoの今回のクラウドファンディングは、正直、欲張りに映るかもしれません。サッカーのみならず、栄養課題も、サッカー以外のアートというきっかけ作りも、雇用についても、一気に取り組もうとしている内容だからです。
しかし、そこには、日々目の当たりにする子ども達の過酷な環境の現実と、当然ですが止まってくれないその子たちの成長に対する焦りがあります。
私たち大人にとっては1年、2年と変化は少ないかもしれませんが、子ども達にとっての同じ時間の意味合いは大きなものです。「もうちょっと先にやればいいか」などということが一つもなくて、本当はすぐにでも環境を整えたり、意識を変えていける力が欲しいと日頃から感じています。なので、複数の課題への取り組みは、どれもこれも、甲乙つけがたく、どれも後回しができないことと捉えています。

「それにしても、目標金額は無謀な設定ではないか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
私もはじめは同じでしたが、実際に国内移動を繰り返しながら萩原が自己負担で全てを賄う現状は継続できるわけもなく、体制を変えていくことが必要なのは明確でした。
日本とインドのチーム体制と方向性を整え、なおかつ、子ども達を本当にサポートし続けるために土台を固めていくためには、サッカーだけでも、栄養だけでもでなく、迅速にFC Nonoを萩原の個人的な活動から、一つの組織として機能させる仕組みを組み立てる上での必要費用も今回算段しています。

メンバーの共通認識では、FC Nonoが目指している子ども達への支援は、何よりも「継続していくこと」が大切と考えています。
これはインドに限った話ではありませんが、世に現れるさまざまな支援活動の中では助けが必要とされる地域に外部の団体が設備や支援を提供したものの、数年後にはもぬけの殻、廃墟になった、解散した...などという活動は残念ながら少なくありません。
FC Nonoがサポートしていく子ども達、その子達を取り巻くコミュニティが良い方向に変わっていくためには、一朝一夜な関わり方ではなく、今後も継続して地域での活動、取り組み方を探りながら育てていくことが必要となってきます。

長期戦でこのような活動に挑んでいくためにも、今が一つの踏ん張りどころだととらえています。そのためにも、今回皆様にもお力添えをお願いさせて頂いた次第です。どうか、皆さまと共に、FC Nonoの活動を育てていけることを心より願っています。

りょうこさんから皆様へのメッセージ

谷本 敦(拠点:日本)

ニックネーム:あっちゃん
FC Nonoでの役割:日本側での事業戦略・企業連携
新卒で日本貿易振興機構(JETRO)を経て、現在は愛知県でスタートアップの支援を行っています。ガンジーの「死ぬならば散るように、生きるならば枯れることなく。」を人生のモットーに、インドとマサラをこよなく愛しています。

昨年現地を訪問し、子ども達が「サッカー」を通して本当に多くを学んでることを知りました。それは、サッカーの技術やリーダーシップ、忍耐力のような自己成長だけではなく、周りの子ども達との協調性や礼儀など、学校で十分に学べていない人間関係の構築や、目標意識を持つといった面での成長です。
そして何よりサッカーが好き!みんな夕方になるとどこもかしこもサッカーボールを持って、満面の笑みで激戦を繰り広げています。子ども達がより良い環境でよりサッカーを楽しめる環境を作っていくことが必要だと感じました。

また、子ども達にとって自己表現や、周りの子ども達と同じ目標に向かって一緒に取り組む機会が少ないことも課題としてあります。それはスポーツに限らず、文化芸術的な取組も含めて、子ども達の才能を引き出して目標達成をする機会がもっと増やせられれば、精神面での成長だけでなく、将来的に才能を活かせる機会を見つけられる可能性もあります。今回のクラウドファンディングでは、サッカーだけではなく、アートの切り口からも子ども達をエンパワーメントする機会を目指します。
また、子ども達と一緒に食事をする機会もありましたが、とても営養価が考慮されている食事ではなく、たとえ高価なものが購入出来なくても現地で入手できるもので、より健康的な食事があると思いました。栄養や健康的な体づくりについて考える機会が必要です。

今回のクラウドファンディングでは、子ども達の成長をより加速させると同時に、FC Nonoの活動を継続的なものにするため、現地側での雇用創出にむけた取組も含め、ビハール州初となる試みに挑戦しております。
クラウドファンディングの期間は残りわずかですが、出来るだけ多くの皆様に活動を知って頂き、共感頂ける方は是非ご協力、拡散を頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします!!

あっちゃんから皆様へメッセージ

その他、インドで実際にサッカー指導にあたるコーチ達を含む11名が運営メンバーとして日々FC Nonoの活動に参加しています。
是非、以下URLからご覧ください。

前回記事では、FC Nonoアンバサダーとしてサポートしてくれている現役プロサッカー選手達も紹介しておりますので、是非読んでみてください!


第2回クラウドファンディングは、本日23時で支援募集締切です!

これまでに278人の方々から258万円のご支援をいただいておりますが、目標金額580万円達成まで、まだ厳しい状況です

今回のクラウドファンディングは「All or Nothing 方式」という、目標金額を達成しなければ皆様に応援戴いた寄付金の1円も受け取ることができない仕組みとなっています。

皆様からいただいた沢山の応援を無駄にしないためにも、私達は最後まで諦めません。最後の一押しに向けて、是非皆様のお力をお貸しください!
また、周りの方にも私達の挑戦をシェアしていただければ幸いです!

引き続き応援のほど、宜しくお願いします!!!


Noteでの発信を通じて、皆様にインドの若者・子供達を取り巻く現状に目を向けていただけるきっかけとなればと願い、今後も活動を発信していきますので、是非フォローと応援をよろしくお願いします!


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