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ChatGPTを校務で活用する極意


こんにちは!エンジョイ先生です。


先日、喜舎場光紀先生のオンラインサロンにお招きいただき「現場で使えるChatGPTの使い方」というお話をさせていただきました。



サロンの趣旨が「定時で退勤する」ということでしたので、ChatGPTの校務活用についてお伝えしました。


おそらくChatGPTを触ったけれど、いまいち活用できてないという方は多いのではないでしょうか。


「どう活用できるのかがわからない」
「こっちが求めているものをなかなか出してくれない」


そんなふうに思ってみえる方も多くいると思うんですよね。

ですが、少しのコツさえわかれば実は校務での活用はカンタンなんです。
今日の内容は、コピペするだけで実行可能なものになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


今日は、ChatGPTを校務活用する上でシンプルかつ最も効果的な極意はこれだ!ということを共有します。


ChatGPTには見本をみせよ


ChatGPTを校務で活用する極意、
それは「ChatGPTに見本をみせること」です。

この極意を使うことで

・学級通信の作成
・所見文の作成
・職員会提案資料の作成
・研修報告の作成

などが、とてもカンタンで効率的に実行できます。

今日は、実際の例とやり方をご紹介します。

なお、今回は無料版を使用しています。
なので、ここに書いたものはどなたでも再現可能です。
ここに書く指示文をコピペして、ぜひおためし下さい。

有料版を使用すると、より希望に沿った答えをAIは出してくれます。
試してみて「いいじゃん!」となった方は、
ぜひ有料版も検討してみて下さいね。


学級通信の作成

まず、自分が過去に書いた学級通信の文を、
↓の画像のように3つほど貼り付けます。
(個人情報が含まれる文は削除するなど配慮して下さい)

そして、その下に

########

あなたは、小学校教師です。
上の3つの文章は、それぞれ私が作成した学級通信の文章です。この文章の書き方を真似して以下の内容で学級通信を書いて下さい。
・(書きたい内容)

と書きます。
書きたい内容は、ざっくりと箇条書きでOKです。

ぼくはこんな感じで記入しました。

すると、ぼくの書き方に近い形で、
↓のような文章を数秒で作ってくれました。

どうでしょう。
若干、固い言い方はあるものの、ぼくが書きそうな感じで伝えたい内容を文章にしてくれました。

あとは、言葉の使い方などを修正すれば学級通信の完成です。


AIというとむずかしいイメージがありますが、
ChatGPTは人と同じです。


たとえば、あなたが他人から見本なしで「学級通信作って」と言われたら、とりあえず自分の書き方で書きますよね。
けれど、その時に見本を渡されて「こんな書き方で書いて」とお願いされると、その書き方を意識して書くでしょう。

それと同じことがChatGPTにも言えるのです。

(ちなみに有料版のGPT4は、WordやPDFファイルの読み取りができます。学級通信のファイルを添付して指示を出せるので、コピペの手間が省けます)


研修のリポート作成


同じ技「見本をみせる」が、研修のリポート作成でも使えます。

こちらも、まずは過去のリポートなどを貼り付けます。
そして、その下にこのように書きます。

#############
あなたは小学校教師です。上は研修リポートの見本です。この書き方を真似して、以下の内容で研修のリポートを作成して下さい。
・(日付や学んだ内容をざっくり箇条書き)

こんな感じです

見本のレポート内容がふざけているのは気にしないでください。書き方が伝わればいいのです

すると、見本の書き方で以下のように書いてくれました。

これでリポートの叩き台ができました。
あとは、言葉の使い方や内容を修正すればリポートの完成です。


おわりに


さて、このようにChatGPTを校務で活用する極意は「見本をみせること」です。

ぜひみなさんもお試しください。


↓興味のある方は、ぜひこちらもごらんください。

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