マガジンのカバー画像

牛肉事業へ挑戦

43
運営しているクリエイター

#六次産業化

続・てんぷ牛「ふじ」がお肉になりました。

続・てんぷ牛「ふじ」がお肉になりました。

こんにちは

前回は、ふじがどのように生活していたか、どんなものを食べていたか飲んでいたかなどをご紹介しました。今回はそのふじが、屠畜されてお肉になった後の事を書いていきたいと思います。

9月23日にうちの農場に引っ越してきたふじは3月29日に屠畜場に運ばれて翌日に屠畜されました。ふじの枝肉を1日置いた次の日に私たちも枝肉を見に行きました。

屠畜場の方の話を聞く限り「内臓の破棄はゼロ」と言う事

もっとみる
てるこのハンバーグになる

てるこのハンバーグになる

こんにちは

てるこのお肉×ザルツェンラインさんご協力の元で、新たな加工品ができました、ハンバーグとペッパービーフ(低添加バージョン)です。

ザルツェンラインさんと言えば、鹿児島で一番の老舗であり、県内産の肉、手作り、炭火燻製窯、低添加とこだわりの肉工房でありまして・・・今年で創業40年だそうです。そんなザルツェンラインのオーナーの池水さんがてるこのお肉に魔法をかけていただけるので・・・美味しく

もっとみる
ペッパービーフの第二、三弾が来ました

ペッパービーフの第二、三弾が来ました

前回、てるこの加工品の一つとしてご紹介していたペッパービーフの別フレーバーがでました!

ペッパービーフ「ブラックペッパー」と「ピリ辛」です。
上の写真から見ますと左側がブラックペッパーで右側がピリ辛ですね。

下の画像は左がピリ辛で右がブラックペッパーです。
共に解凍してからそのまま食べれますので、ちょっとしたおつまみが欲しい時なんか冷蔵庫にあったらビールや赤ワインと合うと思います。無添加&手作

もっとみる
てんぷ牛「てるこ」の加工品

てんぷ牛「てるこ」の加工品

こんにちは

今回はてんぷ畜産×炭火燻製工房 ザルツェンライン×薩摩銘酒館 杉元酒店のコラボ商品「ペッパービーフ」と「コンビーフ」の紹介です。
オール手作りの為、少量生産&増産予定なし!であります。

〇ペッパービーフは、味わいが強くスープや煮込み料理に向くウデ肉をあえて使いました。例えるなら薄く切ったローストビーフのような味わいであります。そのままお酒のお供、パンにはさんでサンドイッチ、サラダの

もっとみる
てるこステーキになる2

てるこステーキになる2

こんにちは

先日出荷した「てるこ」のもう一つの行き先である「森の陽樹」さんへ突撃訪問してきました。

突撃訪問というのも我々の本業は繁殖農家でありまして、簡単に言うと牛にお産をしてもらってその子牛を一定期間育てて売る仕事です。そして繁殖農家(と母牛も子牛も)最大のリスクがお産なのです。そしてお産はいつくるかわからないので、予定日が過ぎた母牛が何頭かいる状態だと計画的な遠出ができないんですよね。

もっとみる
ブレザオラと焼酎バー

ブレザオラと焼酎バー

こんにちは

先日、てるこのステーキを食べに行ったあとにてんぷブレザオラを使って頂いている天文館の焼酎バーSAOさんに行ってきました。

日本で初めて焼酎専門のバーを立ち上げたお店だそうです。

私はお酒の世界に詳しくないのですが、焼酎や日本酒は蔵によって誰でも買えるものではなくて既存のお客さんの紹介とか、蔵に足繁く通って認められて初めて購入できる蔵なんかもしばしばあるそうです。そんな中、150種

もっとみる
てるこステーキになる。

てるこステーキになる。

こんにちは
先日出荷したてんぷ牛「てるこ号」を買って頂いたサカエヤさんから

「てるこは鹿児島市内のグルマンドポムさん(飲食店)に行ったよ。」

と教えていただきまして、食べに行ってきました。

グルマンドポムさんはコチラ↓↓

お店の良さとか料理の美味しさやドリンクとのペアリングなんかは色々な方が色んな角度で絶賛してるので割愛しちゃって(私も同席して頂いた皆様も大喜びでした。)ステーキの画像に行

もっとみる
てんぷ牛の出荷がありました(番外編)

てんぷ牛の出荷がありました(番外編)

こんにちは

例のアレ・・・我々じゃ手におえない、冷蔵庫の、、パンパンの。

ところが!

北薩配達周りのの翌日に、なんと助っ人が来てくれましたーーー!!

※詳しくはこちらのツイッターをご覧ください。

ツイッターやスペースでは何度か絡ませて頂いていたのですが、リアルでお会いするのは初めてでした。二時間ちょっとの車道にも関わらず、ちゃっと来てくれて・・・ホルモンの下処理や指導などしてくれました!

もっとみる
てんぷ牛の出荷がありました。

てんぷ牛の出荷がありました。

こんにちは

子牛の出荷がはじまり続いててんぷ牛の出荷がありました。てんぷ牛とはてんぷ畜産のお届けする経産牛肉の事です。(詳しい話は以前書いたコチラをどうぞ)

※屠畜について書いていますので抵抗がある方は読み進めないでくださいね。

牛や豚は自分で屠畜する事はできないので屠畜場に持っていきます。我々もお肉をする以上はウチの牛がどうなるのか知る必要があると考え去年見学してきました。あくまで一例で屠

もっとみる
てんぷ牛について

てんぷ牛について

ウチは繁殖経営が主体なのですが元々「六次産業化をしたい」という思いがあって経産牛のお肉もやっています。肥育をしていると言わないのは、いわゆる慣行肥育はしてなくて、ミートセンター(屠畜場)に出荷しても基本的には全て買い戻して食べたり加工したり販売したりとしているからです。

てんぷ牛の定義はなんですか?と聞かれることもあるのですが、経産牛であることとなるべく年を重ねた牛ってこと、慣行肥育はしないこと

もっとみる
てんぷ畜産のブレザオラとパンチェッタが解禁になりました。

てんぷ畜産のブレザオラとパンチェッタが解禁になりました。

さて色々試作はしたけど最終的には生ハムを作ることにしたてんぷ畜産だが販路もない。

資金面で支援があればありがたいと役場や振興局に相談するも雲をつかむような話だね!と取り合ってもらえないだけでなく、、、私が就農したばかりな事から就農の為の借入金や給付金に手を付けて六次化するのはだめだと釘を刺されてしまいました。

そして生ハム加工の最小ロットがモモ肉100kgと聞いてなかなかすんなり上手くはいかな

もっとみる
てんぷ牛肉さまざまな加工食品になる

てんぷ牛肉さまざまな加工食品になる

今日は更新停滞時の六次産業化について書いていきたいと思います。以前、生ハムやカレーの試作品については書きました。生ハムについては本作をしようと動き始めたのですがモモ肉が主体な事、製造元の方の最低ロットなどから課題もありそこも調整が必要でした。(生ハムについては別途書きます。)

カレーはテスト販売もしたのですが、美味しいけどお値段がね〜と皆さまからご指摘を受けまして、、今後の課題はコストダウンかな

もっとみる
てんぷの子牛が競りに出る vol.2.3

てんぷの子牛が競りに出る vol.2.3

半年近く更新が滞っており理由は怠慢であります。怠慢だけではなく今後の農業が左右される事もありました。それについては全て片付いた後に書き記したいと思います。今後牛飼いに新規参入される方の参考になったら良いなと思っています。

さて、半年間の間にはお肉の加工品の試作や本業の競りなどぼちぼち進展もありましたので一つずつ書いて行きたいと思います。

第二第三の競り!てんぷが本格的に牛を導入したのは育成妊娠

もっとみる
天賦ヘルシービーフが罪あるレトルトカレーになりました。

天賦ヘルシービーフが罪あるレトルトカレーになりました。

ウチの100g1100円する天賦ヘルシービーフを125gぶち込んだレトルトカレーが出来ました。

採算度外視しました。

100食限定ですが、知人だけ譲ります