【働きがい創出の効果】 

働きがいのある会社と、そうでない会社にはどのような違いがあるのでしょうか?

『働きやすい・働きがいのある職場づくりに関する調査報告書』
https://www.mhlw.go.jp/chushoukigyou_kaizen/investigation/report.pdf
(厚生労働省職業安定局2014年5月)によると、

「働きがい」や「働きやすさ」がある会社では、従業員の仕事に対する意欲が高く、 職場への定着が進みやすい傾向があり、
さらに、会社の業績も高い傾向にあるという結果がでています。

前川孝雄氏の著書(※1)では、
「働きやすさ」ばかりに焦点が当てられ、
「働きがい」については置き去りになっていると警鐘をならしています。
※1 社員が辞めない、ワクワクする職場「働きがいあふれる」チームのつくり方

企業で行われている雇用管理制度等のうち、
実施の有無で、最も「働きがい」において差があった回答は、

「各自に与えられた仕事の意義や重要性についての説明」でした。

つまり、仕事の意義や重要性を理解して働いている場合においては従業員は働きがいがあり、その逆の場合、例えばトップダウンのような「いいから黙ってやれ」というような場合においては、仕事にやり甲斐を見出すことができないと言えるでしょう。

エーオン・ヒューイット社による
従業員エンゲージメント調査(※2)では、
世界の平均値が63%であるのに対し、
日本は40%以下と 他国に比べて
愛社精神を持つ従業員が著しく低いという結果が出ています。
※2 Aon Hewitt, 2017 Trends in Global Employee Engagement


みなさんの会社では、企業理念やビジョンが
従業員に対し発信され、また、それが浸透しているでしょうか?

自分たちの仕事が社会にどう貢献しているのか、また、会社の一員であることに誇りを持てるのか。

企業理念のもと、みなさんのチームや部署は
どのような目的や目標持ち、どのような役割を担ってますか?それをメンバーに伝えているでしょうか?

そんなこと言わなくても…、説明する時間ない…とプレイングマネージャーの嘆きの声が聞こえてきそうですが、
部下一人一人がどのぐらいの働きがいを持ち仕事に向かっているのか、今一度振り返ってみることも大切かもしれません。

労働人口減少による労働力不足はとても深刻です。いまあるリソースを最大限に活かすことが、あなたのチームや組織の変革のカギとなります。

ハラスメントへの対策が叫ばれる中、また限られた時間の中で、部下と密に関わることに難しさを感じる管理職の方も少なくないかもしれません。しかし、部下の成長を促し、
生産性向上を推進していくために上司にできることは、部下の声(本音)を聞き、あなたの思いを伝える丁寧な双方向のコーチングコミュニケーションなのです。

コミュニケーションは学ぶことができます。
コーチングスキルはみなさんの部下育成に
きっとお役立ていただけると信じています。

文責:川崎三奈子

 
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TRUST BOARDINGの3つの特徴
◇e-learningで基礎的なコミュニケーションスキルを学べる
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この文を書いた人

川崎三奈子

大学卒業後、11年間メーカー開発部で商品開発や企画に携わる。退職後、コーチとして独立。 頑張りすぎ、我慢しすぎ…は、どこかにひずみを生じます。過去の私がそうでした。 働くことに必死過ぎて視野は狭まり、今は大切にしたいと当たり前に思える、自分自身、自分のキャリア、家族のことを大切にできてなかったと思います。 一度きりの人生、元気で働き、ありたい自分で過ごすために、月に一度、自分メンテ、お話しましょう♪ O型、てんびん座、巳年。長女。真ん中っこ。広島県出身・在住。 好きな人、もの、こと/栗原はるみ、ジミン、シフォンケーキ作り、テニス、カフェ、自然の中、キャンプ、映画、歌うこと。男女2児の母。
https://375coaching.themedia.jp/



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