つっちー

シカを撮ってる人 写真を撮りながら感じたこと・思ったことを書いてます。 '94年生まれ

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シカを撮ってる人 写真を撮りながら感じたこと・思ったことを書いてます。 '94年生まれ

最近の記事

2022年の振り返り

お久しぶりです。 早くも12月になってしまいました。 今年もあと3週間無いんですね… 今年を振り返ると、本当に波瀾万丈というか色々なことがありました。 復職し、春には芸大に入って職場が変わり 身の回りの環境がガラッと変わって様々な新しい出会いのあった一年でした シカを撮るのを辞めようかなと思った時期もありましたが、 芸大に入って知り合った仲間から撮り続けたほうがいいと助言をもらってまた撮ってます。 同じ写真の道を志す仲間、そして同じ芸術の道を進む先達である画家の友人

    • 雨天決行

      雨が降るとどうしても憂鬱な気分になりがちですが、写真を撮るようになってから雨だからこそカメラ持って外に出ようと思うようになりました。 写真を撮る楽しさは雨の日だろうと変わりないし、雨の情景は雨の日しか撮れないので、雨の降る日は雨を楽しむ。 あと、個人的に雨の降り始めのアスファルトが濡れた匂いが好きだったりします。 地面が濡れると光がより反射するので、特に夜の撮影と相性がいい。 水たまりのリフレクションだったり水滴だったり、晴れの日にはない被写体がそこにはあります。 今

      • 8月の20円切手

        20円切手に描かれているのがシカだと最近知りました。 背景色がパステルグリーンなのもあって、なんかかわいい どこのシカをモデルにしたかは分からないし個体差あるんですが、夏毛でツノがまだ茶色く見えるので奈良で言うと8月ぐらいのシカでしょうか。 オスのシカはツノの凛々しさと小動物らしい可愛らしさを兼ね備えてますよね。つぶらな瞳がかわいいです また写真撮りに行かないとな

        • 写真を学ぶ上で撮る行為自体は自分の経験値として重要だけど、他の人の撮った写真を解説聞きながら見るということがすごい刺激的で自分にはない着眼点ばかりだったので皆センスがすごいなぁ…と。もっと視野を広げてセンスを磨かなければならないなと痛感した芸大で初めて授業を受けた感想です

        2022年の振り返り

        • 雨天決行

        • 8月の20円切手

        • 写真を学ぶ上で撮る行為自体は自分の経験値として重要だけど、他の人の撮った写真を解説聞きながら見るということがすごい刺激的で自分にはない着眼点ばかりだったので皆センスがすごいなぁ…と。もっと視野を広げてセンスを磨かなければならないなと痛感した芸大で初めて授業を受けた感想です

          芸大入学に至ったいきさつ

          お久しぶりです。なんとか生きてます 実は4月から写真撮影を学びに"芸大"に入ることになりました。 ただ、ここへ至るには約半年間の紆余曲折がありまして… 今回はその芸大入学へ至った経緯を書こうと思います 突然の不調前段階としての事の発端は昨年の10月末ごろからメンタル不調に陥り、ドクターストップで休職するところから始まります。 会社から離れて休んでいる間、特にすることもなく幸い昨年内は感染者数も落ち着いていたのでならばとカメラを持って出かけることに。 近場で行ったことの

          芸大入学に至ったいきさつ

          モノクロームの可能性

          実は僕自身が個人的に決めている年間の目標というか指針というかものの中でモノクロ写真での表現を高めたいなって思っていて。 常にモノクロで撮っている訳ではないですし、現像しているときにこの画像はグレースケールにしたら面白いかなとか思うものがあった時だけですけど。 よかったら見ていってください〜 ・奈良 長谷寺にて(2019) 今では感染拡大防止で全国的に神社・お寺の手水舎の柄杓は使用停止になっているところがほとんどですが、これは2019年撮影。あの頃の日常ですね ・高知駅

          モノクロームの可能性

          原点回帰して見えたこと

          ご無沙汰しております。 ここ最近、写真を撮ったり撮らなかったりで日々過ごしています。モチベーションに波があるんですよね 最近、20年ぶりぐらいに"写ルンです"で撮り歩いて現像に出してみました。 フィルムならではの粒子感と色味。 いいですね ・伊勢中川駅にて 実は僕、カメラデビューが"写ルンです"なんですよね。 小学校に入ってから親と電車に乗って出かけるようになった時に持たせてもらったのが始まりでー 現像するまでどう写ってるか分からない、暗いところにめっぽう弱い写ル

          原点回帰して見えたこと

          奈良のシカから見えた社会問題

          ちゃんとしたnoteは久しぶりになってしまいました。 実は今、自費出版しようと本を書いているんですが、その中で改めて見えてきたことを本のダイジェストみたいな感じで書きたいと思います。 奥が深いというか、シカを撮らせてもらっている側?としてもちゃんと向き合わねばならない(けど僕1人の力じゃどうにもならない)ので周知だけでも。とりあえず、少しでも多くの人に現状を知って欲しいです。 奈良とシカの歴史 古都と呼ばれる奈良・京都・鎌倉には古くからの街の中に国宝群の神社・仏閣がある

          奈良のシカから見えた社会問題

          ズームレンズでも構えずスナップ撮ると大体35mmに落ち着く。 初めて持ったレンズが35mmだったってのもあるかもしれないけど、なんか心地いい焦点距離。

          ズームレンズでも構えずスナップ撮ると大体35mmに落ち着く。 初めて持ったレンズが35mmだったってのもあるかもしれないけど、なんか心地いい焦点距離。

          撮った写真は2回評価を受ける?

          1回目の評価このnoteを読んでくださっている方がカメラで写真を撮られたら、おそらく撮った中から選びに選んで現像をしたりSNSにアップしたりプリントをされてると思います。 この段階で撮られた写真は1回目の評価を受けていると僕は考えます 撮った本人が撮った写真の中で厳選をする。 もちろん撮った本人が良いと思わなければ、その写真は世には出ないですよね。 ここで漏れれば俗に言うボツ写真です 見る人は裏側を知らない 仮に僕が撮った写真をキャプション無しで見た人がいるとするー

          撮った写真は2回評価を受ける?

          撮りながら最近見えてきたこと

          上記リンクのnoteを皆さんに読んで頂けてありがたい限りなんですが、書いた後ずっと僕自身が今、写真を撮る理由・目的ってなんだろうと考えてました。 考えあぐねてまたカメラを構えてみたり… その中でひとつ確かなのは、今でも変わらず好きであること。 被写体のシカであったり奈良の街であったり島の雰囲気であったり… 好きを好きでいること 自分に正直でいること 等身大でいること 何も恥ずかしいことはないし、胸張っていいんじゃないかって思いました。 何言ってんの?って話なんですけ

          撮りながら最近見えてきたこと

          今日という日を記憶に留めるか、記録に残すか

          先日、甥っ子のお食い初めがありました。 本来なら両家集まってするべきなんでしょうが、このご時世なので密を回避すべく母方と父方に分かれて開催することになり、そして僕が記録係のカメラマンに。 ただ、僕自身これまで人を撮ったことがないし、人の為に撮るのも今回が初めて。 これまで人にカメラを向けるのってなんかはばかられるイメージだったんですよね。 そりゃ皆が皆撮って欲しい・撮られて嬉しい人ではないですし… とはいえ、現像した画像を送ったら喜んでもらえたようでなにより。 流石

          今日という日を記憶に留めるか、記録に残すか

          撮影後記#009 初めて見る標識

          南知多にある篠島・日間賀島へ行った時のこと。 海岸沿いに見たこともない白い三角の標識がいくつも立ってました。 自動車学校で習った覚えのないものー どうやら”白色三角標識板”というらしい。 標識のある所に海底ケーブルや送水管が海底に敷設されているので、ここに錨を下ろしてはいけないという意味だとか。 撮影日:2020.9.14 撮影場所:日間賀島 タイルロード 使用機材:EOS RP 使用レンズ:SAMYANG RF14mm F2.8 焦点距離:14mm F8 1

          撮影後記#009 初めて見る標識

          撮影後記#008 人間は無力だ

          上記リンクの撮影後記#006の内容から遡ること3ヶ月前の2020年6月ー 今振り返れば、第1波と第2波の谷間だった時期に貯まった各種ポイントの消化も兼ねて約半年ぶりに奈良へ行った時のこと。 もともと観光客の少ない早朝に奈良公園へ出向いて散歩がてら撮るスタイルだったので、禍中でも特にこれまでと変わらず。 シカは日の出とともに動き出しますからね。 夏は日の出が早いし、日が昇ると暑くてとても歩いてられないので4時にホテルを出たこともありました。 今では到底出来そうもないですね

          撮影後記#008 人間は無力だ

          写真を撮る目的とは

          今回は撮影後記ではなく”写真との向き合い方”について、僕が思い至ったことを書かせていただきます。 写真を撮る動作まず今、この記事を読んでくださっているあなたへ質問です! あなたは写真を撮りますか? どんな写真を撮りますか? 今ではスマホに一眼にも負けないような高性能なカメラが付いている時代、誰でもどんな時でも手軽に写真を撮ることができます。 先程の質問ですが、ひとえに写真と言っても色々あります。 証明写真から記念写真、はたまた趣味で撮る風景写真まで。 その中でも趣味で

          写真を撮る目的とは