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撮った写真は2回評価を受ける?

1回目の評価

このnoteを読んでくださっている方がカメラで写真を撮られたら、おそらく撮った中から選びに選んで現像をしたりSNSにアップしたりプリントをされてると思います。


この段階で撮られた写真は1回目の評価を受けていると僕は考えます
撮った本人が撮った写真の中で厳選をする。
もちろん撮った本人が良いと思わなければ、その写真は世には出ないですよね。
ここで漏れれば俗に言うボツ写真です



見る人は裏側を知らない


仮に僕が撮った写真をキャプション無しで見た人がいるとするー

・どんなカメラ・レンズで撮っているのか
・撮影にどれぐらい時間と労力をかけているか
・撮って出しなのか現像してるのか
までは知る由もないでしょう。


世に出した写真だけで評価される世界
どんなに苦労しようが時間をかけようが、見た人が良いと思わなければ評価は付かない訳で、良いカメラで撮ったとか撮影に時間をかけたとかは撮った側の言い訳でしかない。


もちろん、良いカメラで良い写真を撮る人も居るし、じっくり時間をかけて撮影をして良い写真を撮る人もいる。
ただ、スマホで撮っても良い写真だと評価されてる人もいるという事実もあります。


結局カメラは、撮る→見せるという流れの中で目的でなく手段であり、あくまで表現をする媒体です。
目的が撮る行為でないのなら性能で比べても仕方ない。僕はそう思います。



2回目の評価


2回目の評価は見た人がする評価です。
食べ物に好き嫌いがあるように写真のテイストにも好き嫌いがあると読んだことがあります。


撮る人の感性が十人十色なら受け手の見る人の感性も十人十色
よっぽど珍しいとか、すごい写真でもなければ万人ウケなんてしません。
SNSでバズってるとよく言われる写真なんかはかなりのレアケースですからね。
残念ながら初めから狙って撮れるものではないです…



見せるか魅せるか

じゃあどうすれば見る人に伝わるか


どう撮ってどう魅せるか


”見”せるではなく”魅せる”
ただ撮る→撮ったものを見せるのではなく、撮ったものを見た人に良いように魅せなければならない


前に何かの記事で見かけたんですが、

カメラというフィルターを通すと肉眼で見えている色や明るさではなくカメラが削ぎ落として出力した色や明るさの画になってしまう。
だからRAW(jpegでない非圧縮の元データ)で撮って、撮った人が肉眼で見たもの(イメージ)に近いように現像で修正するんだ

ってのを読みました。


僕はjpeg撮って出しを否定している訳ではないですし、カメラが撮って出しでアウトプットする色や明るさにもメーカーや機種によって個性があるのも事実です。

カメラの個性を掴んで撮った写真をどう見せるか・魅せるかは撮った人次第。
”明確な答えは無い”と思います



ここまで偉そうなこと散々つらつらと書いておきながら、そもそも僕が撮ってるのは鹿がメインなので、そんなん誰得なんやって話ですけどね笑
まだまだ僕の表現力が足りないのかもしれないー



ただ、どれほどの人がここまで考えて撮っているかって話ですよね。

個人の趣味で"表現"という一動作だけでもこれだけの選択肢があって可能性がある。



改めてカメラって奥が深くて面白い趣味だなと思います。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた

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