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ニューヨーク・サルサのジャズ・ピアニスト Eddie Palmieri


Jazz のピアニスト Thelonious Monk 

Theloniousセロニアス Monkモンク のsolo 演奏を
集めたアルバム「Solo Monk」 (1965年)


と McCoy Tyner 

1977年の album のアルバム 「Supertrios」
下記の Eddieエディ Palmieriパルミエリのものよりも後の作品ですが McCoyマッコイ Tynerタイナー の凄さがよく分かるアルバムです。


に強く影響を受け、Jazz の要素をサルサに持ち込んだ ニューヨーク・サルサ のピアノ奏者 
(Wikipedia 2022.7.1. Eddie Palmieri )

Eddie Palmieri のアルバムを聴き直してみて

「Superimposition」(1970年)


「Vamonos pa'l monte」(1971年)


ライブアルバム
「Recorded Live at Sing Sing』(1972年)


の 3作品が勢いがあってかっこいいのは確かだけれど

Lalo Rodríguez がボーカルを務める

1975年のアルバムの「Unfinished Masterpiece」


と1974年の「The Sun of Latin Music」は


Eddieエディ Palmieriパルミエリ の音楽が更に発展した素晴らしいアルバムだと、つくづく思うようになりました。

どちらも最初は優しく始まるが、ぐっと盛り上がり、迫力はしっかりとある。
演奏の完成度は増していて、繊細せんさいな技を感じるが、同時に実に大胆で、演奏全体が歌っているかのようです。

盛り上がった時の「Unfinished Masterpiece」の音は密度が凄く、まるで分厚い滝のようですが、不思議と圧迫感はなく、気がつくと引き込まれています。

対して「The Sun of Latin Music」はもう少しいい意味での隙間すきまがある演奏に感じます。しかし迫力は劣らない。Lalo Rodríguez の歌もえています。

どちらも本当に素晴らしい。名盤です。

Eddie Palmieri はその後も長年に渡り、優れた音楽家であり続けています。

2000年の巨匠  Tito Puente との共作「Masterpiece / Obra maestra」は実に楽しい踊れるアルバムですし


2006年 の「Simpático」with Brian Lynch のサウンドは何とも美しく、かっこよく、迫力もあって、たまらない魅力があります。流石です。


Eddie Palmieri は現在85才。

85才の誕生日を祝うコンサートでの 
Eddie Palmieri の映像が 
Youtube に上がっていました。
素晴らしい演奏です。


(この記事は以前 Instagram (philosophysflattail)に上げたものを手直ししたものです。)





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