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60'洋楽がスタート。 70'〜邦楽ロックに。その後、J-POPへ…

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60'洋楽がスタート。 70'〜邦楽ロックに。その後、J-POPへと。 自身プロにと、甘い夢を見たが、当然(笑)挫折。 もっぱら聴く側に。 真摯に向き合っていますが、かなり、へそ曲がりなこだわりを持ってます。 「毒舌」多し! よしなに…

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J-POPには日本文化はないのか?

J-POPと文化以前、テレビで「J-POPには日本文化がないからビルボードチャートでトップになれない」と某有名音楽プロデューサー兼keyboardistが話していた。 何か違和感を覚えた。 歌に日本文化がないからチャートの1位を取れない? そんな内容を話していた。 何を言ってるかさっぱり。 出演者は納得してる。 筆者だけがわからないのか。 ちょっと考えてみようか? 日本文化文化と言う言葉を調べてみた。 1 人間の生活様式の全体。人類がみずからの手で築き上げてきた有形・

    • レコードの復権はあるのか?

      今回は音楽業界のトレンドに関して。ちょっと気になった事を… 堅苦しくないように書いてみましょう。 アメリカでのレコードの売り上げがCDを抜いた!そんなニュースが流れてきた。 アナログレコードがCD売り上げを抜いた? 単順に素直にすごい事じゃん。何十年振り? と思ったら…数字のマジックなんだなぁ… 円グラフは2020年のアメリカでの音楽販売の内訳。 全体の85%がストリーミング Physicalって言うのが、CDとかアナログレコードやカセット。 これがたったの9% この中

      • 神輿(みこし)に担ぐ人、旗を振らせる人。

        ロシアのウクライナ侵攻が現実の事になった。 SNSでも話題になっている。 我が国では、直接の影響はまだ少ないように思えるが。 これから影響が表面化するのだろうか? より詳しく知りたいので、色々と調べて見た。 複雑怪奇な事で、自身の不勉強さが露わになるだけ… 情けない… SNSでは、ニュースの動画や、現地の方の声も耳にする。 何も出来ない罪悪感を感じるが、何の答えを見い出す事が出来ずにいる。 政治家に本領発揮して頂くしか無いのが、 すこしばかり悲しい… いい訳になるかも知れ

        • 同世代音楽…

          違和感?若い世代の音楽を、聴くと、「チョット違うな」と思う事もしばしば。 川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」だっけ? とても歌がうまい方。ピッチ(音程)もしっかりしてます。 けれども、違和感も感じるのはなんでだろう。 ジーニーのように魔法のランプから出て 笑わせるよ、魔法は使えないけど お金もないし、力もないし、地位も名誉もないけど 君のこと守りたいんだ。 なるほど…ここらへんなんだろうな。 今の「優しさ」なんだろうとは思うけど、 何も無いのにどうやって守るんだろうと思ってしま

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        J-POPには日本文化はないのか?

          大滝詠一は伝道師だった?

          今更と言ってしまえばそれまでの事。 しかしながら、日本のポップスを語る上で避けては通る事のできないアーティストである事は間違いない。 3年間に12枚のアルバムを制作(1枚は山下達郎のナイアガラ在籍時のベスト)したかと思えば、 「A LongVatican」.「EachTime」2枚のオリジナルアルバムを発表したら隠居? まさに、邦楽ポップス界の伝説と化した。 様々な方が様々な角度で考察されているので、筆者のようなシロウトが「何言ってんだ!」となるのかも知れないが、それでも気づ

          大滝詠一は伝道師だった?

          もう、いい加減歌詞の切り取りやめないか?

          歌詞を追いすぎてはいないか?以前、TVで、クロマニヨンズの甲本ヒロトさんが、 「若い人はみんないいと思う」とした上で、「アナログ世代とデジタル世代の違いで1カ所感じるのは、歌詞を聴きすぎ。僕らは音で全部聴いてた。意味なんかどうでも良かった。ロックンロールはものすごく僕を元気にしてくれたけど、元気づけるような歌詞なんか1つもないんだよ。関係ないんだそんなこと。でもデジタルになると、情報としてきれいに入ってきちゃって、歌詞を文字で追いすぎてるような気が、ちょっとだけする」と考えを

          もう、いい加減歌詞の切り取りやめないか?

          歌は世につれ、世は歌につれない…

          歌は世につれ、世は歌につれ… 昔の歌番組での口上で良く使われた言葉。 「歌は世につれ、世は歌につれ」 歌は時勢の影響を受けて変化し、世のさまも歌の流行によって影響される。と言う意味らしい。 歌謡曲が流行歌と言われていた時代から言われていたのだろう。世間と流行歌が密接な関係だと言うことを表現していたと思われる。 確か、昔、歌番組で、NHKのアナウンサーだった「宮田輝」さんが使われていた記憶があります。紅白だったろうか? ことわざや格言みたい。 なかなか上手く表現されてい

          歌は世につれ、世は歌につれない…

          緑黄色社会はライブバンドだ!

          若いアーティスト 筆者の様な古くから邦楽を聴いていると、若いアーティストをないがしろにしてしまう事が往々にしてあります。しかもそのアーティストを聴くこともなく…すでに推しのアーティストが存在し、それ以外は「ごめんなさい」してしまう傾向は事実存在してしまいます。悲しいことです。聴く前に遮断してしまう。 しかし、若いアーティストにもいくつか「おお〜!」と言うアーティストが存在します。 米津玄師、髭男、藤井風、King Gnu(ミレパ)、あいみょん等、気に掛かるアーティスト

          緑黄色社会はライブバンドだ!

          カヴァーとトリビュートに関する考察

          カヴァーとは?​ ■定義 過去に他人が発表した曲を歌唱・編曲・演奏して発表することである。元は代役を意味する言葉である。聞き手に新たな解釈を提示したもの。本人が発表した曲の場合はセルフカバーという。 ■現実 カバーしようとする歌手がその楽曲を純粋に好んで歌うため・持ち歌不足を補うため・他人への提供楽曲をファンや音楽会社の要望で録音を行うため・有名な曲をカバーすることで宣伝効果が得られるため、等々がある。そのため、歌詞やタイトルが変更されることもある。 ウィキペディアより

          カヴァーとトリビュートに関する考察

          山下達郎と角松敏生

          はじめに誤解を解いておきたい。 というのも、筆者はふたりともファンなのである。 この事を忘れずに読んで頂きたい! なんて難しい題材を選択してしまったのだろうと少し後悔(笑)。 似ていると言えば似てるし。 結論を言ってしまえば「似て非なる物」なのである。 ちょっとその辺を詳しく、また、偏屈に書いてみようか? 師弟関係 結論から言えば全くそういう事はないと断言。何故、そういう事が言われるのか、筆者には謎である。 角松氏が達郎さんのことを師と仰ぐと言ってるのも一因か… 角松

          山下達郎と角松敏生

          アニバーサリーDVDをみた!

          奇しくも同じ状況でのアニバーサリーライブ 奇しくも、40th Anniversary Yearだったふたりのアーティストが、揃ってその公演のDVDをリリースした。デビュー時から聴いていたふたりなので興味もあり、視聴。ここ最近、ふたりともライブでの動員数が懸念されている。さらに、コロナ禍で様々な制限の中、ふたりがどの様なパフォーマンスを繰り広げるか、期待半分、不安半分で観た。 ひとりはCityPopが取り沙汰されていた当時、デビューした「角松敏生」 もうひとりはロックのビー

          アニバーサリーDVDをみた!

          邦楽ロック日本語論争についての考察

          70'初頭、邦楽ロック黎明記。 70'代初頭、輸入品であったロックを英語で演るか、 はたまた日本語で演るか。論争がおこりました。 今では、どうでもいい事が真面目に議論されました。 シェキナベイベーの内田裕也氏を中心に、 グループサウンズ、モップスの鈴木ひろみつ氏 ミッキー・カーチス氏等が英語派。 日本語派として、はっぴいえんどの大滝詠一氏。 ただ…これにはちょっとした問題があり、内田裕也氏としては、日本の芸能界を席巻していた「歌謡曲」に対して、メディアを通し、

          邦楽ロック日本語論争についての考察