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神輿(みこし)に担ぐ人、旗を振らせる人。

ロシアのウクライナ侵攻が現実の事になった。
SNSでも話題になっている。
我が国では、直接の影響はまだ少ないように思えるが。
これから影響が表面化するのだろうか?
より詳しく知りたいので、色々と調べて見た。
複雑怪奇な事で、自身の不勉強さが露わになるだけ…
情けない…

SNSでは、ニュースの動画や、現地の方の声も耳にする。
何も出来ない罪悪感を感じるが、何の答えを見い出す事が出来ずにいる。
政治家に本領発揮して頂くしか無いのが、
すこしばかり悲しい…

いい訳になるかも知れないが、
音楽についてのアカウントなので、政治的な事は触れずに
少し感じた事を書いてみよう。


その中で、有名人アーチストの歌をあげてる方も見られた。

イマジン…
平和を我等に
兵隊にはなりたくない ジョンレノンの楽曲。 

ホワッツゴーインオン…マービンゲイの楽曲… 

日本の楽曲もあがってる…

明日なき世界 忌野清志郎

Weekly News 佐野元春 

The War Song 山下達郎

分かるんです。推しのアーチストを代弁者にしたい気持ち。
でも、彼等は政治家でもないし、
活動家でもない。
英雄でもない。
彼等が解決してくれる事は無いのです。

ジョンレノンや忌野清志郎も、
「生きていれば何て言っただろう?」なんて言うのも… 
英雄扱いや、予言者扱いも見られる。

こういう人が、「神輿に担ぐ人」「旗を振らせる人」なんだ!
アーチストに何を望んでいるのか?
彼らは「ヒーロー」では無い。
おかしな扱いをされて喜んでいると思ってやしないか?
(まずいぞ…ヒートアップして来た…)

ブルース・スプリングスティーンの「ボーンインザUSA」を選挙で使用した政治家がいたが、内容も知らず使ったと言う。
なんと哀れな政治家なんだ!

日本でも高田渡の「自衛隊ヘ入ろう」を
自衛隊入隊の宣伝で使おうとしたのは
余りに有名な逸話。
褒め殺しのイヤミな歌だったのに。

あなたはこれらの人と同じなのだろうか?
だとしたら「哀れな人」に…

もうちょっと深く知ろう!

少しだけ、もう少しだけ深く知ってさえいれば、
間違えなかった。
百歩譲って、テーマソングとして使うならいざ知らず、
アーチストを神輿に担いで、
旗まで振らせようとする。
おかしなファン意識だ!
アーチストはアーチスト!
ミュージシャンはミュージシャン!
それ以上でも、それ以下でもない!

彼等はあなたに向けて
あなただけにメッセージを送ったんです。
神輿に担がれる為でなく。
旗を振らせられる為でなく。
あなたの心に直接。
話しかけたのに、理解してもらえない。
なんて悲しい話なんだろう。


どう解釈しても構わない。
けれども、利用するのはいかがなものか?
理解もできずに…
彼らが何を本当に伝えたかったか。
本質を歪めて、自分勝手に解釈し、
彼等を英雄扱い…
せっかくのメッセージを歪めてはならないのだ!

まずは彼等を理解して欲しい。
彼等もただの人間なのだ!
聖人君子でも無ければ、
スーバーマンでも無い。
ブッダでも無ければ、 
キリストでも神でもないのだ!
アイドルでも…

もうこれ以上悲しい想いはさせないで欲しい!

ファン基質はわからない訳では無いのですが、
彼等が何をしても、カッコイイなんて言う反応は、
彼らの価値を下げる意味しか無いのです。
お願いですから、
彼等を素晴らしいアーチストのままでいさせて下さい!

※熱狂的になったり、好きすぎてと言うこともわかります。
けれども歪んだり、知識が無かったり、
表側だけをサラッとなぞるだけだと、
誤った事になりかねない。

辛辣、毒舌、本当にごめんなさい。
彼等のメッセージをフィルターを通さずに受け止めて欲しい一心での事です。
最後までお読み頂きありがとうございます❣













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