僕がお酒をやめた方法
先日、こういったnoteを書きました。
少しでも酒をやめたいなと思ってる方のヒントになればと思い書いています。
今日も、その続きを書きたいと思います👍
さて、「お酒をやめた方法」です。
禁酒の話なので、全人類適用の100%鉄板の方法論は無いのかな、とは思います。
あるとしたら、個々人に合った方法でしょう。
また、禁酒に際して、物理的な道具やシステムで禁酒を達成するイメージは、僕は持てませんでした。
なので、方法と言っても、「考え方」のような話がメインになります。
ただ、この禁酒における考え方こそが、禁酒を達成するのに重要では?とも思っています。
そういった話で良ければ、ぜひお読み頂ければ嬉しいです😃
まとめ
一番大切なこと
何が何でも、例外を作らないこと。
これに尽きます。
ここでいう例外とは、当然酒を"一口でも"飲むことです。
例えば
「今日だけは、大事なお客さんとなので、飲もう」
とか、
「この一杯だけは、飲もう」
さらには、
「禁酒じゃなくて、節酒にしよう。酒の量を減らすことから始めよう」
などです。
僕が禁酒に成功している一番の理由は、この「自分に対して、例外を許さなかった」からだと確信しています。
人間、弱いものです。
僕も、本当に意志が揺らいでしまう人間です。
やると決めたことを守れなかったことは、人生で何度もあります。
人間、ほころびが生じるのは、大抵小さな例外からだと思っています。
少しだけ、少しだけ、から始まって、気づけば大きくなっている、なんてことは良くあります。
大袈裟かもしれませんが、犯罪もそうやって起きるようですね。
最初は、小さな出来心。
でも、その小さな綻びがキッカケとなって、気づいたら大きな過ちを犯してしまうものかなと思います。
(そういう話を聞いたことがあります)
なので、節酒ではなく、禁酒が重要と思います。
小さな酒の一口を許さない。
では、以降では、どうすれば、その小さなキッカケを防げるのか?について書いていきたいと思います。
内発的な酒を飲みたいという気持ちに対して
▶︎ 考え方
僕は基本的に、自分の脳に
「禁酒 = 辛いもの」
というイメージを与えないように努力しました。
逆に
「禁酒 = 心地よいもの」
というイメージを、自分の脳に植え付けるにしました。
わかりやすい例で言うと
「禁酒しているので、甘いものは無制限に食べて良い」
と自分に許可したり。
また、
「禁酒しているので、今まで安い肉を買ってたのを、今後は良い牛肉にしよう」
としたり、などです😀
このように、禁酒が辛いものでなくなったのが、継続できている要因とも考えています。
▶︎ 習慣
習慣の面で、ビールを飲むことが根付いている方もいらっしゃると思います。
僕は、非常にシンプルな解決策として、
「毎晩のビールの習慣」
に対しては、「ノンアルコールビールを飲む」という解決策を取りました。
「解決策」なんて大袈裟に言えるのかわかりませんが、事実、ノンアルコールビールが大きな解決策になりましたね。
最近のノンアルコールビールは良く出来ています。
個人的にはサントリーのオールフリーが好きです。
口に含んだ時の味は、ビールとの違いはわかりません。(ちょっと薄いです)
僕の場合は、脳が、「よく冷えた、苦味のある飲み物」を口に含むと、あたかもビールを飲んでいるように錯覚してくれたように思います。
なので、ノンアルビールを飲むことで、脳が発する飲みたい衝動は、かなり抑えることが出来ました。
ちなみに、禁酒して10年経った今も、ノンアルビールは飲んでいます。
もう、これを飲むのが習慣になっていますね😅
当然、体に悪いものではないので、止めるつもりの無い習慣となっています。
また、各社ノンアルコールビールを出しています。
そういった味の違いを楽しんだりしています。
チューハイのノンアルコールも好んでよく飲んでいます。
▶︎ 自ら、急に酒を飲みたくなったら
そうやって、ノンアルで習慣的に脳を満足させれたとしても、突発的にめちゃくちゃ酒を飲みたくなることがありました。
それも他人から酒をすすめられるんではなく、自分の心の中で、一人で急に飲みたくなるという衝動です。
こういう感情になるのは、禁酒を始めてから2週間ぐらいの間までは起きましたね。
3週間目ぐらいからは、全くそういう感情は起きませんでしたが。
さて、突発的に異常に酒を飲みたくなったらどうするか?
僕は、以下の究極の2択を自分自身に突きつけていました。
「自分の夢と酒、どっちを取るか?」
答えは常に、「自分の夢」でした。
前回のnoteで詳細に述べましたが、僕は夢(起業の目標)を達するには、酒を飲みながらは不可能だと判断してました。
酒は明らかに僕の弱点でしたので。
なので、この答えは常に自分の夢を選択してました。
今日1日は頑張ろう、
今日1日は頑張ろう、
そう思っていたら、あっという間に2週間が過ぎましたね。
そして、上述の通り、3週間ぐらいしたら、一人でいる時に衝動的に酒を飲みたくなることは無くなりました。
▶︎ 代替品を当てがって、脳を満足させる
僕は、
「酒を止めるためなら、何でもやったるで!」
ぐらいの気持ちで禁酒をしました。
なので、禁酒の代わりに、他の弊害が出ることは、しょうがないと割り切っていました。
例えば、好きなものばっかり食べて太ってしまうことは、もう禁酒の神への生贄として捧げようと思っていました。
やはり、脳に我慢ばかりさせててはいけないと思います。
僕は、酒を我慢する分、甘いものはかなり食べるようになりました。
そして、気づけば、甘いもの x コーヒー の組み合わせにどハマりしていましたね。
かなり太りました。
でも、それでも良いのです。
甘いもので脳を満足させられれば、それで脳がダマされてくれた面がありましたので。
ちなみに、禁酒をしてから数年後、余裕が出来始めたタイミングでダイエットもしました。
外部からの酒を飲むような刺激に対して
▶︎ 最強の敵!飲み会での、飲ませようとする雰囲気
このテーマは、「外部から」酒を飲むように働きかけてくる刺激についてです。
わかりやすく言えば、飲み会とかで、禁酒してると告げると、めちゃくちゃ酒を飲めと勧めてくる人いますよね😅
「飲めよ〜、飲めよ〜笑」
みたいなノリで。
「酒を飲まな、人生の半分損をしている」
などとの持論をぶち上げてくる人もいます。
僕の周囲でも多々いました。
こういう方は、悪意は無いんですよね。
ただ、飲み会を盛り上げたい、一緒に楽しみたい、みたいな人が多いです。
一方で、せっかく禁酒しているのに、雰囲気的に飲めと迫られるのは非常に辛いです。。。
経験者なので、よくわかります。
「飲まないと雰囲気が悪くなる・・・」
などと、空気を読んで、酒を飲んでしまう人もいるんではないでしょうか?
僕は、飲み会自体には参加していました。
なので、僕にとっては、禁酒を挫折する一番の強敵は、こういった飲み会での飲ませようとする雰囲気だったと言えます。
では、こういった雰囲気にどうやって対処したか?
それを書いていきたいと思います。
対処方法としては、僕は飲ませようとしてくる相手を「笑わせてあげる」ということは、かなり意識していました😀
大抵、「お〜い、飲めよ〜」などと絡んでくる人というのは、その場を盛り上げたいのです。
本当に真剣に「飲め!」と言われたことは、一回もありません。
この軽いノリの「お〜い、飲めよ〜」と言われた時に、返す一言目が肝心やなと気づきました。
僕も最初は、
「いやー、肝臓の数値が悪くて。。ガンマGTPが高いんです」
などと、健康面の理由で逃げようとしました。
すると、会社の上司と飲みに行った時です。
会社の上司が軽いトーンで「お〜い、飲めよ〜」と言ってきたんです。
僕が肝臓の数値を理由に断ると、上司や、その場にいた先輩らが、口々にこうい言いました。
「俺の方がガンマGTPが高い。それでも飲んでる」
「俺は、胃も荒れてるが、それでも飲んでる」
などと、ようわからん、自慢?大会になってしまいました。😅
実際に、僕よりもガンマGTPの値が悪い人が多くいました。
どんどん追い詰められてきて、余計に飲まないといけない雰囲気になります。
この時は、僕はなんとか逃げ切りました。
が、飲み会の雰囲気が悪くなったのは感じました。
「おーい、飲めよ〜」と言ってきた人の、場を盛り上げたいという意図とは真逆の行動をしてしまっていたのです。
その経験で僕は学びました。
この健康面の言い訳は通じんなと。
その後日、その会社の上司と共に、取引先の接待に行った時です。
また、僕が酒を飲まないことを告げると、
「いやいや、最初のビール一杯ぐらい、飲もうよ!」
などと、取引先からも誘われます。
僕は、事前に盛り上がるような返しのフレーズをいくつも考えておきました。
「すいません!この店のジンジャーエールを空になるまで飲むんで勘弁してください!」
と言い、本当にジンジャーエールを一気しまくりました。
他にも、「死んだ祖父の遺言で、飲めないんです。。」と言って、本当にカバンから遺言の封筒を出したり。(封筒は空です)
また、「わかりました!店員さん、レモンサワーのサワー抜きをお願いします!」などと言ったり。
ともかく、場が盛り上がるような行動を心がけました。
(上記のことは、文字で書くとおもしろくないですが、実際に行動をすると、それなりにその場では笑いを取れました😅)
少しでも笑いが起きると、みんな
「ワハハ! ま、いっか」
となるんです。
僕の経験則から、少しでも場を盛り上げれたら、100%、誰もそれ以上飲めと言ってきませんでした。
それ以降は、むしろ盛り上げるのが楽しくなり、カバンにいくつも小ネタを仕込むようになったぐらいです。
なので、つまり、「おい、飲めよ〜」と絡んでくる人に対して、真正面から正当な?健康面などの理由で拒否してはいかんな、と学びました。
そうではなく、単に盛り上げたいだけという意図を汲み取って、盛り上げることには大きく協力したという意味合いです。
この返しを身につけたことによって、最終的に、どんな飲み会、接待、お祝いの会などでも、酒を飲まずにやり過ごせました。
▶︎ 飲み会自体への参加
酒から遠ざかるために、飲み会への参加を減らすことも考えました。
ただ、僕は、飲み会には普通に参加するようにしました。
例えば、本来ならば友達の集まりに参加したいのに、”酒のために行かない”、と判断をしたとします。
すると、自分の中で禁酒が悪者になってしまう・・・と思いました。
そうなってしまうと、長期に渡っての禁酒が辛いものになってきます。
禁酒=楽しいこと と脳に覚え込ませるためにも、飲み会自体には普通に参加しました。
僕は酒を止めて気づきましたが、参加している仲間が楽しければ、どの飲み会も、酒なしもで楽しいです。
間違いないです。
一方で、楽しく無い人たちとの飲み会は、シラフだと本当に楽しく無いと感じますね😅
一度、会社の飲み会にて、愚痴大会みたいになりまして、本当に「早く帰りたい」とずっと思っていました。
酒を飲んでいる時は、楽しく無い飲み会だとしても、酒で脳を麻痺させてただけなんですね😅 きっと。
そういうことに気付いてからは、そもそも素直に参加したいかどうかだけで、飲み会への参加を決めるようになりました。
▶︎ スーパーの酒コーナー、居酒屋の通り
「外部からの刺激」という意味では、視覚的に酒を避けるようにはしていました。
例えば、一人で買い物をしたり、街を歩くとします。
そういう時には、当然ながら、わざわざ酒を売っている場所の前を通らないようにしていました。
些細なことですが、こうやって視覚的にも、外からの酒に関する刺激を避けるようにはしていました。
補助ツールとして
▶︎ 禁酒からの日数を数えるアプリ
ツールを使わなかったと書きましたが、そう言えば一つだけ有効だったものを思い出しました。
僕が禁酒を始めた当時は、
「禁酒の日数を単に数えるアプリ」
がありました。
開始日を入力するだけで、毎日カウントしていくのみの機能です。
シンプルなアプリですが、努力が日数として表れてくるのは、嬉しかった記憶があります。
長くなりました🙇♂️
僕が酒を止めた方法は、こんなところです。
改めて文字として書いてみると、当事者としてはかなり深刻に取り組んでましたが、客観的に見ると滑稽の極みですね。
でも、上述したような方法が無ければ、酒は止めれへんかったなとも思います。
なので、成功した部類かなと自分では思っています👍
本当に最後まで読んでいただき有難う御座いました。
皆さんの禁酒ライフが充実されることを祈っています!
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