#あの選択をしたから 〜高校での成績最下位が、キャリアに良い影響を及ぼした〜
高校時代 - ある決断
僕の人生における重要な転機の一つは、高校時代のある選択に始まりました。
その選択は、僕が文系・理系を選ぶ際において、他の多くの人々とは異なる考えをとった(とらざるをえなかった)ことであり、最終的に僕の将来に大きな影響を与えました。
もちろん、高校時代の文系・理系の選択をした時に、この選択が後の僕の人生に大きな影響を及ぼすなんて、知る由もありませんでした。
高校時代、最下位の成績
高校生活は誰にとっても夢と希望いっぱいの時期であると同時に、将来の進路についての選択を迫られる重要な時期でもあると思います。
僕は高校に入学した当初、成績が低い方で、学年で最下位の成績を収めてしまいました。
進路選択に迷うぐらい、酷い成績でしたね😅
文系・理系の選択 - 新たな可能性
高校1年の最後に、文系か理系かを選択する必要がありました。
大体の多くの友人が
「数学が嫌いだから、文系にする」
などと、教科の得手、不得手で選んでいました。
しかし、僕はちょっと違う視点からこの状況を受け止めました。
僕は成績最下位なぐらい、得意教科がありません。
全部、苦手です。
得意な教科が全くないことから、開き直りました。
いや、開き直らざるを得ませんでした。
教科の得意、不得意じゃなければ、どうやって文系・理系を選ぶか?
を、考えました。
当時の僕が特に興味を持っていたのは環境問題でした。
環境問題を扱う仕事に近づく方で、文理を選べばええんちゃうか?
と考えました。
環境問題に対する関心は、僕の進路選択に大きな影響を与えることになります。
周囲と少し違う文理の選択
高1の最後に、僕は自分の将来を見据えて、環境問題に関連する仕事に近づくために理系を選ぶことを決断しました。
この選択は、当時の周りの友人たちと比べて珍しいものでした。
先ほど書いた通り、多くの友人が得意な教科をベースに文系か理系かを選んでいました。
もしくは、仲の良い友達が行くからという理由でした。
一方、(カッコよく言えば)僕は自身の興味と将来へのビジョンに基づいて選択しました。
結果的に、ですが、そういう考えで文理を選びました。
社会へ - 技術者としての道
そのまま、大学は理系の学部に進学。
大学卒業後、僕は技術者としてメーカーで働く道を選びました。
この仕事は、僕の技術に関する深い知識を積み重ねる貴重な機会となりました。
しかし、後に商社に転職することになり、文系の職場環境に飛び込むこととなりました。
営業マンとしての個性 - 技術がわかる価値
この転職は、僕にとって重要な転機でした。
文系の会社の中で、技術に関する知識を持つ営業マンとしてのポジションは、僕の個性を光らせることができるものでした。
僕は技術に関する専門知識を持ちながら、ビジネスの側面も理解することができました。
これは僕のキャリアにおいて大きなアドバンテージでした。
起業の決断 - 技術系ベンチャーの道
そして、最も重要な転機は、起業の決断です。
起業を考える際、僕は迷わず技術系のベンチャーの方向性を選択しました。
理系の背景を持つ僕にとって、技術系のベンチャーは自然な選択であり、僕のスキルセットと興味に合致していました。
この選択が僕にもたらしたものは計り知れません。
起業に至る細かい話は、こちらのnoteで書いています。
技術系ベンチャーの成長 - あの選択が光る瞬間
技術系のベンチャーを創業したことで、僕は独自の技術を持つことができました。
この技術は他社との交渉や競争において優位に立つ要因となりました。
技術の専門知識を活かし、ベンチャーを成長させることができました。
あの選択をしたから
そして、僕が設立したベンチャーは、2020年にはバイアウトに至りました。
バイアウト。
聞き慣れない用語かもしれません。
M&Aによって会社を売却することでして、一応、ベンチャー企業の創業者にとって、成功の一つとされていることです。(僕の場合は、本当に本当に小ぶりな成功ですが。。)
この成功は、僕の選択が正しかったことを示すものだと思います。
今振り返ると、
「ああ、高1のあの選択が良かったな」
と、切に思います。
結論 - 選択肢と個性
このように、僕の人生における重要な転機は、高校時代の選択から始まりました。
成績が最下位であったことから、得意な教科に縛られることなく、将来を見据えて自身の興味に合った道を選びました。
その選択は、文系・理系の違いを超えて、僕の個性を発揮し、大きな成長と小さな成功への道を切り開く助けとなりました。
技術に関する専門知識とビジネススキルを組み合わせ、起業の成功につなげることができたのは、この選択があったからこそです。
人生においては、選択肢を選ぶことが大切です。
それぞれの選択が未来にどのような影響を与えるかは予測できませんが、自分の興味やビジョンに合った選択をすることは、成功への道を切り開く一歩となることやろなと、振り返ってみて、強く思います。
この経験から学んだことは、その一瞬・一時だけの偏った周囲の意見や考え(友達が多いから文理を選ぶ、数学が嫌いだから文系にする等)に依存して、大きな選択をすることへの違和感と危うさです。
そして、それよりも、純粋に自分の興味に基づいて選択をする重要性です。
僕は、生きれば生きるほど、歳を重ねれば重ねるほど、
「人生というのは、思ってた以上に単純でええんやな。”好き”を大事にするだけでええんやろな」
ということに気付きます。
それを象徴するのが、僕のこの理系を選んだ話です。
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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