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90年代個人的洋楽10選Ⅷ

最近洋楽ばかりやってますが、やっぱり一番好きな音楽だったりするので個人的にやりやすいです。90年代洋楽はもう8回目だったりしますが、今回はすべてコンピレーションアルバム集「MEGA HITS *90s」という以前にも何回か紹介した90年代の洋楽ばかり集めたCD全集からの楽曲となります。80年代洋楽の同シリーズ「MEGA HITS 80s」などの比べると時代的な背景もあるのかそこまで聴きやすい好きな曲ばかりという感じではなかったですが、時間が経つにつれだんだん好きな曲も出て来たり、洋楽特有の「最初は分からなかったけど」な曲が多いかなという感じがしました。まあ今回のは初めから好きだった聞きやすい曲が多めですが。そんな感じですが早速どうぞ。


Impulsive / Wilson Phillips (1990年)
前回の「90年代個人的洋楽10選Ⅶ」で3曲も紹介したウィルソン・フィリップスの曲でこの曲もこのコンピレーションアルバム集に入っていてやはり聞きやすくて一発で気に入った曲ですね。活動期間は3年くらいと短かった彼女たちですが血統の良さ(ビーチボーイズやパパス&ママスの娘たち)とそのビジュアルの良さであの当時はかなりアメリカで人気がありたぶん日本でも結構ファンがいた感じも受けたりします。80年代後期から90年代初頭にかけてのまだ豊かなバイブスの残っていた時代の明るいポップスって感じが個人的には好きですね。


Show Me The Way / Styx (1991年)
これは当時イラクが隣国クウェートへ攻め込んだ際にアメリカなどの多国籍軍がその制裁として始まった湾岸戦争への反戦歌として発売され、大ヒットを記録したステイクス久々のヒット曲です。70年代後半にヒットを飛ばしていたバンドで僕自身もこのコンピレーションアルバム集の70年代版で存じておりました。TOTOやジャーニー、カンサスといったメロディアスな聞きやすいヒット曲多めのロックバンドという括りで「産業ロック」などと揶揄されたりしていましたが、聞きやすいロックが好物な僕はこういったバンドとかも大好きですね。そんな彼らの久々のヒット曲は今の時代にも通じる普遍的なメッセージも兼ね備えていると思います。あの当時よりもっと今の方が世界情勢は混沌としていますし。


Joyride / Roxette (1991年)
スウェーデンから出てきたアバ以来の世界的なヒットを飛ばしたグループがこのロクセットで、「プリティウーマン」の挿入歌「愛のぬくもり」に続くビルボード1位を記録した曲です。ボーカルは「愛のぬくもり」で歌っていマリー・フレデリクソンではなくパー・ゲッスルでまた違った魅力があっていいですね。この曲も聞きやすさ満点でこのコンピレーションアルバム集の中では一発で気に入ったもののひとつです。キャッチ―なポップロックソングでまだ80年代っぽさの残る近未来感が個人的には好きです。


Unbelievable / EMF (1991年)
「ハウスミュージックのエッセンスとハードなロックサウンドをミックスした刺激的なナンバー」だそうです。すいません、このコンピレーションアルバム集の解説文をそのまま掲載してしまいました。僕はこのシリーズの解説文がかなり好きでいろいろな洋楽の情報が載っていてかなり勉強になったりしました。洋楽好きの僕の友人も「これかなり詳しくて勉強になる」みたいなこと言ってましたし。言葉から入ることも多い洋楽探索ですが、このコンピレーションアルバム集はCD付きで、余計にあの当時の洋楽聴き始めの身にはありがたかったですね。楽しかったですし。この曲はビルボードで1位にもなり、レッチリみたいなミクスチャーロック(それより売れ線っぽいですが)って感じがいいですね。


Mr. Wendal / Arrested Development (1993年)
90年代から洋楽でも本格的にヒップホップがヒットチャートに乗ってきて、まあ僕はそんなにヒップホップは得意ではないのですが、これは聞きやすくて「ヒップホップもいいなあ」とあの当時の洋楽初心者の耳にも馴染んでいた楽曲でした。扱っているテーマはホームレスとかヒップホップには多い社会問題的な内容ですが、そこを黒人特有のリズム感に乗せてリリックしていっている初期のヒップホップからしてやっぱりカッコいいですね。久しぶりにちゃんと聞いて、あの当時「俺もヒップホップの良さが分かってきている」と洋楽初心者は少し悦に入ったりしてしていたことを思い出しました。何せかなり見栄っ張りな性格でしたので笑。


Girls & Boys / Blur (1994年)
90年代洋楽ロックと言えば出て来るイギリスのロックバンドですね。オアシスとともにブリットポップ旋風を巻き起こして日本でも大人気でしたが、僕自身そこまでブラーを通っていなくて圧倒的にオアシス派だったからそこまで詳しくないですが、この曲はその中でも一番くらいに有名でヒットした曲かも。別のコンピレーションアルバムで90年代洋楽コンピレーションアルバムと言えばな「NOW」シリーズにも収録されて洋楽初心者には結構おなじみだったり。個人的な意見ですが。ブラーはオアシスと違っていろいろなジャンルにやっていてこの楽曲はユーロビート的なデジタルロックみたいな感じで結構好きです。MV初めて見ましたが、この当時のデーモン・アルバーンはヤバいくらいに男前ですね。


Whatever / Oasis (1994年)
「OASIS個人的15選」では惜しくも漏れたオアシスの数ある代表曲の一つです。個人的な好みの問題であっちには入れなかったですが、こういうヒットソング集的なシリーズには「90年代洋楽」のどこかで入れようかなと考えていたのでここで入れることが出来てよかったと思います。流れ的にブラーの次とか収まりもいいですし。CMとかでも使われたりしてオアシスを知らない人も聞いたことある曲かも。僕はもう少し骨太な曲とかが好きなので向こうでは外しましたが、いい曲であることには変わりないと思ったりします。


Back For Good / Take That (1995年)
個人的に好きなロビー・ウィリアムスのいた90年代を代表する洋楽のアイドルグループ、テイクザットのアメリカでの唯一のヒット曲です(ビルボードで7位)。本国イギリスではかなりヒットを連発していたみたいですね。アメリカのアーティストも好きですが、イギリスも洋楽では大好きで、どっちかというとロックが凄すぎてイギリスの方が好きなアーティスト多めかな。ビートルズとかレッドツェッペリンとかローリングストーンズ、オアシス、レディオヘッド、ああ、凄すぎるぞ、UK。こういうアイドル的なアーティストも何かイギリスっぽい深さみたいなものが感じられ同時代に活躍したアメリカのバックストリートボーイズとは違う、いい味出しているなあと思ったりします。ここではゲイリー・バーロウがボーカルを取っておりますが、ソロになってからファンになったロビー・ウィリアムスはどこで歌ってるんやろ。ちょっと探してみます、そこまでテイクザットには詳しくないので笑。


Roll To Me / Del Amitri (1995年)
これは「MEGA HITS *90s」で初めてしった掘り出し物の楽曲で、最初聞いた時はスルーしたりしておりましたが最近になってというか、後年、ようやくその良さが分かってきた軽快なロックソングであります。90年代後半の良い感じで乾いた空気感をロックに乗せて、カルマとか関係のない「軽い感じ」が何か新しい時代のロックみたいな響きもあり、新鮮ですね。こういうロックとかも好きなんやなあって思ったりしました。MVはあったのですが、やや気持ち悪かったので静止画で失礼します。赤ちゃんが顔だけ大人とか、結構きつかったので笑。


Follow You Down / Gin Blossoms (1996年)
これも前曲と似た感じの軽快なロックソングで好きですね。これもこのコンピレーションアルバム集で初めて知った曲で。今はサブスクとかでいろいろ好きな曲聴いていたら人工知能が「こういう曲あなた好きなんでしょ?」的にどんどん紹介してくれるみたいですが、アナログな人間なので、やっぱり偶然や苦労を伴って出会った曲により「運命」めいたものを感じでありがたみもその分湧いてきますね。自分でCD屋覗いてジャケット買いして外れもあったけど当たった時の喜びは忘れられないですし。ラジオから流れてきた曲に持っていかれたり。サブスクは便利でいいとは思いますが、そういう音楽との偶然の出会いとかが、今の時代は少なくなってきたのかな、とか思ったり。すいません、古い人間なので笑。ああ、そんなこと言うような歳になったなあ笑。ロックパイセン(自分より上の年齢のロックに詳しい人達)を見上げていた時代が懐かしい笑。



意外にまたジャンルがロックとか男性ボーカルに偏ったりしてましたが、まあ「MEGA HITS *90s」からのみの選曲だったので仕方ないか。次はまたマライアキャリーとか女性ボーカル多めで行くと思います。90年代洋楽も8回目とかでそろそろネタも尽きるかなと毎回やるごとに思ったりしているのですが、まだまだ行けそうです。でも80年代洋楽の方がネタは多めかなと思ったりするので音楽記事もあと何年かは出来そうかな。なるべく週一回くらいのペースを保って行きたいですが、10月からまたかなりしんどい大学が再開してしまうので、やっている余裕はなくなりそう笑。でもストレスたまりまくってガス抜きにやるかもです。次あたりはそろそろ邦楽で「昔作ったMD、カセットテープ」のキックザカンクルーの後半やってみたいと思います。予定なので変わるかもですが。ではまた何かの10選とかで。

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