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column vol.47
新型コロナウイルスによってオンラインシフトが著しいですが、ここ最近、さまざまなニュースを目にしたので、今回、私が気になった記事をご紹介させていただきます。
思わぬ出会いに期待「オンライン選書」サービス
「入場料のある本屋」として話題の六本木にある書店「文喫」でオンライン選書宅配サービスを始めたそうです。
〈Hanako.Tokyo / 2020年8月26日〉
読んでみたい内容や知りたい情報を伝えると、店員がテーマに沿った本を選んで送ってくれるとのことです。
自粛期間中に書籍を読む時間があったのですが、なかなか読みたい本が決められなかったので、ニーズがあるのはよく分かります。
元々、仕事関係の書籍を優先的に読んでいるのですが、今までは課題がはっきりしているか、もしくは本屋でぷらっと探して、気になる本を手にしていたのですが、この時ばかりは本屋には行けません。そして、何よりコロナ後の世界を見通している本も無い時期だったので、結構悩みました。
この時は、SNSで流行った「ブックチャレンジ」を見て、識者が進める本を参考にして選んでいました。やはり、自分だけで選ぶと視野が狭くなりますし、第三者からのオススメはありがたいものです。
「参加型」広告でコンバージョンアップ!
「豆腐少女」というモバイルゲームはご存知ですか?女の子のキャラクターを画面タップでジャンプさせ、次々と出現する弾力のある豆腐のブロックの上に着地させていくという内容なのですが、「プレイアブル広告」を採用したそうです。
<TikTok For Business / 2020年9月3日>
「プレイアブル広告」とは、広告の中でアプリを疑似体験できるインタラクティブな広告のことです。
一度始めたらヤミつきになるという自信があるコンテンツなら、何より試してもらうことが一番効果的です。
実際、Pangleで実施した『豆腐少女』のプレイアブル広告は、CTR(クリック率)とCVR(コンバージョン率)の両方が増加するという結果に。
プレイアブル広告が表示される可能性は2倍まで高まっており、『豆腐少女』のプレイアブル広告のCVRは、非プレイアブル広告のCVRの3倍の獲得に至ったそうです。
いずれにせよ、モバイル広告は静止画から動画に移り、さらにインタラクティブになっている。広告制作も新たなステージに突入しています。
TikTokを追撃する新たなアプリが躍進
次に来る音楽動画シェアアプリとして人気急上昇になっているのが、アメリカ発の「Triller」です。トランプ大統領もアカウント開設し、注目を集めています。
〈AMP / 2020年8月27日〉
現在、TikTokのフォロワー数で見るインフルエンサー・トップ50のうち、そのほとんどは米国とインドのインフルエンサーで占められているので、TikTokがアメリカで禁止された場合は、Trillerに鞍替えするインフルエンサーが一気に増える可能性があります。
日本でも、このアプリがポピュラーになる日が来るでしょう。
ちなみにTikTokといえば、最近面白いと思った事例が、タクシー会社「三和交通」の投稿です。
〈Jタウンネット / 2020年8月22日〉
本日時点で、28,700もフォロワーを獲得しているから、すごいものです。
最近は、TBSドラマの『私の家政夫ナギサさん』などの影響もあってか、「かわいいおじさん」にスポットが当たっているようなので、同じおじさんとしては微笑ましい事例です。
「スパチャ」上位を日本の○○○が席巻
YouTubeのライブ配信で、視聴者がコメントと共に直接お金を送れる投げ銭機能「スーパーチャット」について、この度、累計金額の世界ランキングが「Playboard」で発表されたそうです。
〈ABEMA TIMES / 2020年8月29日〉
1位は何と日本のVTuberが輝いたそうです(累計金額8942万円)。1位に輝いたVTuberの名前は「桐生ココ」。いずれ、マスメディアでもフューチャーされるでしょう。
ちなみに、ランキングのトップ10のうち8チャンネルが日本人で、そのうち7チャンネルがバーチャルYouTuber、いわゆるVTuberだったそうです。日本のカルチャーが世界から評価されています。
といったように、「選書サービス」から「VTuber」まで、多岐に渡って最近のニュースをピックアップさせていただきました。
デジタル分野のコミュニケーションは、めまぐるしく変化しています。私もアンテナ張り巡らせてついていきたいと思います!
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